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by BOSS
  • 2012年4月公開  
    原節子はイデオロギーを凌駕する
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    『新しいき土』
     原節子主演映画。日独合作。

     監督:アーノルド・エヴェラー(独)知らない。伊丹万作(日)伊丹十三の親父。

     昔、原節子の水着姿の映画があると噂には聞いたことがある。それが『新しき土』だとは最近まで知らなかった。セーラー服も出てくる。この場での正直な評価は勘弁してもらいたい。

     スタッフが凄い。凄すぎる。
     監督はいいとして、
     音楽:山田耕作
     作詞:北原白秋・西条八十
     特撮:円谷英二
     主演女優:原節子(原節子16歳。これだけでエクスタシー。)
     主演男優:早川雪舟(『戦場にかける橋』)
     って、どんだけ集めたんだ。今ならこの映画だけで国民栄誉賞5個は取ってる。

     これだけの猛烈なスタッフを集めてるのには、時代背景が見事に物語っている。
     1937年制作。
     国威発揚映画。

     ------------------

     映像のあちこちに日本近代化を賛美する画像が出てくる。今では噴飯ものだが、当時の日本人はこれに胸を熱くしていた。想像するに易い。

     画中のセリフにも驚く。
     「家は国のためにあり。国をつかさどるのは天皇。天皇は国である。」
     アナクロニズムを絵に描いて、額に入れたようなもの。

     『新しき土』というのは、『新しい国土』を指し、それは満州のこと。
     つまり制作年をみればよくわかるが、【満州事変:1931年】=中国侵略を正義として肯定しているプロパガンダ映画。

     脚本はどうしようもない内容だが、それらすべてのヘタを原節子の存在が帳消しにしている。
     いまだかつてここまで迫ってくる女優をしらない。

     原節子にイデオロギーは要らない。
     イデオロギーさえ凌駕する。そんな女優がいた。
     だから、伝説になる。
     国民栄誉賞10個やってもまだ足りない。いや国民栄誉賞なんてものが小さい。

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