ロバート・ダウニー・Jr.
ジョン・ドリトル
世界中で100年以上にわたって愛されている児童文学を、「アベンジャーズ」シリーズのロバート・ダウニーJr.主演で映画化。動物と話すことができる変わり者の名医ドリトル先生が、病に侵された女王を救うため、動物たちと伝説の島を目指す。エマ・トンプソンや、ラミ・マレック、トム・ホランドといった豪華キャストが、個性豊かな動物たちの声を務める。
※結末の記載を含むものもあります。
動物と会話することができるドリトル先生は、世間と距離を置き、頑固なオウムや臆病なゴリラ、陽気なシロクマといった個性豊かな動物たちと暮らしていた。ある日、若き女王が病で倒れたことを知ったドリトルは宮殿へ。毒が盛られていたことを突き止め、唯一の解毒剤“エデンの樹”の果実を求めて伝説の島へ向かう。だが、冒険の途中、国を揺るがす陰謀に巻き込まれてしまう。
ジョン・ドリトル
ラソーリ
ブレア・マッドフライ
バッジリー卿
トミー・スタビンズ
レディ・ローズ
ポリネシア
チーチー
ヨシ
プリンプトン
ダブダブ
ジップ
バリー
ベッツィ
チュチュ
ジョン・ドリトル
ラソーリ
ブレア・マッドフライ
バッジリー卿
トミー・スタビンズ
レディ・ローズ
ポリネシア
チーチー
ヨシ
プリンプトン
マフィア・アリ
マフィア・アリ
ダブダブ
ジップ
バリー
ベッツィ
チュチュ
監督、脚本
原作
脚本
脚本
原案
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作
製作
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣裳
主題曲/主題歌
[c]2019 Universal Pictures. All Rights Reserved. [c]キネマ旬報社
ストーリーが単調極まりなく、
ドラマの細部に見どころがあるわけでもなく、
活劇にアイディアがあるわけでもなく、
いったいこれは何を楽しめばいい映画なのでしょうか。
コロナ騒ぎの今、映画館に来る人数が壊滅的に減っている中で映画会社が新規公開するような作品とは、失敗作の棚卸以外にありえない……という冷たい現実を思い知らされました。
※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。
【賛否両論チェック】
賛:孤独だったドリトルとスタビンズが、動物達との冒険を通して、本当に大切なものを見出していく様が、観ていて深い感動を誘う。動物達の超豪華な声優陣も必聴。
否:展開は非常にご都合主義で、主人公達が危ういところを毎回ギリギリで助かっていくのは、まさにご愛嬌。小さい子が思わず怖がってしまいそうな描写もある。
最愛の人との死別が引き金となり、人間に心を閉ざしてしまったドリトル先生と、そんな彼に憧れを抱く、自分の居場所を見つけられずにいた少年・スタビンズ。孤独だった2人が、一癖も二癖もある動物達と破天荒な大冒険を繰り広げていくうち、次第に仲間達との深い絆を確かなものにしていく姿に、思わず胸が熱くなります。情操教育にもとってもイイと思います(笑)。
そして何といっても特筆すべきは、動物達の声です。エマ・トンプソンにラミ・マレック、トム・ホランドにマリオン・コティヤールにセレーナ・ゴメスと、超がつくほど豪華すぎる声優陣が務めていますので、そちらにも要注目です。
難点としては、展開がとってもご都合主義なところと、小さい子が少し怖がってしまいそうなシーンなんかがあるところでしょうか。しかしそれらを差し引いても、是非家族でご覧になっていただきたい、とってもステキな冒険物語に仕上がっていますので、気になった方は是非。