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タフでなければ生きていけない。
優しくなければ生きている資格がない。(By フィリップ・マーロウ)

皆さんと絡めなくなったのが残念です。
お別れのご挨拶、できなくて本当に申し訳ありませんでした。

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by siorinn
  • 2010年8月(土)公開  
    芋虫
    タグ :
    • 2010
    • ★★★★(素晴らしい)
    • 切ない
    • 怖い
    • 悲しい
    • 衝撃的

    召集令状一枚で戦場に赴く夫を見送ったシゲ子、
    中国大陸で「軍神」となり帰還した夫、久蔵は・・・・

    若松監督は「ジョニーは戦場へ行った」と乱歩の「芋虫」を下敷きに、
    この作品を撮ったとのことですが、シゲ子のあばら家での四季を通して、
    日に焼けてゆく記事、次第に薄汚れてゆく勲章。

    四肢の自由が効かなくても、人は人、食べること、寝ること、
    欲望には限りがない。心は昔のままなのだ。

    戦争を正しいことと刷り込まれ、戦場に行き、殺戮の限りを尽くす。
    自分が身動きが取れなくなった今、自分を省みる。

    寺島しのぶは、脚本を読んで「素顔で」と申し出たとのこと。
    最初の動揺から駆け出すシーン、身動きの取れない夫と対峙し、
    口の利けない「軍神」を前に形勢が逆転する場面、
    これは化粧をした所では出せない表情でしょう。

    寺島しのぶは、試写会の際「これはドキュメントだ」と、
    鑑賞した年配の方に手を握られたとのこと。

    彼女の熱演なくしてこの作品は成り立たなかったでしょう。

    戦争は愚かであると同時に、人の人生を狂わせる。
    「軍神って何?」
    そう彼女が問いかける意味を深く胸に刻みました。

    65回目の夏、是非鑑賞をしていただきたい作品です。

    • ◆このレビューを 3人 が参考になったと投票しています。
    • ◆このレビューは参考になりましたか? [はい
  • 2010年8月(土)公開  
    普遍と不変
    タグ :
    • 2010
    • ★★★★(素晴らしい)
    • 切ない
    • ロマン

    1974年、若く美しい女性が惨殺される。
    ベンハミンはその遺体と、その夫を25年経っても忘れられなかった・・・

    物語は、裁判所職員のベンハミンの回想録から始まり、
    事の起こりから一つ一つ紐解いてゆきます。


    友情、愛情、そして憎しみ、人間臭い部分が実に上手く散りばめられ、
    人は今を生きながらも、過去に囚われる、
    時折フラッシュバックのように挿入されるベンハミンの記憶、忘れられないもの。

    ベンハミンが事件を追う上で、人間の普遍性がテーマとなり、
    そして同じくして、不変性が彼の一個人としての人生のテーマになります。

    人情味があり、被害者の夫に深く共感する余り、軌道を逸してしまう、
    そんなベンハミンのことを凡庸だとか、
    人間性が小さいという声もあるかもしれません。

    しかし、ベンハミンが一市民であり、スーパーヒーローでないから、
    この作品が成り立つのであって、観ているこちらも共感するのではないかと。

    自分よりキャリアが上の女性にはなかなか表立って何もできない、
    だた幾つになろうと胸に秘めた情熱の火は消せない・・・・
    そんな部分に多くの男性は共感を覚えるのではないか?
    そういった気がしてなりませんでした。

    恋愛が絡むので若干甘くは描かれているかもしれませんが、
    アルゼンチン版「罪と罰」というテーマも観客に問いかけており、
    鑑賞を終わった後「自分ならどうしただろうか」と深く自問しました。

    アルゼンチンというお国柄もパブロを通して織り込んであり興味深い。

    映像も濃く、深く、物語に深みを与えてくれており、
    二時間を越える時間を感じさせない造りになっています。

    アカデミー外国映画賞も個人的には頷ける様に思えました。
    是非鑑賞をお勧めしたい作品です。

    • ◆このレビューを 2人 が参考になったと投票しています。
    • ◆このレビューは参考になりましたか? [はい
  • 2010年2月(土)公開  
    家族になると思っていた
    タグ :
    • 2010
    • ★★★★(素晴らしい)
    • 切ない
    • 泣ける
    • 元気になる
    • ハッピー

    ミシシッピ大からNFLボルチモア・レイブンズに一巡指名、
    彼の名はマイケル・オアー、大きな体に恵まれた資質、
    それ以外にも素晴らしいものを持っていた・・・・・

    夫はファーストフードの経営、自分自身はデザイナーとして成功、
    BMWに乗り、豪邸での暮らし、有閑な友人たちの食事。
    全てに満たされているリー・アン、彼女がホームレス同然のマイケルに出会う。

    周囲の偏見や人種差別にも前向きなリー・アン、
    サンドラ・ブロックの出演作を初めて鑑賞したのですが、
    彼女の人柄と性格の良さも手伝っているのでしょうね、
    輝くような魅力が今の彼女にはあり、オスカーも頷けました。

    ちょっと嬉しかったのはキャシー・ベイツが出演していたこと、
    そして子役のリリー・コリンズとジェイ・ヘッドの可愛い事、
    二人ともこぼれんばかりの笑顔で天使のよう。

    比して、マイケルの幼少期は完全には語られないのですが、
    彼がリー・アンと語る言葉の端々から、どのような生い立ちだったか、
    いかにして生きていたか、を知ることが出来、
    観客はリー・アンの気持ちでマイケルの心を知りたい、
    彼をもっと知りたい、そう思わされます。

    一番感激したのは、エンドロールが始まってから。

    ハリウッドの映画は脚色があるので、
    この映画もそれがないといいのだけれど・・・・・
    そんな偏見が若干あったのですが、見事に払拭されました。

    こんな映画をもっと作って欲しいものです。

    • ◆このレビューを 4人 が参考になったと投票しています。
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  • 2010年3月(金)公開  
    BE ITALIAN
    タグ :
    • 2010
    • ★★★☆(かなり好き)
    • ロマン
    • 爽快
    • 興奮する
    • セクシー

    1965年、イタリア。
    グイド・コンティーニ、地位と名声は手に入れた、
    そして彼を囲む女性たちも。

    しかし、彼にはひとつだけ手に入れていないものがあった・・・

    まずはその豪華すぎるキャスト総出演に目を剥きました。
    一体誰がどういう役柄なのか?が歌と踊りに乗せて次第に明らかに。
     
    ストーリー性がない、という声もちらほらと聞きますが、
    そこはミュージカル、細かいことは気にせずに楽しみましょう、
    アンソニー・ミンゲラが最後に上梓した脚本なのですから。
     
    中でも光っていたのは、娼婦役BEPのファーギー。
    ネイティブ・アメリカンの血を引く彼女の野生的な眼、
    グラミーを取った、他の女優とは一線を画した歌唱力。
    自分がBEPが好きだというのもありますが、これは素晴らしい。

    意外にもというのが、大女優ジュディ・デンチ、
    御歳75歳とは思えない歌声とオーラで驚きましたが、
    彼女、出身はシェークスピアの舞台とのことで納得すること然り。
    9歳のグイドを見つめて抱き上げる眼と手には、
    彼女の優しさが滲み出ていて、ちょっと心癒されます。

    楽曲と演出で感心したのはケイト・ハドソンの「CINEMA ITALIANO」
    後半で変貌を見せてくれるマリオン・コティヤール、
    狭い舞台をものともせずに躍動的なダンスと歌で魅せてくれます。

    他にも見所はあるものの、女優陣が余りに個性的で、
    いつもは凄みのある演技のダニエル・デイ・ルイスがちょっと弱く感じます。
    そこも演出とするのならば成功しているのでしょうね。

    賛否分かれる作品でしょうが、個人的にはとても楽しめました。

    • ◆このレビューを 3人 が参考になったと投票しています。
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  • 2010年3月(土)公開  
    脳内麻薬
    タグ :
    • 2010
    • ★★★★(素晴らしい)
    • 切ない
    • 独創的
    • 知的
    • 衝撃的

    2004年・夏・イラク・米軍爆弾処理班。
    自衛隊イラク派遣、小泉内閣で年金未納問題が取沙汰されていた頃、
    この苦痛の極限状態に彼はやって来た・・・・

    前任の軍曹の後釜としてジェームス二等軍曹を据えて物語は進む、
    一見破天荒なジェームスだが、人間臭い部分を垣間見せ、
    班員達とも不器用ながらも心通わせたり、諍いを起こしたり。
     
    物語自体に対しても、メッセージ性があるような、ないような。

    実はそこがビグロー監督の狙いではなかろうか、
    「あれ(戦争)は一体なんだったのか?分からない」と。

    そして分からない現状の極限状態に放り込まれた者たち、
    38日間を心の中でカウントダウンしながら、日々つぶやく、
    「ここで死にたくはない」そして「死なない」と信じて。
     
    アメリカでは退役後、精神状態が不安定になる者が多いと聞く。
    日々緊張の配下に置かれ、死と隣り合わせの生活を送れば、
    平穏な生活に馴染めない自分に気付き、そこでまた苦悩するのであろう。

    ドライに淡々とドキュメントのようにぶれない視点のカメラ、
    子供でも犠牲になるイラクの現状、基地を出た兵士への目線、
    有名俳優も、ああ、こういった使い方をするかと感心する、
    こんな乾いた目線の映画も久方ぶりであったように思う。

    ただひとつ、女性監督らしいな、と思わされたのは、
    キャスティングの俳優が無名に近いものをメインに据えているが、
    煙草の吸い方ひとつにしてもとてもセクシーであるということ。
    ビグロー監督はモデル経験もあるというから当然か。

    色々な意味で考えさせられ、個人的には深い作品であると思える。
    一見の価値あり。

    • ◆このレビューを 3人 が参考になったと投票しています。
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  • 2010年3月(金)公開  
    冒険活劇風ホームズ
    タグ :
    • 2010
    • ★★★★(素晴らしい)
    • 楽しい
    • ロマン
    • 爽快
    • 興奮する
    • 元気になる

    19世紀末、ロンドン。
    若い女性ばかりが犠牲になる事件が起き、
    今まさに、悪魔的儀式の生贄とならんとしていた。
    そこに飛び込もうかとする、世紀の探偵、彼の名は・・・・

    個人的には英グラナダ版のホームズ(ジェレミー・ブレット)の印象が強く、
    ロバート・ダウニー・Jrのホームズはどうだろうか?
    という先入観があったのですが、彼自身の履歴
    (薬物中毒や過去の挫折)がいい意味で新しいホームズ像を作り出しています。
     
    ボクシングのシーンはちょっと感動ものです。
    次は是非、柔術のお手並みを拝見したいものです。
     
    また、ワトソン博士にジュード・ロウというのが功を奏していて、
    冒頭での突入シーンでの、息の合わせ方が冒険活劇風で楽しい。

    原作を読んだことのある人なら分かると思いますが、
    ホームズの部屋の装飾、ベーカー街の描き方、
    美術が当時の雰囲気を良く表現できているのではないかと。

    ストーリーは映画オリジナルとのことですが、
    内容的にも違和感がなく、続編も2011年公開が決定しているとのことで、
    ホームズの天敵のあの人のキャスティングも、大いに気になるところ。

    楽しみがひとつ増えた気がします。

    • ◆このレビューを 2人 が参考になったと投票しています。
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  • 2010年2月(金)公開  
    座右の銘
    タグ :
    • 2010
    • ★★★★(素晴らしい)
    • 爽快
    • 心温まる
    • 興奮する
    • 元気になる
    • 知的
    • ハッピー

    「征服されない」や「不屈」と和訳されている「Invictus」
    英国詩人、ウィリアム・アーネスト・ヘンリーの一編の詩。

    この詩はネルソン・マンデラ大統領から伝わり、ある偉業を成し遂げる・・・
     
    ワールドカップと言えば、サッカーや他のスポーツを想像しがちで、
    ラグビーにもこのような大会が存在したこと自体も知らなかった。
    どちらかと言えば馴染みの薄い印象で、この映画が史実であることに驚いた。

    しかしながら、素材の生かし方が素晴らしいというべきか、
    マット・デイモンが純粋な瞳の主将ピナールを好演し、
    オールブラックスハカの舞、決勝戦の高揚感や臨場感、
    観る者をスタジアムに一瞬にして引き込んでしまうイーストウッドという人物。

    『グラントリノ』や『チェンジリング』もそうだが、
    理不尽とも思われる拘束、いわれなき差別や暴力、
    人が絶望的な立場に置かれた時、いかにそれを打破し立ち上がるか、
    そういった「人間の素晴らしさ」や「美しさ」を描かせたら天下一品ではなかろうか。

    人間というものは皮膚の色や言葉の違いは超えられる、
    そういったリベラルな精神が常に彼の作品の根底に流れている。
     
    私たちはそれを感じ、彼の描く世界観に共感し、心震わせるのであろう。

    作品中でも、反目、差別、といった垣根をゆっくりと取り払い、
    緩やかに融和してゆく様が実に美しく、清清しい。

    また、余談だが、マンデラという人となり、アフリカの現状を知る上で、
    マンデラがロベン島に収監されていた時期を描く『マンデラの名もなき看守』、
    アパルトヘイト撤廃から後を描く『ツォツィ』
    この2本は、この映画がぐっと近くに感じることができる秀作でもある。

    余力があれば、この映画を鑑賞する前に是非お勧めしたい。

    • ◆このレビューを 2人 が参考になったと投票しています。
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  • 2010年1月(土)公開  
    欲望の限りなき泉
    タグ :
    • 2010
    • ★★★☆(かなり好き)
    • 楽しい
    • 笑える
    • 感覚的
    • 独創的

    現代のロンドン、見世物小屋を率いるDr.パルナサス。
    彼の瞑想、鏡の世界と娘にはある秘密が隠されていた。

    急逝したヒースの遺作ということ、彼の親友3人が代役を、
    ということばかりが先行してしまい、内容がやや判りづらい、
    そういった印象を与えかねないかもしれません。

    しかし、鏡の世界でもある博士の瞑想世界、
    芥川龍之介的要素あり、邪悪な象徴・蛇の使い方など、
    実に奥深く興味深い、美術も摩訶不思議感と人間の情欲と理想、
    そういったものが入り混じり、アイロニカルで美しい。

    その一方で、博士と悪魔の掛け合いが馬鹿馬鹿しくも、
    小人パーシーにも時折揶揄されるように、
    「分かっているけれど」止められない、という男性の悲しい性(さが)、
    それがいかに下らなくて身を滅ぼすと分かっていても。

    その象徴が、偉大だけれど、しょうもないお爺さんパルナサス。

    アントン役のアンドリュー・ガーフィールド、
    時折見せる憂いのある表情がどこかで、と思ったら、
    「BOY A」で少年事件の主人公を好演した彼でした。
    味のある悪魔役のトム・ウェイツがまさかあの歌手の?とは、
    顔を知らなかった自分は同姓同名の別人だとばかり・・・人生恥多し。

    実のところ、テリー・ギリアム初作品でしたが、
    「所詮オトコなんてこんな生き物なんですぅ」という、
    監督のため息が聞こえるような作品でとても好きになりました。

    知らないことが逆に良いこともあるのかもしれませんね。

    ヒースの冥福を監督と共に祈りつつ映画館を後にしました。

    • ◆このレビューを 3人 が参考になったと投票しています。
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  • 2009年4月(土)公開  
    全力疾走
    タグ :
    • 2009
    • ★★★★(素晴らしい)
    • 楽しい
    • 独創的
    • 元気になる
    • ハッピー

    インドでも人気の「クイズ$ミリオネア」
    一攫千金を夢見て出場を夢見る者が後を絶たない。
    だが、スラム出身の貧しい青年・ジャマールがこの番組に出演した目的は・・・・

    原作の「ぼくと1ルピーの神様」がサクセスストーリーに近いのに対し、
    この映画はいかなる環境下に置かれても人間は幸せを掴める、
    という前向きな熱気に溢れたキラキラと輝くような眩しさが魅力。

    特に子供たちが可愛らしい、手垢の付いていないキャスティング、
    ポップカルチャー、サブカル好きの、ダニー・ボイルらしい選曲の数々、
    全力疾走でみんなが走り、めまぐるしく変わるスラム街の町並みの息遣い、
    最初から最後まで、ドキドキしながら楽しませてもらい、
    イギリス映画ということを忘れさせるエンドロールのお約束も実に楽しい。

    インドの現状や子供を食い物にする悪辣な大人たち、
    描いてあること自体はどちらかといえば重く眼を背けたくなるような事実。

    しかし、若者の素直さ、愚直なまでの純真さ、重さを跳ね返すようなインドの熱気、
    特に世界遺産、タージ・マハルでのジャマールの逞しさには思わず笑ってしまいました。
    こういう全く暗さを感じさせない所に今年の受賞の所以があるのでしょう。

    お金をかけて作ればいいものが出来る、という理論を打ち破ってくれたいい例。

    最近はハリウッド映画でも顔を見るインドの名優イルファーン・カーンが、
    脇を固めている所もちょっと嬉しい感がありました。
    インドの元気と熱気が、活力のないこの国の御時勢には眩しい作品。

    • ◆このレビューを 11人 が参考になったと投票しています。
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  • 2009年3月(土)公開  
    沈黙は金、雄弁は銀
    タグ :
    • 2009
    • ★★★★(素晴らしい)
    • 興奮する
    • 知的

    1970年代、野党本部のあるウォーターゲートビルに盗聴器が仕込まれ、
    当時の首相であるニクソンが事件への関与から任期中の辞職を余儀なくされた。
    1年と総理が持たないどこかの国と違い、
    任期中辞職したという前代未聞のスキャンダラスな事件。

    この作品の素晴らしさは、やはり主演二人。

    ニクソン像を完璧に噛み砕き、魂を入れているフランク・ランジェラ、
    及び腰ながらも、クイーンでブレア首相を演じたときと同様、
    苦悩する姿とそれを打ち破ったときの表情が光るマイケル・シーン。

    ウォーターゲート事件、ニクソンとフロストいう最高の食材を、
    ロン・ハワードは人間味というスパイスを利かせることで、
    元来の政治的な部分を離れて「何が彼を動かしたのか」
    という部分に光を当てた伏線、脚色、二人の表情、目線、カメラワークに心を奪われる。

    テレビの申し子であるフロストの最後の心憎い演出が答なのだと。

    特に最後の30分間は瞬きをするのが惜しいほど。
    2年間も舞台で同じ配役を演じた二人の掛け合いを是非堪能してください。

    エンドクレジットを観てあっ、と思ったのはデビット・フロストは、
    Sir(サー)を持つ、つまりナイトの称号を持っているということでした。
    娯楽番組の一司会者から、栄光ある称号を得たことを考えると、
    いかに彼に人生を左右したインタビューであったのかと想いを馳せました。

    色々な脚色はあれど、大変よく出来た作品です。

    • ◆このレビューを 11人 が参考になったと投票しています。
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