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荒廃を極めたアメリカのハイスクールを舞台に、教師、生徒、そして父母たちの葛藤を描く。製作はアーロン・ラッソ、監督はアーサー・ヒラー、脚本はM・R・マッキニー、撮影はデイヴィッド・M・ウォルシュが担当。出演はラルフ・マッチオニック・ノルティジョベス・ウィリアムスジャド・ハーシュほか。

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私立ジョン・F・ケネディ高校に、女性弁護士リサ・ハモンド(ジョベス・ウィリアムス)が訪れた。当校の卒業生カルビンが、学校を出たのに読み書きができない、と訴訟を起こしたので、教師たちの証言を得るべく派遣されたのだ。この高校の荒廃はかなり進んでいた。生徒同士の暴力沙汰は日常茶飯事。教師同士でさえ些細なことでいがみあっている始末。同じ日、学校の近くのアパートに精神病のハーバート(リチャード・マリガン)が越してきた。彼が自室を探していると、ある部屋の電話が鳴り、思わず受話器を取った。その部屋には代用教員のパナークが住んでいて、電話はケネディ高校から。かくして彼は、歴史教師パナークとして、ケネディ高校に通うことになった。アレックス・ジュレル(ニック・ノルティ)は、かつては模範教師として熱弁をふるったことがあるが、今は教育への情熱もさめている。とはいえ、人間味あふれる彼の授業は生徒の人気も高い。そんな彼が生活指導を受け持つことになった。読み書きができず、しかも両親の離婚問題で悩むエディ・ピリキアン(ラルフ・マッチオ)に、ジュレルは自分の授業に出ることをすすめる。一方、この高校の理事長バーク女史(リー・グラント)は、訴訟問題や傷害事件のもみ消しを校長らに厳命する。各教師が口を閉ざす中、リサはジュレルに真実の証言をするように口説く。リサもこの高校の卒業生で、しかもジュレルの指導を受けていたのだ。彼女はジュレルにかつての情熱を取り戻してほしかった。さて、代用教員になりすましたハーバートだが、彼は講義のたびに、その歴史上の人物の扮装をするので生徒たちの人気者となっていた。ジュレルは生徒たちに、学校の悪いところを指摘するように問いかけた。エディは、テスト中に寝ている教師デイト、喫煙している女生徒たちなど、学校の恥部を写真に撮った。これらの写真が新聞に報じられ、ジュレルは責任を追求されるが、彼はエディと心が通じたことがうれしかった。次の日、事件が起こった。テスト中にいつも寝ているデイトがいつの間にか死んでいた。さらにジュレルは女生徒から妊娠したと相談を受けた。その父親は体育教師で、他の生徒も妊娠させていたのだ。警官のロッカー捜査でエディの友人のカールが銃を持っていたことが発覚、逃げようとしたカールは射殺されてしまった。そしてカルビン訴訟も示談となった。ハーバートも病院からの迎えが来た。ハーバートは看護婦たちに言う。「私は教師だ」。学校側はジュレルを追い出しにかかる。学校、教育の腐敗ぶりに絶望したジュレルは学校を去ることを決意した。だが、リサ、生徒たちがジュレルに残るように説得する。ジュレルは生徒たちのために残る決意をし、理事長に言い放つ。「俺は教師だ」。

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作品データ

原題 Teachers
製作年 1984年
製作国 アメリカ
配給 UIP
上映時間 0
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