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あちん
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退会しようと思ったけど、やっぱし、ブックマ機能が便利なので残しておきます。
気が向けばレビューもうpする鴨???

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※『あちん はだか』でも可。


衛生観念が非常に強く『汚物は消毒だぁ~』と言いながらガスバーナーを振り回したりなんかしますが、基本的に無害です。ワラ
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レビューした映画

by あちん
  • 2011年4月公開  
    理由のある空虚。
    タグ :
    • ★★★★★
    • じんわり系
    • 家族系
    • 5月鑑賞作品
    • 心温まる

    ハリウッドスターの父親と、別れた母親に引き取られた娘との交流のお話。

    …と聞くと、お涙頂戴な感動のストーリー的なイメージがあるけど、ソフィア・コッポラ監督が、そんな安っぽいドラマを作る訳がなく。

    とことん、コッポラ色満載の映画でございました。

    ここをもっとこうすれば感動するのに…という事は絶対にしないで、敢えて難しい手法をチョイスする辺りが、猛烈にコッポラ監督らしいのである。

    もしかしたら大半の人は退屈に感じたであろう、一見無意味なシーンの連続。

    私は、これだけで痺れてしまった。

    凄いわ~、さすがコッポラ監督…と唸りながら、気絶することも無く最後まで観られました。

    全体の4分の3くらいは、これといって展開らしいものが無い独特の空虚感を伴った淡白なシーンになっている。

    ここまで思いっきり、映画の殆んどを、こんな虚ろなシーンに費やすなんて大胆すぎる。

    しかも、何の説明もないのに、それぞれがどんな生活を送ってきたのかを巧みに伝えている点も凄い。

    主人公のちゃらんぽらんさもそうだけど、料理上手な娘をみせる事で、彼女の母親がどんな人なのかまで解らしめてしまう。

    料理上手なのは、母親がきちんとしつけているからではない。

    その逆で、ほとんど何もしないだらしない母親なのだ。

    そういった巧みな演出のお陰で、一見無駄に見えがちなシーンの連続だけど、ラストに於ける主人公の心の変化に充分な説得力を持たせているのである。

    しかも、娘の辛い思いにスポットを向けてしまえば、もっと簡単に観客を感動させられるのに、最後の最後まで、とことん父親目線を貫いたのが潔さすぎる。

    『ロスト・イン・トランスレーション』『マリー・アントワネット』同様、退屈な人には、とことん退屈な映画。

    でも、そうするには訳がある映画でもある。

    そこを見抜けるか否かで、この映画の見方は変わるかもしれない乙な映画です。

    • ◆このレビューを 3人 が参考になったと投票しています。
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  • 2011年3月公開  
    人が人を裁くということ。
    タグ :
    • ★★★★★
    • 考える人系
    • じんわり系
    • 3月鑑賞作品
    • 心温まる
    • 泣ける

    ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した中国映画『再生の朝に ある裁判官の選択』は、自動車2台を盗んで死刑になった青年の実話をベースに作られ、原題は『透析 JUDGE』

    『JUDGE』は当然ながら、審判とか裁判とか判定とかの意味。

    『透析』は、腎不全の患者が血液中の毒素をろ過し浄化する治療の事。

    一見関係なさそうなこの2つのタイトルだけで、この作品の巧みなメッセージ性が読み取れる。


    法に忠実で、とにかく生真面目な主人公ティエンが、娘を盗難車によるひき逃げで亡くしてしまう。

    そこに、自動車2台を盗み死刑判決を受ける青年チウ・チー、死刑囚の臓器を金で手に入れようとする金持ちのリー社長が加わり、ティエンの心に小さな変化が起こり始める。

    古い法律では青年は死刑だが、10月以降に施行される新法では死刑にならない。

    リー社長は金も地位も全て持っているが、透析をしないと生きていけない上に、適合者の少ない血液型故、たまたま適合した死刑囚の腎臓が欲しくてたまらない。

    あくまでも法に則り、頑なに職務を遂行してきたティエン。

    しかし、自分の娘が無残な死を遂げたのに、犯人の手掛かりすらなく、法で人を裁く立場にありながら、犯人を法により裁く事が出来ない。

    死刑囚の青年としては、せめて家族にお金を残して死にゆきたいと願い、臓器提供しようとする。


    人が人を裁くという事。

    法を作ったのは人間であり、その法により裁かれるのもまた人間であり。

    人間であるからこその弱さや愚かさまでもが法の中に存在する。

    同じ法でも扱う人間によって結果が違えてくる。

    流れ作業のように扱えば、他人の心の痛みなど介入する余地も無く。

    他人の心の痛みを知れば、今まで自分が貫いてきたモノが揺らぎだす。

    今までは事務的に死刑判決を下してきたのに。

    様々な矛盾や葛藤の中、小さな何かが芽生えてゆく。


    中国という国家を風刺した作品ともとれるが、それ以上に人間の心の弱さと再生能力に光をあてた作品に思える。

    様々な“毒”をろ過し、洗われていく魂。

    法も、人も、そうあるべきだと心から思う。

    長時間かかる透析治療の如く、静かにゆっくりと洗われてゆきます。

    観るべき映画。

    • ◆このレビューを 2人 が参考になったと投票しています。
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  • 2011年1月公開  
    すべての女性の物語。
    タグ :
    • ★★★★★
    • 号泣系
    • 女性讃歌系
    • 2月鑑賞作品
    • 切ない
    • 心温まる
    • 泣ける

    14歳で妊娠し、産んだその日に娘を養子に出さざるを得ず、37年間、胸に空っぽを抱いて生きてきた母と、母を知らず、胸の中の虚しさを埋めるかのようにキャリアを積み、異性を求め、でも失望するのが怖くて、幸せの一歩手前で全てから逃げ出してしまう娘。

    この2人を中心に、子供に恵まれない夫婦や、望まない子供が出来てしまい養子に出そうとする女性…等々、更には、そんな彼女達の母親も含めて、様々な女性たちの想いを巧みに絡み合わせ、この上ない極上の物語を紡ぎ出している。

    この物語には、沢山の『なぜ?』がちりばめられている。

    『なぜ母は私を捨てたの?』

    『なぜ子供が欲しいの?』

    投げても投げても行ったっきりの『なぜ?』の行方を探そうともがいても、ただモヤモヤした何かが指先をかすめるだけで、砂を掴むかのように、指の間から零れ落ち、握った拳を開いてみても、そこには何もなくて。

    失われた時間を埋める術はない。

    でも、貴重な時間を失わなくては気付く事すらできなかった想いもある。

    『なぜ?』の答えを求め、時には思いもしない他人から、時には自分自身の中から、ジグソーパズルのピースのように寄せ集めていくと、そこにようやく現るヒント達。

    『なぜ母になりたいのか?』

    それはもしかしたら、母がどのように私を産み、愛してくれたかを知りたいからなのかもしれない。

    永遠の探究心が宿る場所から人は産まれる。

    全ての女性の物語。

    • ◆このレビューを 2人 が参考になったと投票しています。
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  • 2010年10月公開  
    より『善』か、より『悪』か。。。
    タグ :
    • ★★★★★
    • ギア様祭り
    • 11月鑑賞作品
    • 考える人系
    • 切ない
    • 悲しい
    • 衝撃的

    この映画は、リチャード・ギア、イーサン・ホーク、ドン・チードル…と、申し分のないキャストだけでも観に行く価値がある訳ですが、期待以上の素晴らしさがありました。


    3人とも刑事さん役なのですが、それぞれが大きな問題を抱えていて、それぞれの人生がビミョーに重なりあいます。


    このビミョーさ加減が実に素晴らしい。渋い。乙。


    物語が進むにつれ、3人が抱える苦悩が少しずつ浮き彫りになり、少しずつ人生が動き、変化していく。


    そこにはテーマは違えど『善』と『悪』が混在していて、観ているコチラも、何処までが『善』で、どこまでが『悪』なのかについて深く考えさせられる。


    『善』の為に『悪』になる。


    致し方のない事情で、ボタンを掛け違え、気付けば本末転倒な事態に陥ってしまう。


    そんな経験、誰にでも少しはあるのではないのかしら?


    『これは間違っている!』『これこそが正しい!』と声を大にして騒ぎ立てる人に限って、その奥に隠された人の心の弱さや、脆さ、儚さに目がいかなくなる。


    どのような人間でも不完全な状態でこの世に生を受け、多くの間違いを犯しながら、人生の中に何かを見出していく。


    一見『罪』とは悪いことである訳だけど、『罪』を無くして『成長』は無いのである。


    『罪』があるからこそ、物事の大切さ、尊さを知るのである。


    それを見出せるまで、人は何度でも『罪』を犯す。


    どんなに神に懺悔しても、神は何も応えてくれない。


    常に答えは“自分の中”にある。


    それを見つける為に、人は罪を犯し、懺悔をし、祈るのだと思う。


    時には向かい合った相手の中に自分を見出し、重ねて、自分を知る。


    弱いことは罪ではない。


    自分の中の弱さに気付き、それを認めた時、初めて動き出す人生がある。


    弱いからこそ見える世界がある。


    私は『これが正義だ!』と己の正義論を振りかざす人間が到底好きになれない。


    それだったら、たとえ愚かな罪を犯したとしても、弱くて儚い小さな人間が好きだ。


    人生の不条理さをその肩に背負い、苦悩するちっぽけな人間だからこそ紡げる物語に、私の心は強く魅かれるのである。


    なにが『善』で、なにが『悪』なのか。


    2択ではない答えが、この映画の中にある。

    • ◆このレビューを 2人 が参考になったと投票しています。
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  • 2010年7月公開  
    果たして、真実は如何に。
    タグ :
    • ★★★★★
    • ドキュメンタリー系
    • 考える人系
    • 衝撃的

    アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した問題作『ザ・コーヴ』

    正直、騙し撮りされたとか何とかという、あまりよくない話を聞いていたので、観るかどうか迷っていたのですが、結論としては観てよかったです。

    この作品は、とにかく日本人を悪魔的に描いたドキュメンタリーというよりもプロパガンダ的な意味合いが強い気がする作品です。

    和歌山県太地町で行われているイルカ漁の様子を盗撮している訳ですが、冒頭から、かなり物騒な雰囲気全開です。
    映っているのは日本の漁師やら警察の人やらの感じ悪い映像ばかりで、『ホントにこんな人ばっかりなのかよ』と、疑問に思うシーンもちらほら。
    観た後に知ったのですが、かなりやらせも多かったらしく、あたかも彼らが虐げられているかのような描写になっているとの事。
    編集の妙で、あたかもそこで起こっているかのようになっている。
    勿論、私は現場にいた訳ではないので、どちらが真実なのかは解らないし、そもそも日本のマスコミの情報操作は今に始まった事ではなく、その信憑性はすでに崩壊してしまっている。
    私はテレビを全面的に信じるのは、とても危険な事だと思っている。
    日本のマスコミはすでに、某国の偏向報道を非難できるような状態ではない。
    製作側と日本側の主張が喰い違っている以上、どちらを信じるかは観た人の判断に委ねられる訳だし、観ても解らないなら、実際に自分の目で現地に赴かなくてはいけないのでしょう。

    しかしながら、どちらが正しいか否かは別として、日本でこのようなイルカ漁が行われていた事実を全く知らなかったので、それを知ることができたという事は、その作品の存在意義があったという事でしょう。
    今現在は血があまり出ない漁法を取ってるらしいけれど、入り江が真っ赤な血で染まるような漁が過去に行われていた事も事実。
    私は、この真っ赤な入り江の狂気的な様子を忘れる事が出来ないし、今でも胸が痛くて仕方ない。
    食べる為とはいえ、この光景は、さすがに見るに堪えられなかった。

    作中ではイルカ肉をクジラ肉と偽って販売しているとあるが、生物学的にイルカとクジラは大きさの違いだけで、どちらもクジラらしい。
    なので、クジラ肉として売ることは間違いではない。
    日本は昔から捕鯨国だけど、クジラは食べられてイルカはダメというのは、何の違いなんだろ?
    更にはクジラ・イルカはダメで、マグロやその他の魚はOKなのは何故?哺乳類だから?
    だとしたら、牛・豚はいいの?

    う~む、答えが出ない。
    映画『いのちの食べかた』でも色々と考えたけれど、全ての生き物は、自分の命の存続の為に沢山の命を頂戴している。
    日本ではタブーとされていても、中国では食用に養犬しているらしいし。(実際に中国人に聞いた情報)

    考えれば考えるほど難しい。

    ホントはもっとシンプルに『生きる』と『食べる』の2つだけだったはずなのに。
    お国柄や、文化、宗教etcの問題が複雑に絡み合い、物事がどんどん難しくなってしまっている。
    自分たちにとっては『正』でも、逆の立場になれば『悪』になる。
    どちらが正しいのかをきっちり決めなくてはいけないのだろうか?
    このプロパガンダ的な…否、ブラックプロパガンダと言ってもいい作品を観た多くの人たちは何を思い感じるのだろう?
    全ての人が公平な目で見ることができる訳ではなく、多くの人が作品で描かれている事を事実と思うだろう。
    日本人として、これをどのように受け止めればいいのか。
    まだ答えがでそうにもない。

    何にせよ、こうして色々と考える機会を与えられ、今まで知らなかった事実を知ることができたという事は、この作品のお陰であり、良いきっかけになったと思う。

    何を感じ、何を思うかは観る者の自由。
    眉に唾付けて、しっかりと見届けて頂きたい。

    • ◆このレビューを 2人 が参考になったと投票しています。
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  • 2010年6月公開  
    …すぎるが故に。
    タグ :
    • ★★★★★
    • じんわり系
    • 切ない系
    • 切ない
    • 心温まる
    • 泣ける

    第2次世界大戦時のイタリア・ボローニャを舞台に、一人娘を溺愛する優しすぎる父と、善き母・善き妻でありたいと思いながらも“女”を捨てきれず、上手く娘と向き合えない美しすぎる母、奥手で純粋すぎるが故に思いが強くなりすぎる繊細な娘の三人家族が、とある事件をきっかけに崩壊し、時間をかけて再生していくお話。

    この3人が抱えているのは、どこの誰でも持っていそうな小さな心の問題。

    優しすぎる父。
    美しすぎる母。
    純粋すぎる娘。

    普通なら小さな問題でどうにかなりそうな感じだけど、3人とも“すぎる”が故に、上手くいかない。

    娘を思うあまりに、あれこれ手出し口出ししてしまい、後に、とある事件のきっかけを作ってしまう父。
    とにかくお人好しで、不器用で、娘の事となると冷静さを失い、余計なことをしてしまう。
    美しすぎる妻を持ち、収入が低く、不恰好な自分に負い目を感じていたりもする。

    つまらない地味な男と結婚し、昔の栄光も忘れられず、善き妻・善き母になろうという気持ちはあるものの、旦那の親友に密かな思いを寄せている母。
    派手で人付き合いの得意な自分とは正反対の娘を、愛してはいるものの、どう接したらいいのか解らず、冷たい態度をとってしまう。

    一人娘で大事に大事に育てられ、美しく快活な母にコンプレックスを抱く、不器用で内気な娘。
    普段は大人しいけれど、感情のコントロールが苦手で、思い込んだら真っ直ぐに突き進んでしまうような恐ろしい一面を持っている。
    この狂気的な一面が、家族の繋がりを、どこか希薄なものにしてしまっている。
    父も母も、娘の事が心配で仕方ないが、腫れ物に触るかのような雰囲気になってしまう。

    誰も悪くなんかない。
    それぞれの思いが、ビミョーに噛み合わず、小さく小さくずれてしまう…ただそれだけ。

    そこに戦争という悲劇が加わり、更に家族は崩壊していく。

    何とも切なく痛々しい家族の姿が胸に沁みる。
    どうしたらいいのか解らないけれど、ただひたすらに娘を愛する父。
    そんな父が大好きだけど、本当は母に受け入れてもらいたい娘。
    決定的な打開策なんて何にもないけど、ただただ時間をかけて再生していく。

    この家族がその後どうなったのかは分らない。
    でも、不器用ながら、ちょっとずつ歩み寄っていくだろう…と信じたくなる。
    全てのダメ人間、ダメ家族に贈りたい映画。
    愛情のその先にあるものを見たい方は是非。

    • ◆このレビューを 2人 が参考になったと投票しています。
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  • 2010年4月公開  
    LE CONCERT!
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    • おもしろ系
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    • 芸術系
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    • ハッピー

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  • 2010年2月公開  
    大人だから出来る事。
    タグ :
    • ★★★★★
    • LOVE系
    • おとな系
    • 憧れる
    • 心温まる
    • ハッピー

    ダスティン・ホフマン&エマ・トンプソン主演という、実力派が魅せてくれる大人の映画。

    自由の為に家族を捨て、その代償に寂しい人生を送る男性と、ちょっとアレな母を持ち、気付けば盛りをとうに過ぎてしまった女性がひょんな事で出会う…というお話。

    D・ホフマン演じるハーヴェイは、娘の結婚式に呼ばれてイギリスに渡るものの、そこは完全アウェイで自分の入る余地などなく、ホントなら一番に祝福してあげたいのに、長い年月が隔てた見えない壁に、自分が犯した罪の大きさを実感している。

    人生にたらればは無いけれど、もしもたらればがあるとすれば、あの日あの時に戻って、愚かだった自分を戒めたいし、目の前の幸福の尊さを教えてあげたい。
    ただ何となく過ごしてしまった時間をリセットし、1分1秒を大切にし、有意義に過ごしたい。
    今まで自分は何をして、何を得てきたのか。
    気付けば若さなど、すでに指の間から滑り落ちてしまい、もうここには存在しない。
    残るは、変に賢くなり煩わしくなった性格と、衰えた身体のみ。
    『どうせ…』とか『所詮…』とか、何かと理屈をこねる事で、まだ何もしていないのに解った風を装い、傷付く前に身を引いてしまう。
    現実の残酷さを知っているからこそ、その現実を見ないふりしてみたり。

    何だか、大人になればなるほどめんどくさい。
    ホントはもっとシンプルなはずなのに、自分で勝手に難しくしてる。

    でも、人生で沢山痛い目に遭ってきたからこそ!の良さだってある。
    人の痛みも解るし、一瞬一瞬の尊さだって、若い人の何百倍も実感してる。
    あとは、ほんのちょっとの勇気さえあれば、きっと今までにない極上の明日が待っている。
    まだまだ自分の人生を諦めるには早い。
    今を後悔しないように生きたい…と、心から思える映画。
    ん~、大人です。

    • ◆このレビューを 4人 が参考になったと投票しています。
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  • 2009年10月公開  
    200年に一人の天才。
    タグ :
    • ★★★★★
    • ドキュメンタリー系
    • 踊りだしたい系

    よく『10年に一人の…』とか『20年に一人の…』という言葉で、その人の天才っぷりを表したりするが、マイケルにそんなちっぽけな数字じゃ恐れ多い。

    『200年に一人の天才』

    何故“200年”かというと、人が死んで輪廻転生し、再びこの世に生れ出てくるのが、約200年程度と言われているから。
    つまり、マイケルを超える天才が現れるのは、輪廻転生し生まれ変わったマイケル本人しかいない…という事である。

    近年では、悪意あるマスメディアによって、本来の素晴らしい才能を掻き消され、事実を捻じ曲げた報道ばかりが取り上げられていたが、彼の真の才能の前では、万物がひれ伏すのである。

    彼の頭の中には無限の宇宙が拡がり、その宇宙の森羅万象があり、万物の神が語る御言葉を、我々にも理解できるように翻訳したのが彼の音楽である。

    彼の音楽は流行のモノを取り入れたからヒットしたのではなく、彼のスタイルそのものが、人々の魂を震わせ共鳴したからこそヒットした。
    だから、何十年も前の曲を聴いても古臭さなど微塵もなく、ダイレクトに心臓を鷲掴みにされる。
    人々が無条件に心を震わせてしまう“何か”を彼は知っているし、それをどうすればいいのかも知っている。

    しかしながら、神々に愛されすぎた彼は、その代償に…とばかりに、沢山の物を犠牲にした。
    普通の人が、何の努力も無く手に入れられるモノを、彼は神々に差し出した。
    更には命の灯火でさえも。

    我々は、彼に感謝しなくてはいけない。
    ほんの束の間ではあったけれど、同じ時代に生を受け、彼の音楽を享受できた事を。

    何しろ、200年に一人レベルの天才。
    少なくとも、私が生きている間に、彼を超える天才に出会える事はないだろう。



    …合掌。

    • ◆このレビューを 12人 が参考になったと投票しています。
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  • 2009年10月公開  
    ほんの少し想像してみよう。
    タグ :
    • ★★★★★
    • ドキュメンタリー系
    • 笑える
    • 心温まる
    • 泣ける
    • 悲しい

    ほんの少しでいいから想像してみよう。

    いつもと変わらぬ今日という日。
    いつもと変わらぬ穏やかな日。
    いつもと変わらぬ家族の笑顔。

    だけど、ある日突然。
    車に乗ってお出掛けかな?と思ったら、
    全く知らない場所に連れて行かれ、
    冷たいコンクリートの部屋に一人押し込まれ、
    大好きな家族は背を向けて去り、
    殺風景な、およそ日常のソレとは異質な四角い部屋で、
    泣けど喚けど、たった一人。
    あと数日の命とも知らずに。。。


    犬だから…とか、
    猫だから…とか、
    そんなの一切関係ない。
    もしも自分だったら…って考えればいい。

    もしも大好きな家族に
    “世話をするのが面倒になった”
    “性格が合わない”
    “引っ越しするから”
    そんな勝手な理由で見放されたら、どんな気分だろう?
    心から信頼していた人に裏切られる事ほど、辛く悲しい事はない。

    犬や猫だって、人間と同じ。
    心もあれば、温かい血だって流れている。

    “ペットは家族同然”と言って、ペットを擬人化させ、洋服を着せたり、誕生日には犬用ケーキを食べさせたり、はたまた結婚式を挙げたり…。

    ペット大国である現在。
    異常なまでのペットへの執着。
    巨大ショッピングモールを歩けば、必ずと言っていいほど、大型ペットショップがある。
    色とりどりの洋服やアクセサリー。
    いまや、ペットはファッションアイテムの一部と化している。

    でも忘れないでほしい。
    その陰で、おもちゃ化された命の重さの犠牲になった動物たちがいる事を。
    毎日1000頭近い犬猫達が、人間の都合で殺されている事を。
    安楽死なんかじゃない、窒息死だ。
    酷い裏切りで深く傷付いた上に、もがき苦しみながら殺されるのだ。


    あなたの、両の手の平を見て下さい。
    そこにある手は、動物達を殺す事もできるし、優しく包み込む事もできます。

    人として、動物として、
    一体、何を選択し、何を掴み取るのか。
    決して難しい問題ではなく、答えはとてもシンプルな事。

    だから、ほんの少しでいい。
    想像してみよう。。。

    • ◆このレビューを 5人 が参考になったと投票しています。
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