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コラム 2020/9/18 17:00

原作ファンも唸る完成度!「連続ドラマW 沈まぬ太陽」「連続ドラマW マークスの山」に共通するキーワード【レコメンW】

レコメンド1 原作の魅力を長尺で見事に映像化

「華麗なる一族」や「白い巨塔」で知られる山崎豊子の長編小説を、「ドラマW」史上最長の全20話でドラマ化した「連続ドラマW 沈まぬ太陽」
「華麗なる一族」や「白い巨塔」で知られる山崎豊子の長編小説を、「ドラマW」史上最長の全20話でドラマ化した「連続ドラマW 沈まぬ太陽」[c]WOWOW


今回レコメンドを担当する「MOVIE WALKER PRESS」編集部の武野は、「普段はもっと軽い雰囲気のドラマを好んで観ているので、『連続ドラマW 沈まぬ太陽』や『連続ドラマW マークスの山』のような重厚なタイプの作品を観るのはとても久しぶりで、はじめはちょっと身構えてしまいました」と明かしながらも、「どちらも原作のディテールまで丁寧に作り込まれている作品で、とにかく圧倒されました!とくに『連続ドラマW 沈まぬ太陽』の方は20話もあったと感じないぐらい世界観に没頭してしまい、観終わった後にどっと疲れが押し寄せてきました(笑)」と大満足の様子で振り返る。

「原作小説はどちらも長編のなかの長編と呼べるぐらい長い作品なので、原作が持つ重みや強固な物語性を映像化する上では、やはりこのくらいじっくりと長い時間かけて描くことが必要なのだと感じました。原作に手を伸ばしづらいと思っていた人でも、ドラマ化されたことで、この物語に出会えるきっかけになったのではないでしょうか」と、連続ドラマならではの強みを述べる。そして「長い時間をかけて、男たちの生き様や組織のなかでの葛藤を描くという点は、フランシス・フォード・コッポラ監督の『ゴッドファーザー』シリーズにも通じるものがあります」と、映画史に刻まれた金字塔的作品のタイトルを挙げる。

マリオ・プーゾの小説を原作に、マフィア一族の歴史を描いた「ゴッドファーザー」シリーズ
マリオ・プーゾの小説を原作に、マフィア一族の歴史を描いた「ゴッドファーザー」シリーズ写真:SPLASH/アフロ

3作合計で9時間を超える長尺で描かれる「ゴッドファーザー」シリーズは、ニューヨーク最大のマフィア組織であるコルレオーネ一族の栄枯盛衰を描いた一大叙事詩。マリオ・プーゾの小説を原作にした第1作では熾烈な抗争を経て三男のマイケルがファミリーを継ぐまでが描かれ、続く第2作ではファミリーのために戦うマイケルの姿と父ヴィトーの若き日の姿が交錯、16年後に製作された第3作でマイケルの晩年の物語が展開。第1作と第2作はアカデミー賞作品賞を受賞し、第3作も同賞にノミネートされるなど、いまなお多くの映画ファンから絶大な支持を集めている。

「第1作でのマーロン・ブラントや、第3作でのアル・パチーノのように年輪を重ねた者にしか出せない演技が見どころのひとつになっていることも、『連続ドラマW 沈まぬ太陽』と重なる部分ではないでしょうか。若い俳優さんのキラキラした演技とは一味違う、強い信念を感じさせる演技が、登場人物に命を吹き込んでいる感じがしました。そのおかげで、それぞれの登場人物に感情移入ができて、悔しいシーンはこちらも本当に悔しい気持ちになってしまう。そのきめ細やかな人物描写に圧倒されました」。

「連続ドラマW 沈まぬ太陽」作品詳細はこちら

https://www.wowow.co.jp/dramaw/shizumanu2/


「連続ドラマW マークスの山」作品詳細はこちら

https://www.wowow.co.jp/detail/060478



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