映画-Movie Walker > 作品を探す > 評決

ボストンの病院で起こった不正事件をめぐる裁判をきっかけに、教会と法曹界を相手に正義を貫こうと体を張る中年弁護士の、自らの立ち直りを賭けた必死の姿を描く。エクゼクティブ・プロデューサーはバート・ハリス、製作は「JAWS・ジョーズ」のリチャード・D・ザナックデイヴィッド・ブラウン、監督は「プリンス・オブ・シティ」のシドニー・ルメットバリー・リードのベストセラー小説を基に「郵便配達は二度ベルを鳴らす」のデイヴィッド・マメットが脚色。撮影は「プリンス・オブ・シティ」のアンジェイ・バートコウィアク、音楽はジョニー・マンデル、編集はピーター・フランク、美術はジョン・キャサーダ、コスチューム・デザイナーはアンナ・ヒル・ジョンストンが各々担当。出演はポール・ニューマンシャーロット・ランプリングジャック・ウォーデン、ジェームズ・メイスン、ミロ・オシア、エドワード・ビンズジュリー・ボヴァッソ、リンゼイ・クルーズなど。

4/5
総評価数 19
レビュー 1
投票 18
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ 100% (6)
星4つ 25% (10)
星3つ 25% (3)
星2つ 0% (0)
星1つ 25% (0)

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

フランク・ギャルヴィン(ポール・ニューマン)は、弁護士だが、昼間から酒を飲み、新聞の死亡欄で係争問題が起こりそうな事故死を調べては、その葬式にもぐり込み名刺を置いてくるという荒れた生活を送っていた。昔の彼は違っていた。一流大学の法科を主席で卒業し、権威ある法律事務所に勤務するようになった彼は、すぐにボスの娘と結婚しバラ色のエリート・コースを歩んでいた。それが先輩の不正事件に捲き込まれ、彼が買収工作の罪をきせられ逮捕されるという事態に陥ってしまった。クビになり妻とは離婚、全てを失った彼は、そのまま転落の一路を進んでいった。よき理解者の老弁護士ミッキー(ジャック・ウォーデン)ですら、今のギャルヴィンには手を焼いていた。そのミッキーが、ギャルヴィンにある事件をもってきた。その事件とは、出産で入院した女性が、麻酔処置のミスで植物人間になってしまったという、医療ミス事件だった。披害者の姉夫婦が、その病院、聖キャサリン病院と、担当の医師2人を訴えたのであった。原告側の証人である大病院の麻酔科の権威、グルーバーに面会し、完全な医師のミスであることを確信したギャルヴィンは、廃人となったデボラの不幸な姿を見て、ショックを受けると同時に、これまでにない怒りを感じるのだった。訴えられた聖キャサリン病院は、カソリック教会の経営で病院の評判が傷つくことを恐れたブロフィ司教(エドワード・ビンズ)は、ギャルヴィンに示談を申し出た。補償金頷は21万ドル。この仕事に執念を燃やしはじめていたギャルヴィンは、この大金を蹴った。事件は法廷にもちこまれることになり、教会側に雇われた被告側弁護士コンキャノン(ジェームズ・メイスン)が動き出した。ある夜、ギャルヴィンは、行きつけの酒場で、謎めいた範囲気をもつローラ(シャーロット・ランプリング)という美しい女と知り合った。離婚して今は独身という彼女を夕食に誘った彼は、その日ギャルヴィンのアパートで一夜を明かした。数日後、判事のホイル(ミロ・オシア)が、示談解決の余地はないかと相談を持ちかけるが、話し合いがこじれ、ギャルヴィンはミーロに悪い印象を与えた。そんなころ、ギャルヴィンにとって一大事態が発生した。彼の最大の頼みである重要証人のグルーバー医師が、コンキャノンの工作で寝返りをうち、何処かに姿を消してしまったのだ。今さら示談をむし返すことは不可能に近い。窮地に追い込まれた彼の唯一の支えとなったのはローラだった。有利の状況が見出せぬまま開廷の日が来てしまう。事件の焦点は、患者デボラが、なぜ、麻酔マスクの中で嘔吐し、そのために一時的に窒息死した状態になり脳障害を生ずるに至ったかという点にあった。患者が麻酔処置を受ける1時間以内に食事をした場合ならこの種の事故が起こりうる。しかし当夜のカルテには、患者が食事を取ったのは9時間前と示されていた。これなら麻酔処置の過失とはいえない。ギャルヴィンの最後の望みは、なぜか一切の証言をも拒否している当夜の看護婦ルーニー(ジュリー・ボヴァッソ)をくどき落とすことだった。しかし、ルーニーへのアプローチは、すべてコンキャノンに洩れていた。彼は常にギャルヴィンより先回りをしているのだ。誰かが情報を流している…。やがてギャルヴィンは、ルーニーが、当夜カルテに食事時間を書き込み2週間前に病院をやめている看護婦ケイトリン(リンゼイ・クルーズ)をかばっていたことをつきとめた。彼は、ニューヨークにいるケイトリンの居所を探し出しニューヨークに飛んだ。そのころ、コンキャノンの部下としてスパイしていたのがローラであったことを、ミッキーがつきとめた。それを知り愕然とするギャルヴィン。しかし、自分の行動を恥じ、今は真に彼を愛していると告白するローラ。翌日の法廷ではケイトリンが登場し、カルテの数字1を9に書き直したという決定的な証言を発した。ギャルヴィンは勝った。裁判にも自分にも…。

見たい映画に
登録した人
20

作品データ

原題 The Verdict
製作年 1982年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス
上映時間 0
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

レビュー

土壇場でまさかの大逆転

投稿者:okara

(投稿日:2009/6/9)

もしもあの日夜明け間もなく、あの電話の請求書が届けられなかっ…

[続きを読む]

支持者:1人

最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

見て良かったランキング
ジョーカー
ジョーカー

孤独な男が巨大な悪へと変貌していく悲劇の物語をホアキン・フェニックス主演で描く

ホテル・ムンバイ
ホテル・ムンバイ

インドで起きた無差別テロでホテルに閉じ込められた人質たちの脱出劇を実話を基に描く

ジョン・ウィック:パラベラム
ジョン・ウィック:パラベラム

最強の殺し屋の壮絶な復讐劇を描いたキアヌ・リーブス主演のアクションシリーズ第3弾

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 作品を探す > 評決