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あらりん
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試写会・イベント・teach-inに通うミーハーです。監督&俳優さんが大好き。多い時は週4回イベントに行ってます。だから近年では邦画鑑賞が多いかもしれません。でも元は洋画を観て育ちました。作品の良いところを書くようにしています。
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レビューした映画

by あらりん
  • 4月12日公開  
    〝everything〟すべてをこえて愛してる
    タグ :
    • ユーロライブ
    • トークイベント

    会場に入るとジョン・レノンの歌〝Beautiful Boy〟が囁やくように流れていた。
    愛息ショーンのために歌ったその曲がこれから上映される本編へと優しく誘なう。

    脚本家として活躍する実在の男性と彼を支え続けた家族を描く人間ドラマ。

    「君の名前で僕を呼んで」で知ったティモシー・シャラメ。
    美少年は美青年へと成長し、本作では抜け出せないドラッグの沼に引きずり込まれるニックを熱演。
    細い肩と細い首、長い手足と綺麗な緑色の瞳…痛ましい姿でありながらも際立つ美しさに息を飲んだ。
    体重を9kg落として挑んだ難しい役。
    表情の細やかな変化や感情の浮き沈みなど、確かな演技力が光っていた。

    大きな愛で包み込む父親デヴィッドを演じるスティーブ・カレル。
    先日観たバイスでは明るい政治家を演じていて同じ俳優には思えないほどのシリアスな演技。
    淡々と対応しているかのように見えて、必死に愛する息子に向き合う苦悩と愛が胸に迫った。

    優秀で自慢の可愛い息子が、どうしてドラッグにはまっていくのか…原因は曖昧なままだし、再生は簡単ではない。
    そこが実話であり、観ている自分の身近にも起こり得ることとしてリアルに迫って来た。

    2人の深層心理が伺える、日記に書かれた独特なタッチのイラストや流れるBGMも見どころ。
    一度では拾いきれないから公開したら劇場に通いたい。

    何度裏切られても、愛のちからで何度でもやり直せることを教えてくれる映画。

    〝everything〟すべてをこえて愛してるから。

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  • 3月16日公開  
    みんなで幸せな町を創りたい、と願う映画
    タグ :
    • 完成披露試写会ユーロライブ

    初めましての川村ゆきえさんと五藤利弘監督。

    まずはお礼から…「ゆめみ野市」を映画の舞台に選んでくださってありがとうございます。
    監督とも話しましたが、私はあの町に長い間住みました。
    懐かしい駅、土手、店、人、畑…
    映画が始まると一人で歓声をあげちゃいました。

    女性議員と彼女を追うドキュメンタリースタッフの姿を描いた映画。
    かつてはタレントとして活躍し、現在は「美しすぎる議員」として話題となっている田中愛。
    取材をするため、ドキュメンタリーディレクターの村上一朗がやって来る。
    最初はごく一般的なインタビュー取材だったが、村上のインタビューが徐々に度を越えてアラ探しが始まるが…
    地道に地域密着型の議員として、献身的に奮闘する愛さん。
    清くて美しい政治家としての姿しか出て来ない。

    それにしても、表裏なく議員として懸命に奮闘する人はどのくらいいるのだろうか。
    市民のために日夜奔走する愛さんのまっすぐな姿を見て、なんだか自分の生き方にも問いかけられた気がした。

    五藤利弘監督が住みたい、そこで撮りたい、と言ってくれた町。
    ずっとずっと素敵な町でありますように。

    愛さんみたいな、クリアな議員がいたら幸せな市民も増えるはず。
    議員の義務、市民の義務。
    みんなで幸せな町を創りたい、と願う映画。

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  • 1月18日公開  
    木村拓哉さんは唯一無二の“キムタク”という文化
    タグ :
    • TOHOシネマズ日比谷
    • 初日舞台挨拶

    たくさんの絶賛レビューがあげられているので、私は違う視点からの感想です。

    主演の木村拓哉さん…
    初めに断っておくけれど、私は昔からファンではありません。
    時代の波に乗れない天邪鬼な性格でみんなが良い!と言って飛びつくものに対して懐疑的。
    どちらかといえば、ややアンチだったかもしれない。

    でも、そう思う人ほど意外と縁があるもので、リアル木村さんを拝見する機会もありました。
    私が初めて木村さんにお会いした時…
    おおっ、キムタクだ!遠くにいても光ってる。
    …というオーラを纏った存在感を見せつけられました。
    髪の先からつま先まで、細部に渡ってパワーが漲っている。
    簡単には近づけず、近づこうとすると研ぎ澄まされた刃がこちらに向いたような眼光で寄せ付けない、そういう印象。
    全盛期からファンとアンチが共存し、彼の一挙一動に注目が集まります。
    良くも悪くも彼は〝特別〟なのです。

    本作「マスカレードホテル」の宣伝のために様々なバラエティ番組に久々に姿を現した木村拓哉さん。
    ひと山越えて、輝きを増した気がした。

    そして公開初日。
    鑑賞した映画は見どころ満載だった。
    新田と山岸のかけあい。
    次から次へと出てくる豪華キャスト。
    テンポのいい展開。
    長澤まさみさんをはじめ、適材適所に配置されたキャスティングがお見事。
    木村さんの魅力を知り尽くした鈴木監督とスタッフが最高の作品に仕上げてくれた。
    何回観てもみたりない。
    隅々まで満喫したいからホテルコルテシア東京の〝お客様〟になったつもりで映画館に通おうと思わせる。

    人生山あり谷あり…色んな苦境を越えてきた、これからの木村拓哉さんに注目したい。
    何をやってもキムタク?
    キムタクで何がいけない?
    木村拓哉さんは唯一無二の〝キムタクという文化〟なんだ!と気づかされる映画でした。

    大ヒット、おめでとう!

    私は既に3回観た。
    いつも夢中になって、まださんまさんが見つかっていません。笑笑

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  • 1月11日公開  
    日本の名曲誕生を語る素敵な映画
    タグ :
    • TOHOシネマズ日比谷
    • 公開記念舞台挨拶
    • 笑える
    • 心温まる
    • 泣ける

    近代文学や同人誌、詩集が好きな私はとにかく久々に胸がざわつく作品だった。

    「あめふり」「ペチカ」「この道」など数々の童謡を残した詩人・北原白秋の波乱に満ちた半生を音楽家・山田耕筰との友情とともに描いていくヒューマンドラマ。

    大好きな詩人がスクリーンの中を生き生きと動き回り、菊池寛そっくりの津田寛治さんを見た瞬間に忘れていた文学への想いが溢れてきた。
    もう、それだけで嬉しい。

    児童文学誌「赤い鳥」の刊行者・鈴木三重吉が引きわせた詩人・北原白秋と音楽家・山田耕筰の奇跡的な出会い。
    波瀾に満ちた時代背景。
    関東大震災や軍歌を作ることの葛藤など…2人の天才がぶつかりながら溶け合いながら、強い絆で結ばれて数々の名曲が誕生する秘話が語られる。

    「からたちの花」は耕筰の自叙伝なのだということを知った後に…由紀さおりさんと安田祥子さんが歌うシーンに涙が出てしまった。

    大森南朋さんが演じる北原白秋は本当にダメな人だけど、子どもっぽく愛らしくて放っておけない。
    AKIRAさんが山田耕筰を演じるという不思議。でも、謎が解けた。若い頃の耕筰にそっくり。

    松重豊さん演じる与謝野鉄幹と羽田美智子さん演じる与謝野晶子が本当に素敵。そちらの物語も映画化して欲しいくらいに。
    あ、ダメか…不倫からの略奪愛は今の時代には合わないのか。残念。

    ソフィ役の松本若菜さんが美しく魅力的で、人妻なのに本気で恋した白秋の気持ちが分からなくもなかった。

    「半落ち」で最優秀作品賞と優秀監督賞、優秀脚本賞を受賞した佐々部清監督。
    お会いするのは初めて。
    海の凪のような方という印象。

    日本語がもつ独特の響きやリズムの魅力を再確認し、エンドロールで流れるATSUSHIの「この道」を聴きながら…ボヘミアンラプソディーも胸熱だれど、日本の名曲が流れる本作もいいな。
    そう感じた105分間だった。

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  • 2018年12月公開  
    鹿野さんの力強い生き方に惹かれました
    タグ :
    • 丸の内ピカデリー
    • 公開前夜上映会
    • 大ヒット舞台挨拶
    • 笑える
    • 心温まる
    • 泣ける
    • 元気になる

    実話。
    しかも、筋ジストロフィーという重いテーマなので気乗りがしなかったわけですが…
    観てびっくり。

    暗いところは一つもなくて、鹿野さん役の大泉洋さんにゲラゲラ笑わされ、ホロリと泣かされました。

    20歳まで生きられない、と言われた鹿野さんが病院を飛び出して自立生活を送る話。

    真夜中2時にバナナ食べたい!
    出るは出るはのワガママ。
    でも、ワガママも命がけ。

    離れられない何かを感じて集まる鹿野ファミリー通算500人超え。
    ボランティアがいなければ生きられない、誰かに迷惑をかけても生きる、という鹿野さんのライフスタイル。
    時にはすれ違ったり、時には命が危かったり。

    鹿野さんの正直さと自由さ。
    夢を持ち、諦めない力強い生き方に学ぶところが多い映画でした。

    映画に出てくる美咲(高畑さん)と一緒にはじめはワガママで奔放な鹿野さんに呆れてだけど、次第に彼のチャーミングさの虜になってしまいました。

    感動実話というキャッチコピーは苦手ですが、鑑賞後に生きる元気がわいてくる映画でした。

    筋ジストロフィーというとレッドメインを思い出しますが、大泉洋さんもオスカーに匹敵する役作りでした。
    度の強いメガネや減量10kg。
    会場を笑わせてながら語っていたけれど、たいへんな苦労が見えます。

    年末年始は劇場で、鹿野マジックにかかってください。

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  • 2018年12月公開  
    クリぼっちに観たら心が温かくなりました
    タグ :
    • 切ない
    • 心温まる
    • 元気になる

    イルミネーション・エンターテインメントの作品は初めてでした。

    臨場感あって、色が鮮やかで、ワクワクしながら引き込まれた世界。

    2000年にジム・キャリー主演で実写映画化もされたドクター・スースの名作絵本に登場するキャラクター「グリンチ」をアニメ映画化したらしい。

    幼い頃からの孤独のせいで、大人に成長してすっかりひねくれてしまったグリンチ。

    北の洞窟の中で愛犬マックスと暮らしているのに幸せそうではない。
    山麓の村人たちに意地悪ばかり。

    グリンチの表情が細やかで不機嫌さが伝わってきました。

    孤独なグリンチ。
    クリスマスが苦手なところが私と似ています。
    みんなが楽しそうなところが、なんだか寂しくて。
    大好きな大泉洋さんの吹替版を観たこともあって、グリンチが嫌いになれませんでした。

    ドナとシンディールーの優しさが本当に温かくて胸がぽかぽかします。

    宮野真守さんのナレーションが心に優しく響きました。
    あの横溝菜帆ちゃんのシンディールーがかわいい。

    グリンチがクリスマスを大好きになるまでの温かい愛と優しさのお話。

    グリンチ鑑賞は、
    クリぼっちの過ごし方としてはまずまずかな。

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  • 2018年11月公開  
    人は皆、狂ってでも守りたいたいものがある
    タグ :
    • 東劇
    • 東京国際映画祭
    • 公開記念舞台挨拶
    • 丸の内ピカデリー
    • 泣ける
    • 悲しい

    東野氏デビュー30周年記念に発表したヒューマンミステリー。
    その映画化ということで期待しながら待っていた作品。

    播磨家に起きた悲しい事故。
    回復する見込みのない愛する我が子。
    …娘の死を受け入れるのか?
    …なんとしても娘を生かすのか?
    究極の選択を迫られた両親の壮絶な苦悩が描かれていました。

    本作はなんと言っても、篠原涼子さんの演技に拍手です。
    我が子の〝生〟への執着。
    命を守るためならどんなことでもやるという狂気をはらむ熱演。
    …母親・薫子から一瞬たりとも目が離せなかった120分間でした。

    会社経営の父親・西島秀俊さんをはじめ、周りを取り巻く人々。
    それぞれの立場や考え、言動が観ている側へ揺さぶりをかけてきます。

    研究員役の坂口健太郎さんや婚約者の川栄李奈さん。
    祖母役の松坂慶子さんと妹役の山口紗弥加さん。
    そして、なんと言っても子役たちの名演技!
    実力派俳優陣のキャスト力と演技力はとても高かった。

    奇跡を信じた両親。
    必死に取り組んだ最先端技術の延命が、
    やがて家族や周りへの歪みとなっていく。
    観ている自分も母親・薫子とともに惑い、悲しみ、苦しみ…
    それでも〝生〟きていて欲しいという願いが胸に刺さるようでした。

    先代社長(泯さん)の言葉通り、人間はエゴな生き物なのかもしれません。
    勝手な欲望で科学技術を発展させ、人が踏み込んでいい領域を超えてしまう。
    それは果たして愛なのか、エゴなのか。
    薫子の立場なら自分も踏み越えてしまったかもしれない。

    〝死〟とは何なのでしょうか?
    脳死判定が出たことか。
    心臓が停止したことか。
    …いくら考えても出ない答えを探すような、
    混沌とした重く難しい課題を最後の最後まで突きつけられます。

    そして両親が出した答え。
    伏線回収からの涙と一緒に〝希望〟という言葉が溢れ出したラストシーン。
    絢香さんが歌う〝あいことば〟が流れるエンドロールも傑作です。

    愛とは何か?
    生きるとは何か?
    心に揺さぶりをかけられる映画でした。

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  • 2018年10月公開  
    お金と幸せの関係という哲学的テーマ
    タグ :
    • 国際フォーラム
    • 完成披露上映会
    • 独創的

    原作を読んだ時には想像でしかなかったモロッコの街が、
    砂漠が、映像として美しく幻想的に迫って来た。
    鑑賞後…虚ろで何も手につかない。
    私の魂はあの2人と一緒にいまだにモロッコの荘厳な砂漠を彷徨っている。
    それはまるで、砂漠の砂に紛れ込んでいる自分の答えを探し続けている感じ。

    お金があれば幸せになれるのか?
    お金で幸せが買えるのか?
    …お金と幸せの関係という哲学的なテーマが根底に見え隠れする作品。
    主人公・一男と一緒に答えを探していく116分間。

    借金返済に追われて妻子は家を出てしまった一男と起業して億万長者になった九十九。
    そして巨額のお金を手にする人たち。
    お金に囚われた人々が織りなすマネーエンターテイメント。

    佐藤健さんのイケメンオーラを消した地味な演技が印象的だった。
    高橋一生さんの原作よりカッコよすぎる九十九。
    あの場所での落語シーンに感動する。
    …スクリーンで見る佐藤健さんと高橋一生さんの初めてのツーショットが予想をはるかに超えてきて、このキャスティングだけで魅力的だった。

    そして藤原竜也さん、北村一輝さん、沢尻エリカさん、池田エライザさんという濃い助演俳優陣も見どころ。

    川村元気さん、大友啓史監督、るろ剣チームというコラボにワクワクして待った数ヶ月。

    主題歌がBUMP OF CHICKEN〝話がしたいよ〟が流れるエンドロールが本当にステキ。

    私はお金を持ってないから「一男」の視点から映画を観ていた。
    お金がある人は「九十九」の視点から観るのかもしれない。
    見方で何度も楽しめるに違いない。

    お金がないと不安になってしまう自分。
    お金に囚われてイライラしてる自分。
    まだ私の答えは見つからない。
    私もお金の正体に近づきたい。
    大切なものを失わないように…

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  • 2018年10月公開  
    不器用だけれどキラキラした青春時代
    タグ :
    • よみうりホール試写会
    • 切ない
    • 笑える
    • キュンとする
    • 元気になる

    山田裕貴さん主演の映画。
    台湾版は観ていません。

    月並みな言葉ですが面白かった。
    山田裕貴さんは助演が多い方で舞台挨拶でも遭遇率が高いのですが
    …初主演が青春映画。
    高校生役にしては大人すぎかな、
    と心配していたけれど
    ああ、こういう男子いたいた!
    というナチュラルさ。

    パワー溢れてる高校時代。
    おばかさんな事で盛り上がったり悩んだり。
    そして恋したり。
    まさに青春!
    純粋な登場人物7人が今の高校生というより、なんかちょっと前のようにも感じますが。

    前半、裸族山田にゲラゲラ笑わされていたけれど…
    大学時代あたりから雲行きが変わり、ラストはなるほどな~と納得。

    7人の仲間たちもそれぞれキャラが立っていました。

    斎藤飛鳥さん、とても良かった。
    こんな生真面目な町医者の娘いたよな~というハマり役。
    無表情からの笑顔。
    無表情からの涙。
    可愛い~~
    結末も、めちゃ可愛い~~

    台湾版に合わせてセンター試験って夏かい?
    というハテナ?はあったけど💦
    まあ、細かなことは抜きにして…
    全裸の山田裕貴さんを応援したい。
    あ、怒り以来の佐久本宝くんいい演技していました。

    不器用で青春ってすんなりいかない。
    でも、あの頃の出会いが今の人生を築いているんだなぁと胸がキュンとする映画でした。

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  • 2018年9月公開  
    何気ない日常には愛や感動が溢れてる
    タグ :
    • 試写会
    • ニッショウホール
    • 切ない
    • 泣ける
    • 元気になる

    一冊の古本が結びつけた明海くんとあかねさん。
    2人がそれぞれの恋人の死と向き合うストーリー。
    心の奥に隠してある想いや悲しみが伝わってきて痛かった。

    なんでもないフリをして読書に没頭する明海くんの姿。
    あかねさんの笑顔や明るいおしゃべり。
    それが私にはとても悲しく見えた…まるで月夜に見えない雨が降っているみたいに。

    大事な誰かを亡くした経験は誰にでもある。
    残された時間を一緒にどう過ごしたらいいのか…
    もっとこうしてあげれば良かったとか…
    重くのしかかる二度と戻らぬ人への後悔がリアルに自分の経験と重なって胸が苦しい。

    泣きたくても泣けないのは、
    平気なふりをしてしまうのは、
    死を受け入れたくないという強がりなのかもしれない。
    泣いてもいいんだよ、と2人を抱きしめてあげたかった。
    たくさん泣いて心の奥にある苦しみを洗い流さないと再び歩き出せないのだから。

    本作デビューの新人俳優・金井浩人さん…こういう人、駅員さんにいるなぁという自然な存在感。
    何にも染まってないピュアさが明海くんと重なる。
    安藤政信さん演じる裕二の嫉妬や諦めきれない想いが本当に切ない。
    池脇千鶴さんはあかねという難役をさすがの演技力で体現してる。
    久々にスクリーンで観る成嶋瞳子さんが嬉しかった。
    古畑さん、杉野くんの爽やかキャスト。それに大西礼芳さん。
    ステキな俳優陣。

    犬童一利監督の作品は初めてだけど、メッセージ性のある良作だった。

    大事な人がいなくなっても人は生きていくしかない。
    どうせ生きるなら、人生は輝いていた方がいい。
    私も心にきらきら眼鏡をかけよう。

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