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レビューした映画

by やまひで
  • 1969年9月公開  
    ドイツ版「海行かば、水漬く屍」
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  • 2004年8月公開  
    大都市東京で生き抜かれた少年時代への、これほどの詩的なオマージュが在り得るだろうか?
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  • 1966年4月公開  
    「ドイツ第三帝國」をヨーロッパの覇者とした戦車戦術の歴史的意義とは?
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     ドイツ軍側の主役を演じたイギリス人俳優ロバート・ショウが、本作によって映画史の殿堂に入ったのは、衆目の一致するところであろう。いかにもアーリア人的で、バリバリのプロイセン型職業軍人をショウはよく体現していたと言える。

    さて、この映画では、西部戦線におけるドイツ軍側の組織的反攻の最後を飾る作戦が描かれている。(「バルジ(突出)」作戦とは連合軍側の名称であり、ドイツ軍側では暗号名として「ラインの守り」作戦、歴史叙述としては、「ルントシュテットまたはアルデンヌ反攻作戦」と呼ばれている。)そして、この作戦の準備期間を描く、本作の謂わば前編のシメを取るシークエンスが、本作で世界的にも有名になったドイツ軍の軍歌『パンツァー・リート』である。今回はこの軍歌を分析することによって、ドイツ国防軍の戦車戦術の第二次世界大戦期における在り様について考えてみたい。

    『パンツァー・リート』では、旋律自体は既に19世紀に存在してものが使われているが、これに、あるドイツ陸軍中尉が1933年6月に作詞したことで、『パンツァー・リート』は曲として出来上がったものである。1933年6月と言えば、ナチス党が政権を握って約5ヵ月程経った頃である。しかも、後に勇名を馳せることになる「ドイツ装甲軍団」はその存在の影さえも見えていなかった時期である。

    ところで、ドイツ語で言う「Panzer」とは、本来「Panzerkampfwagen」の略であり、装甲戦闘車両の意味である。日本語で言う「戦車」に当たるのが、「Kampfpanzer」で、キャタピラーで走行し、回転する砲塔を保持した装甲車両を言うのである。故に、「Panzerlied」も本来なら「「装甲戦闘車両の歌」と訳さねばならないところである。

    では、本題に入ろう。映画で勇壮に歌われる『パンツァー・リート』は、実は5番まであり、恐らくは、演出上これをドラマティックに盛り上げるために、映画では、1番のみを四回も繰り返して歌わせている。このお馴染みの1番は、むしろ戦車兵の日常を描いたものとして理解すべきであり、戦車戦術という観点からは、戦車の「敵」は、「野砲」であると歌う4番と並んで、2番が最も興味深い。その2番では、「稲妻(Blitz)が如く速く」と歌われ、ここに既に、後に「Blitzkrieg」と英語にも入った言葉が使用されている。この迅速さを以って、戦車隊は、先鋒として「Kamerad(「戦友」の意であるが、ここでは「歩兵」の意である)に先立ち、唯ひとり敵の戦列に突進する」のである。この、タンクは歩兵支援武器という従来の発想を乗り越えた、「パンツァー」将軍グーデリアンが編み出した、戦車部隊を歩兵隊から切り離して使用する戦術、パンツァー・カイル(戦車「くさび」)戦法が既にここに歌われていたのである。この運動戦のパラダイムが、ドイツ国防軍をして、1939年9月から1942年末までの3年間ヨーロッパの覇者にたらしめた源泉であった。しかし、その覇権は飛行機の時代が来るまでという限定付であり、その時代はまもなく訪れたのであった。図らずも1941年12月の「空軍対海軍」の「真珠湾攻撃」がその時代の到来を既に告げていたのであった。この意味で、この3年後の1944年12月のアルデンヌ反攻作戦は、制空権を持たない軍隊の無謀な賭けであった。作戦の失敗は初めから見えていたのである。本曲の5番が本作のR.ショウ演ずるドイツ国防軍将校へスラー大佐(モデルは実は武装SS将校!)の運命を事前に予定していた。「節操のない幸運の女神が我等を見放し、死の弾丸が我等に当たって、運命の神が我等を召すのであれば、我がパンツァーはくろがねの墓となれ!」と。

    最後に、『パンツァー・リート』を原語で歌いたい方のためにこれをカタカタ書きにいたしましたので、ご利用ください。

    kオプ‘ス| シュテュrルム・kトゥ・ オー・(ー)kダ| シュナイ・トゥ、
    オプ・ ディ| ゾ・(ー)・ネ・(ー)kウンス| ラハトゥ、
    kデア| ター・(ー)kク・ グリュー・(ー)kエントゥ| 
    ハ(ー)・kイス
    オー・ダー| ア(ー)・(ー)kイス・ カ(ー)・(ー)ルkトゥ・
    kディ| ナハト.
    //ベ(ー)| シュタウプ・トゥ・kズィントゥ・ ディ(ー)・ 
    ゲ(ー)| ズィ(ー)・ィヒ・ター(ー)、
    kドッホ| フrロー・(ー)kイストゥ・ ウン・ザー| ズィン、(オリジナルではここで短調となる)
    ヤー(オリジナルでは:kイストゥ)・ ウン・ザー| ズィン、
    エス| ブrラウス・トゥ・ウ(ー)・ンkザ| パ(ー)・(ー)ン・ツァー
    kイム| シュトゥ・rルム・ヴィ(ー)ントゥ・ kダ| ヒ(ー)ン//

    k:短く八分音符で発音する
    |:音節の区切りを表す
    r:舌先を数回震わせて発音する
    (ー):メロディーの関係から本来の発音より長く発音する
    //…//:オリジナルではここがリフレインとなる

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  • 1969年9月公開  
    犠牲の子羊:サイレンスの死は『偉大なる沈黙』なり。
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     数十年ぶりに偶然に本作を観終わって、ふと思うことがあった。確か、初めて本作をテレビで観た時には、エンディングはかなり無理をした「ハッピィー」ではなかったかと。それで、気になって調べてみると、やはり、今回見たものは、オリジナル・ヴァージョンで、当時テレビで観たものは、北アメリカ・日本版だそうである。とすれば、日本人の美意識も当時はヨーロッパでは知られておらず、アメリカ人並みのそれと随分と見くびられていたものである。

    さて、1968年以前のアメリカ正統派西部劇の本質は、正義は最後には勝つ、謂わば「勧善懲悪」の世界を提示することによって、観衆に「秩序と安寧」のカタルシスを味あわせることにあったと言える。これに対して、1960年代の半ばから流行りだした「イタロ・ウェスタン」、俗称「マカロニ・ウェスタン」の美学は、そのストーリーの残酷さやアクロバティックなガン・ファイトを見世物に、登場するアンティ・ヒーローの非道徳性、反道徳性を観衆に見せつけることにあった。これは、正統ウェスタンのストーリーを、ヨーロッパ的な内面の屈折を反映させて「捻った」ものとも言えるであろう。このような性格を持つ「イタロ・ウェスタン」の系列の中で、「パリ五月革命」の起こる1968年に公開された本作はカルト的存在のものである。何故か?

    第一に、その舞台設定が雪原であることである。「ウェスタン」というと、太陽のぎらつき、乾いた砂埃が舞うというシーンが定番である。その予想を覆すように本作はその作品の最初から雪に覆われた世界が舞台となっている。しかも、ストーリーが展開するその町の名も、ご丁寧に「スノーヒル」と名付けられている。

    第二に、声帯を切られて唖になってしまった主役、その名も「サイレンス」が携帯する銃が、木製ホルスターの付いた「モーゼル」の自動式拳銃であることである。素人にも目の付く、特異な形をしたこの拳銃は、ドイツ製の拳銃である。本作の時代設定が1898年となっているが、このドイツ製拳銃「Mauser C96」は、そのモデル名が示す通り、1896年に製作され始めた自動拳銃で、木製ホルスターを装着して使用できる点も本拳銃の特徴になっていた。(因みに、何故日本では、「Mauser」の読みがドイツ語での「マウザー」ではなく、フランス語風の「モーゼル」になったかは、不明である。)

    第三に、最後のエンドロールが出る直前に映される説明書きに書かれてある内容が社会批判的性格を持っていることである。サム・ペキンパー監督の『ワイルドバンチ』(1969年作)の銃撃戦の美学を先取りするような、サルーン内での、賞金稼ぎたちによる賞金首たちとその情婦の銃殺をもって、これを豪雪の年1898年に「合法の名の下に」引き起こされた「虐殺」と名付けている。映画の説明書きは更に続けて、次のように語る:

    「男供の履いている皮のブーツがこれから千年この地の土の砂埃を舞い上げようとも、ここで死んだ貧しい人々が流した血の跡は、何物によってもかき消されることはないであろう。」

    このメッセージは、ドイツ人「怪優」K.キンスキー演ずるところの極悪賞金稼ぎロッコが作中数回に亘って語る台詞「俺は法に触れるようなことは何もやっちゃいないさ!」の文脈を明確にさせてくれる。貧困のために法を犯さざるを得なかった「無法者」、合法性の枠内で「不正義」をはたらく賞金稼ぎ、そして両者の中間的立場に立つ、即ち、正当防衛という形でかろうじて合法性の枠内に留まり、「正義」の復讐を謀る殺し屋サイレンスという三者の関係である。合法的であるということは、必ずしも正義にはつながらないということなのである。しかも、その「合法性」の手先たる賞金稼ぎの背後には、土地の判事兼商人が付いており、このことにより、その「合法性」が、現代的に解釈すれば、資本主義的秩序であることが類推できるようになっている。この意味で、本作が当時のニュー・レフトの連中に支持されたというのも頷ける。

    という訳で、僕も本作(原題:『偉大なる沈黙』)を僕のB級カルト作品集の一本に加えるものである。

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  • 2007年6月公開  
    河瀬監督、それはないでしょう!
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  • 2005年10月公開  
    悪くはないが、時代色の希薄な点が少し気に掛かる
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  • 2005年2月公開  
    良心の葛藤が映像化されて、その妙に納得!
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  • 1998年6月公開  
    最後のワン・シーンは見ないでおこう!
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  • 2003年6月公開  
    スタイリッシュだが、中身の浅薄なSFラブ・ストーリー
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  • 1962年12月公開  
    「単調なる もの憂さに 我が心傷つく」、何と詩的な、しかし運命的な暗号文であろうか!
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