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映画ニュース 2020/9/24 18:00

水川あさみが真剣な眼差しで“切り絵”と向き合う…『滑走路』からメイキング写真が到着

32歳の若さでこの世を去った歌人、萩原慎一郎の遺作をモチーフにオリジナルストーリーで映画化した『滑走路』(11月20日公開)より、それぞれが“心の叫び”を抱えて生きる3人の主人公を演じた、水川あさみ、浅香航大、寄川歌太の姿を捉えたメイキング写真が到着。あわせて、10月31日(土)に開催を迎える第33回東京国際映画祭にて特別招待作品として上映されることがわかった。

【写真を見る】萩原慎一郎の遺作を映画化した『滑走路』からメイキングカットが到着
【写真を見る】萩原慎一郎の遺作を映画化した『滑走路』からメイキングカットが到着[c]2020「滑走路」製作委員会

本作の主人公は、将来への不安を抱える切り絵作家、過重労働に苛まれる官僚、いじめの標的になった中学生の学級委員長。そんな性別も世代も異なる3人の人生が、“ある青年の死”を巡り交差していく様を通して、現代を生きる若者が非正規、いじめ、過労、キャリア、自死、家族などの不安や葛藤を抱えながらも、希望を求めて懸命に生きる姿を鮮烈に描きだす。

解禁されたメイキング写真には、切り絵作家を演じた水川が、劇中に自身の作品を提供したアーティストの河野里美からレクチャーを受ける様子などが切り取られている。自宅でも切り絵の所作の練習を重ねて撮影に臨んだという水川について、大庭功睦監督は「役を練り上げるための努力を惜しまない、とても信頼できる俳優さんだと思いました」とコメント。

若手官僚を演じた浅香航大は原作者である萩原の家族と対面した
若手官僚を演じた浅香航大は原作者である萩原の家族と対面した[c]2020「滑走路」製作委員会

また、非正規雇用問題に取り組む厚生労働省の若手官僚という難しい役どころに挑んだ浅香は、撮影現場を見学に訪れた萩原の家族と対面を果たしたことを振り返り、「身が引き締まる思いで演じることができた」と語っている。そして、今回オーディションで見いだされた中学生役の寄川。大庭監督は「演技のために身体を毛細血管まで駆使してしまう天賦の才のようなものが感じられ、一目で惚れ込んだ」と、新人ながら大役を射止めた寄川を称賛する。

中学生役に抜擢された寄川歌太の才能を大庭功睦監督も絶賛
中学生役に抜擢された寄川歌太の才能を大庭功睦監督も絶賛[c]2020「滑走路」製作委員会

さらに、お笑い芸人であり小説家の又吉直樹による解説を収録した原作「歌集 滑走路」の文庫版と、映画を基に書き下ろされた小説版が本日9月24日(木)より販売開始。小説版は「今からあなたを脅迫します」シリーズで知られる新鋭作家の藤石波矢が手がけており、原作へのオマージュやオリジナル要素が追加された、映画とはまた違った感動を味わえる小説となっている。映画の公開にあわせて、ぜひ書籍も手に取ってみてほしい。

文/トライワークス

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