泣きたい私は猫をかぶる|MOVIE WALKER PRESS
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泣きたい私は猫をかぶる

2020年6月18日公開,104分
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第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞作『ペンギン・ハイウェイ』で、注目を集めた「スタジオコロリド」が手掛ける長編アニメーション映画第2弾。猫に変身することができるお面を手に入れた女子中学生の一途で不思議な恋が描かれる。『借りぐらしのアリエッティ』の志田未来と、人気アニメ「鬼滅の刃」の花江夏樹がW主演で声優を務める。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

周囲を驚かせるような言動が目立つことから、「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている中学2年生の笹木美代。彼女は想いを寄せるクラスメイト・日之出賢人に対して果敢にアタックを続けているが、まったく相手にされずにいた。そんな彼女には、“猫に姿を変えて日之出に会いに行く”という誰にも言えない秘密が。猫として日之出と一緒にいることに心地よさを覚えたムゲは、人間であることを捨て猫でいたいと思い始める。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2020年
製作国
日本
配給
東宝
上映時間
104分

[c] 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会 [c]キネマ旬報社

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映画レビュー

3.5
  • コージィ

    2
    2020/6/26

    手描きと3DCGを融合させた、奥行きあり、様々な動きに快感がある作画。
    ジブリ出身の作画監督・横田氏の女の子の表情と猫の動きはとくにいい。
    名匠・佐藤順一監督と、こちらもジブリ出身の柴山智隆監督のコンテ、演出により、テンポのいい場面が続く。

    志田未来と花江夏樹の声も心地よい。

    そして……それらを全て破壊するセリフの絨毯爆撃。

    主人公はもちろん、ここに出てくる人々は大人たちも誰もかもが、居心地の悪い世界に生きて機嫌が悪く、思い通りにならず悔やみ、自分の居場所を探してフラフラしている。
    経済も人間関係も八方塞がりな今の中学生〜大学生(または20代)の世代が感じている憤りを反映した設定なのは理解できるが、陰鬱すぎるのと、さらに彼らが何を感じているか、何に今困っているのか、気持ちまで説明セリフなのがきつい。
    喋り過ぎキャラばかりの世界。

    そして、恋愛は理屈じゃないとはいえ、主人公がなぜ日の出くんに惚れているのか、男キャラの魅力がわからない。
    「感じさせる」表現が少ないからだ。
    せいぜい、家が嫌いで入るのに気合が要る、というのと告白のところくらいか。

    また、表面上は『耳をすませば』『猫の恩返し』パスティーシュに、『鎌倉ものがたり』『ユンカース・カム・ヒア』『君の名は。』の切り貼りのような世界。
    着地点含めて、「どっかでみたな」というパターン踏襲に過ぎず、既視感の嵐。

    いや、私がスレたおじさん過ぎて、対象年齢じゃないのかも?
    素直に恋愛ファンタジーを楽しめる世代には、お勧めします。

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    ネタバレあり
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  • ビーバーのしっぽ

    4
    2020/6/20

    抑えた演出で、重いテーマを退屈させずに軽やかに見せるのはさすが。一回目はファンタジーな恋物語として見て、二回目は重い現実に負けずに生きていく今の子供たちへのエールとして鑑賞。劇場で上映するのを前提とした作画や音響の演出が多いのでスクリーンで見てみたい。テレビで見るなら部屋を暗くすると良いと思います

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