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菅井友香が明かす、欅坂46の「嘘と真実」…平手友梨奈への想いと“25歳の決意”

2020年9月18日 21:30

「“欅坂46”というグループ名だけが独り歩きして、ファンの方や世間の皆さんがどういうイメージを持ってくださっているのか、本当にわからなくなってしまった。メンバーの等身大の姿が伝わらないジレンマがありました」。
欅坂46のキャプテンである菅井友香は、インターネット上の憶測や心無い報道に胸を痛め続けた日々を、このように振り返る。

「嘘と真実」と銘打たれた本作、その深層に迫る
「嘘と真実」と銘打たれた本作、その深層に迫る[c] 2020「僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂 46」製作委員会

コロナ禍による延期を経て先日公開された『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』は、グループ初のドキュメンタリー映画だ。2015年の結成を起点に、現在は「日向坂46」として活動している「けやき坂46」の誕生、小林由依や渡辺梨加、渡邉理佐らが雑誌の専属モデルを務めるなど個人での活動の幅を拡げるようになった時期、絶対的センターであった平手友梨奈らの脱退・卒業発表、そして改名を発表するまで激動の5年間を、ライブパフォーマンスの映像、メンバーやスタッフの証言などをもとに描き、これまで明かされることのなかったグループの“嘘と真実”を映しだす。

欅坂46のキャプテンを務めてきた、“ゆっかー”の愛称で親しまれる菅井友香
欅坂46のキャプテンを務めてきた、“ゆっかー”の愛称で親しまれる菅井友香撮影/黒羽政士

MOVIE WALKER PRESSでは、東京・渋谷の複合施設「渋谷ストリーム」で菅井の単独インタビューとフォトセッションを敢行。グループの歴史を振り返りながら、約5000字にわたって胸のうちを語ってもらった。

「欅坂46は、立ち位置が前だから、後ろだからというグループではありませんでした」

デビュー曲「サイレントマジョリティー」は、従来のアイドルファン以外の層にも強く支持された
デビュー曲「サイレントマジョリティー」は、従来のアイドルファン以外の層にも強く支持された[c] 2020「僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂 46」製作委員会

乃木坂46につづく「坂道シリーズ」として秋元康プロデュースのもと、2015年8月に2万2509名の応募者のなかから選ばれた21名で活動を開始した欅坂46。2016年4月に「サイレントマジョリティー」で鮮烈なデビューを飾った彼女たちは、メッセージ性の強い楽曲とパフォーマンスで、群雄割拠のアイドル界に風穴を開けた。

渋谷の街並みを見下ろした菅井は、「とても懐かしいです」と声を弾ませる。YouTubeで約1億5000万回の再生回数を誇る「サイレントマジョリティー」のミュージックビデオ(MV)は、渋谷ストリーム建設中の工事現場で撮影されたものだ。

「『サイレントマジョリティー』は一番思い入れの強い楽曲です。私個人は乃木坂46さんの『制服のマネキン』、AKB48さんの『Beginner』などのかっこいい曲に憧れてきたので、『サイレントマジョリティー』をいただいた時は嬉しかったです。今回の映画で初ライブの映像を観て、初心を思い出しました」。

“ゆっかー”の愛称で親しまれる菅井は、大学在学中に19歳でグループのオーディションに合格。デビュー後ほどなくしてキャプテンに任命される。控えめで穏やか、そんな言葉が似合う彼女は最初、アイドルグループへの加入に対し「怖い」というイメージも持っていたという。

【写真を見る】欅坂46の聖地で菅井友香が明かした“真実”。孤高の天才・平手友梨奈と最後に交わした言葉とは
【写真を見る】欅坂46の聖地で菅井友香が明かした“真実”。孤高の天才・平手友梨奈と最後に交わした言葉とは撮影/黒羽政士

「加入する前までは、アイドルグループはみんながセンターになりたくて戦っているような、ピリピリしているものだと思っていました。でも欅におけるセンターの意味合いは全く違っていて、楽曲を伝えるための立ち位置という側面が強かったので、想像していたアイドル像とは、個々人が努力する方向にも違いがあるように感じました。楽曲の心情や歌詞をまっすぐ表現することがセンターの役割としてまずあって、それぞれのメンバーも自分に与えられた場所で役割を果たす。それは立ち位置が前だから、後ろだからということではないので、曲を伝える“表現”という意味で良かった部分だと感じています」。

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