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銀さん
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自然豊かな地域がまだまだ残る八尾に住んで17年、家族ともども地域をもっと知りたいと思っています。
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レビューした映画

by 銀さん
  • 2013年9月(土)公開  
    ゴシック形式の潜水艦映画
    タグ :
    • ドイツ映画
    • 独創的
    • 知的

    第2次世界大戦時におけるドイツ潜水艦乗組員の生と死の葛藤をリアルに描いているが、さすがにお国柄。黙示禄的な雰囲気である。派手な戦闘シーンは全くなく、ほとんどが、潜水艦の艦内での出来事で、一篇の戯曲を見る趣がある。
    艦内は、まるでマチス・グリューネバルトの祭壇絵のような、奇妙な生々しさと重厚さとが重なり合い、潜水艦の機器が異様な生き物のように描かれている。光と影を効果的に取り込み、サイレントの名作ムルナウの「カリガリ博士」を彷彿とさせる演出は、やはりドイツ映画の伝統が生きているのかなあ。ハリウッドではこうはいかない。
    ラストには反戦のメッセージをさりげなく取り込み、きちんと締めている。
    正統派ドイツ映画の秀作である。

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  • 2012年4月(土)公開  
    古き革袋に新しき酒を
    タグ :
    • おもろい映画
    • 感覚的
    • 独創的

    サイレント映画は好きで、チャップリンやグリフィス、エイゼンシュタインや我が国の阪妻など、ヴィデオなどでよく見ました。
    特に伊藤大輔の「御誂治郎吉格子」(1932)などは大河内伝次郎演じる鼠小僧と取り手の御用提灯を交互に合せ、合間に「川に逃げたぞ!」といった字幕が入れることで、リズム感を引きだすことに成功し、あたかも名人上手の一席を聴いているような錯覚に陥り、感動したことを覚えています。(それだけに名作「忠次旅日記」を見たい!!)
    このようにあえて音を排し、映像表現に重視したつくりは、余分な概念をなくして只管画面にくぎ付けになり、その美しさに耽溺してしまいます。
    この度の「アーテイスト」は、映画の原点に立ち戻って、泰西の名画を見るが如く、じっくり鑑賞させてくれる者と期待しています。擬古典の作りをとりながら「古き革袋に新しき酒を」の言葉通りに、新鮮な発見をすることでしょう。

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  • 2003年7月(土)公開  
    戦争を笑い飛ばせ!
    タグ :
    • 古典喜劇

    史上初の総力戦であった第一次世界大戦は、欧州戦線で多くの犠牲者を出した。チャップリンは戦意高揚のために創作したと思われるが、随所に戦争批判のスパイスが効いている。後年の「独裁者」冒頭の戦闘シーンの原型が見られるが、真正面から戦争の悲惨さを訴えるよりも、ギャグとペーソスとで、こきおろしている。かえってこっちの方が強烈な印象である。
    ラストのカイゼル(ドイツ皇帝)を演じているのは実兄のシドニー・チャップリン。兄弟らしく息のあったところを見せている。チャールズは、この20年後に、カイゼルよりもたちの悪いアドルフ・ヒトラーをこき下ろす。この事実も面白い。
    一度此の作品を見てから、「独裁者」を見ると
    面白かろう。

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  • 2010年9月(土)公開  
    あの名作が
    タグ :
    • チャンバラに興奮したい
    • 楽しい

    片岡千恵蔵・嵐寛寿郎らの主演で制作された剣劇映画の最高傑作が、新たな生命を吹き込まれて蘇る。・・・というけど、リメイク版は、原作のイメージが強いほど、ずっこける事が多いので、多少の不安もありますが、あえて、挑戦した三池監督の魂に敬意を表したく思います。

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  • 2003年12月(土)公開  
    もうひとひねりが・・・
    タグ :
    • アニメ
    • 楽しい

    テレビアニメの映画化ですが、テーマがごく普通の一家の生態を描いただけに。勢いストーリーも、なんとかして長丁場をつなごうとしています。
    あちこちに面白いシークエンスはあるのですが、山場があっても今一つ盛り上がらずです。何せ母とミカンの体が入れ替わるのは「転校生」の二番煎じとですから、もうひとひねりほしかったなあ。

    まず、3D版に期待しましょう。

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  • 1926年当年公開  
    忘れられた喜劇王
    タグ :
    • 古典喜劇
    • 笑える
    • 感覚的
    • 衝撃的

    サイレント映画の喜劇王といえば、チャップリン、キートン、ロイドですが、この3人ばかりに名声が残ってしまい、他の喜劇俳優は忘却の彼方に置かれています。
    ベン・たーピン、ロスコー・アーバックル、ウィルロジャース・ローレル&ハーデイ。ETC・・・
    ハリー・ラングドンもその一人で、天使のような無垢な容貌で、スカタンなことばかりして周囲を大混乱に陥れるも、本人至ってのんきで「何かあった?」と平然としている。そんな悪魔的なギャップが、シュールな味を出しています。
    ですが、本作を撮って間なしにトーキーの時代を迎え、ハリーの名はきれいさっぱり消えてしまいます。
    同じ悪魔的傾向を持ったマルクス兄弟が、マシンガントークで、トーキーの喜劇王を襲名する傍ら、ひっそりと消えてしまった、幻の喜劇王。
    そんな希少価値を持った良質の喜劇映画です。

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  • 1963年8月(土)公開  
    メインテーマに乾杯
    タグ :
    • 戦争もの
    • 楽しい
    • 興奮する
    • 元気になる

    中学生のとき、テレビで見て感動し、翌日友人たちと興奮して語りあったことがつい昨日のようです。
    昼休みの放送ではあの「大脱走マーチ」が早速流れていました。
    あの感動が40年近くたってもまだ残っているのですから、それに今見なおすたびにしびれてしまうのだから、このようなものを名作というのですね。
    マックイーンのバイクを使っての逃走もいいけど、個人的には収容所の人間模様が素晴らしい。それとトンネルを使っての脱出行は「大いなる幻影」をもじっているなど先行作を上手く消化しています。
    とことん娯楽に徹した収容所映画の集大成です。

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  • 1966年8月(日)公開  
    当たり前田の・・・
    タグ :
    • 時代劇
    • 楽しい

    今や伝説と化したTVコメデイ時代劇の映画化です。
    子供のころ近所の映画館(あのころは町内に一つは映画館がありました。)で見ました。
    長じてTVの再放送で見ましたが、昭和レトロが漂うほのぼのとしたコメデイーで、手作りの玩具のようなノスタルジアを感じます。
    若かりし藤田まこと、白木みのるの溌剌さはもちろん。当時のクレージキャッツや、ノック、竜太郎、売り出し前の加藤茶、伴淳、阿部九州男などのベテランなど、古今東西の顔ぶれがタペストリーのように顔を並べ、戦後芸能史の史料でもあると思います。
    むろん、チャンバラに歌が絡むという名作「鴛鴦歌合戦」の形式を踏襲し、すっかり伝統的なワンパターン内容で、ある意味では常套的だが、今から見れば新鮮です。
    特筆すべきは、挿入歌「ポカン・ポカン」を歌う梓みちよの初々しさ!
    昭和は遠くなりにけり。

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  • 2007年2月(土)公開  
    心の中の小さな松明が
    タグ :
    • ドイツ映画
    • キュンとする
    • 心温まる
    • 泣ける

    自由に物が言えるというありがたみは、今の日本人には分からないだろう。
    自由もない監視下の元の社会の中で、人間らしく生きようとする人々。それを無慈悲に弾圧する秘密警察。前半は、そんな場面ばっかりで、重苦しい感じで見ていました。
    でも、見るうちに、やはり人間というのは捨てたものじゃないな。と思うようになり、ラストは、思い灰色の空から優しげな春の光が差し込んできたような気持ちになりました。
    国家とは何か。国家あっての個人だが、それでは個人の自由は国家あってなのか。個人の自由を保護するのが国家であって、侵害するのではない。
    いかに弾圧の嵐が吹きすさぼうと人の自由はなくならない。・・・・
    心の中に小さな松明が灯された気分です。
    東ドイツ政府の腐敗ぶりと冷酷さをもしっかりと描いています。シュタージの監視のえぐさはG・オーウェルの「1984」を思い起こさせる。
    そういえばこの作の背景は1984年。もしかして、オーウェルへのオマージュなのかな。

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  • 1972年12月(土)公開  
    硬派の映画 バンチュラに乾杯!
    タグ :
    • イタリア映画
    • 興奮する

    コッポラの「ゴッドファーザー」に触発された実録のマフィア映画です。我が国の「仁義なき戦い」にも影響を与えました。
    C・ブロンソンとR・バンチュラの二大名優が文字通りの男の戦いを繰り広げます。個人的にはバンチュラの迫力には圧倒されます。いまどき、こんなパワーを持った俳優が居るのだろうか。J・デップや、L・デイカプリオではスケールが小さく線が細い。渡辺謙を二回りも三回りもでかくしたらいいのかな。それでも、まだ足らぬ。巨大な肉食獣のような
    バンチュラには、惚れてしまいます。
    それだけに美しすぎるほどのメインテーマが際立ちます。全編マシンガンを打ち合ったり、ボスのマランツアーノ殺害のような、凄惨な血まみれシーンに溢れていますが、T・ヤング監督の職人芸で骨太の
    傑作となっています。

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