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スーパーマンの皮をかぶった腐れ外道…刺激的な「ザ・ボーイズ」の“クズヒーロー”を一挙に紹介!

2020年6月28日 16:30

「バットマン」や「スーパーマン」、「アベンジャーズ」シリーズなどのヒーローたちは、葛藤しながらも平和のため、人々のために戦うが、本当にそんな英雄たちばかりなのだろうか…?ヒーローブームに一石を投じるがごとく登場したのが、Amazon Prime Videoで配信中のドラマ「ザ・ボーイズ」だ。全8話からなるシーズン2の米国配信日もオンラインイベント「The Boys F**kin’ Reunited」で発表になったばかり。正義の味方とはとても思えない傍若無人ぶりや、容赦ないバイオレンスな描写も話題となった本作より、劇中に登場する“クズすぎな”堕ちたヒーローたちを紹介したい。

「ザ・ボーイズ」より劇中の“クズヒーロー”たちを紹介
「ザ・ボーイズ」より劇中の“クズヒーロー”たちを紹介

舞台は、欲や名声に取りつかれ悪質な会社に身を売った、腐敗したスーパーヒーローたちが活躍する世界。200名以上のヒーローを抱える巨大企業ヴォート・インターナショナル(以下ヴォート社)は、その中でもトップに君臨する7人を「セブン」と呼び、人命救助やチャリティーイベントに出席させ、グッズを販売するなどして収益を上げていた。
ある時、平凡な青年ヒューイは目の前で恋人を、セブンの一人であるAトレインの不注意で殺されてしまう。事故に対するAトレインとヴォート社の誠意の無さに憤慨したヒューイは、「ザ・ボーイズ」というスーパーヒーローを憎む集団を率いるビリーという男に出会い、復讐を果たすため、セブンの腐敗を暴く戦いに身を投じていく…。

ビリーはヒューイをスーパーヒーローたちとの戦いに巻き込む
ビリーはヒューイをスーパーヒーローたちとの戦いに巻き込む

冷酷非道の無敵超人“ホームランダー”

【写真を見る】ビジュアルはスーパーマン×キャプテンアメリカなのに、中身はサイコパスなホームランダー
【写真を見る】ビジュアルはスーパーマン×キャプテンアメリカなのに、中身はサイコパスなホームランダー

セブンのリーダーを務める強靭な肉体を持つマッチョ。空を飛び、超人的な身体能力を持ち、目からは光線を放つこともできる。星条旗柄のマントを羽織るなど、そのビジュアルはスーパーマンやキャプテン・アメリカを彷彿させる。しかし、その実態は“ヒーロー・オブ・ヒーロー”と言える彼ら2人とは似ても似つかない腐れ外道。表向きは正義漢として振る舞っているが、目的のためなら人々を殺めることも辞さない、自己中心的で冷酷非道なサイコパスなのだ。一般人を内心では見下しており、仲間のヒーローたちに対しても高圧的に接するなど、作中における最凶最悪な存在と言える。

気苦労が絶えないアマゾネス“クイーン・メイヴ”

まともなヒーローだが心がすり減っているクイーン・メイヴ
まともなヒーローだが心がすり減っているクイーン・メイヴ

ワンダーウーマンを思わせるアマゾネス風の衣装をまとったスーパーヒロイン。トラックにぶつかっても傷一つ付かない驚異的な身体能力と、大勢の男が束でかかっても適わない高い戦闘力を誇る。老若男女、誰にでも親身で、(後述の)スターライトを気づかうなど、本作では珍しい(?)まともなヒーローだ。一方で、利益を優先するヴォート社に振り回され、ホームランダーの本性を知りながらも彼に抵抗できないことから、精神をすり減らしている。

えらがキモい?海の支配者“ディープ”

水中を自在に行動できるディープはセクハラ野郎
水中を自在に行動できるディープはセクハラ野郎

腹部にえらがあり、水中呼吸ができる。7つの海の支配者を名乗り、イルカやロブスターなど水棲生物とも会話ができるなど、ウロコのようなコスチュームも相まってアクアマンみたいなスーパーヒーロー。港や桟橋など水の多い場所で活動し、本人は不満に思いつつも水族館のイメージキャラクターとしても人気。女性にモテる色男だが、チームに加入したばかりのスターライトに性行為を迫るなど性根は最悪。しかし、(合意の上で)一般女性と関係を持とうとした際に、えらを「キモい」と言われてしまったり、よかれと思って行動したことがすぐ裏目に出るなど、かわいそうな一面もあり、どこか憎めない…。

衝突注意(!)の暴走列車“Aトレイン”

高速移動能力を持つAトレイン(ジェシー・T・アッシャー)
高速移動能力を持つAトレイン(ジェシー・T・アッシャー)

電車を丸々1台引きずる馬力、高速移動能力を持ったスーパーヒーロー。猛ダッシュで市街地を駆けていた最中に、ヒューイの恋人ロビンに衝突し、両手を残して肉塊にしてしまう…。一応、謝罪はするものの、再び出会った際に彼の顔を覚えていないなど、罪の意識は皆無。「世界最速の男」という肩書に固執しており、「コンパウンドV」というドーピング剤を常用し、依存症になっている。能力的には、「X-MEN」シリーズのクイックシルバーやDCヒーローのフラッシュに似ている。

漆黒の暗器使い“ブラック・ノワール”

謎の覆面ヒーロー、ブラック・ノワール
謎の覆面ヒーロー、ブラック・ノワール

漆黒のコスチュームに身を包んだ寡黙な覆面ヒーロー。スーツに仕込んだ暗器を駆使して戦うほか、茶道をたしなみ、ピアノも演奏するなど謎が多い人物。シーズン1では能力や正体も不明のまま終了してしまった。今後の展開が楽しみなキャラクターの一人で、見た目は「GIジョー」のスネークアイズっぽい?

気づけばいつもそこに(!?)の透明人間“トランスルーセント”

女子トイレをのぞく下劣な透明人間のトランスルーセント
女子トイレをのぞく下劣な透明人間のトランスルーセント

全身の皮膚を炭素系の物質に変化させ、光を捻じ曲げることで、身体を透明にすることができる。炭素という物質の特性上、強度が非常に硬く、ナイフや銃でも殺すことができない最強の防御力を誇る。性格はこれまでのクズヒーローたちと同じく腐っており、日常的に全裸で(※衣服は透明にできない)会社の女性トイレに潜んでいるなど、下劣な品性をしている。一応、息子がいるらしい。

善良な超能力ヒロイン“スターライト”

新人ヒーローのスターライト(エリン・モリアーティ)
新人ヒーローのスターライト(エリン・モリアーティ)

本名はアニー・ジャニュアリー。壁を素手で破壊し、片手で乗用車を持ち上げるといった怪力に、電気を操り、光弾を放出することもできる。第1話でオーディジョンに合格し、セブンに加入した新人で、唯一の常識人。しかし、前述のディープからのセクハラや、露出度高めの衣装を着させられ、会社にとっての都合のよいヒーロー像を押し付けられることに思い悩み、ヒーローとしての仕事に疑問を持ち始める。ヒューイは唯一の心を許せる友人で、恋人のような関係に発展するのだが…。

少人数ながらセブンに無謀な戦いを挑むザ・ボーイズ
少人数ながらセブンに無謀な戦いを挑むザ・ボーイズ

セブンを憎むビリーを「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのカール・アーバンが演じているほか、謎の超能力少女役で福原かれん、元子役で相手の心理を読み取る超能力者という役柄でハーレイ・ジョエル・オスメントも出演しているなど、バラエティ豊かなキャスト陣も魅力の本作。第1シーンでは先読みできない展開の末、ザ・ボーイズとセブンの戦いは衝撃的なラストを迎えた。シーズン2は米国では9月4日より第1〜3話が配信される予定。いまのうちに本作をチェックしておいてほしい。

文/平尾嘉浩(トライワークス)

■「ザ・ボーイズ」
Amazon Prime Videoにて独占配信中

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