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投稿レビュー(3件)弥生、三月 -君を愛した30年-は星3つ

切なくも温かい。新鮮な感動を呼ぶ「3月」の物語。 (投稿日:2020年5月23日)

【賛否両論チェック】
賛:2人の激動の30年を「3月」だけで描くという手法が、新鮮かつ感動的。2人がそれぞれの人生に思い悩みながらも、それでも切れずに心のどこかで繋がっている姿が、切なくも温かい。
否:時間軸はどうしても少し分かりにくい感がある。展開も結構予定調和なほか、ラブシーンもあり。

 どこまでも真っ直ぐなヒロイン・弥生と、底抜けに明るくてどこか脆い太郎。そんな2人の激動の30年を、果たして「3月」だけでどう描いていくのか、最初は少し不安でしたが、全くの杞憂でした。
 お互いに淡い恋心を抱きながらも、“親友の死”という十字架を背負い、別々の道を選んだ弥生と太郎。2人が時には絶望のどん底へ突き落とされ、時にはお互いを励まし合いながら、不思議と切れることなくどこかで繋がっている様子は、運命の儚さと同時に、愛おしさすら感じさせてくれるようです。夜行バスのシーンなんかは、現実にはなかなかあり得ないと分かってはいても、それでも切なすぎて胸が痛くなります。逆に結婚式のシーンなんかは、太郎の優しさがにじみ出ているようで、こちらもあり得ないと分かってはいてもグッと来ます。
 ラブシーンもあるので、デートで観るのには少し難があるかも知れませんが、一風変わったテイストの感動の物語ですので、是非ご覧になってみて下さい。 »ガイドライン違反報告

投稿:門倉カド

評価:3
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いろいろあったが (投稿日:2020年4月6日)

いろいろな事があったが、二人の思いは変わらず、あるべきところに落ち着いたという感動的なストーリーでした。
主人公二人の高校生から30歳までの演技は見所の一つですが、さほど不自然ではなかったと思います。
しかし、いくつか違和感を覚える箇所がありました。
高校卒業式後のあの分かれ道、お互いに引かれるところがあったのだから、連絡先交換くらい自然だったような。サクラの事があったからそんな気持ちではなかったということかな?
太郎が、古本屋で弥生に偶然出会うところも、都合が良すぎるような。住所不明で、離ればなれになった二人をどのように再会させるか、難しいところです。
しかししかし、最後でこのストーリーは、ある男女のおとぎ話だったことが判明、細かい事を指摘するのは野暮でした。
新型コロナの影響か、平日昼でも、観客は私一人で貸切状態でした。感染対策には良かったですが、寂しい映画館でした。
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投稿:Movie Walkerユーザー

評価:3
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平成とは。 (投稿日:2020年4月1日)

監督のオリジナル脚本なので、もしかすると、最初から波瑠と成田凌を両主演の念頭に置いて当て書きしたのではないかと思うぐらいに、二人のキャラクターにしっくり来る、よくできたストーリーでした。

優等生で、ともすると「正義マン」になりがちな主人公の弥生の不器用な生き方。これなど、まさに波瑠さんのキャラクターそのものでしょう。

そしてチャラさもどこか中途半端なら、誠実さも中途半端。サッカー部での活躍も中途半端な成田凌。

青春時代。
目の前に、ありとあらゆる可能性が開けていて、輝く未来に手が届きそうに思えていた時をスタートとして、「喪失」をテーマに、日々を描きます。

選択肢が失われるのが早過ぎたサクラと、ゆっくり、ゆっくりと選択肢が失われ行く弥生と太郎。
「選択肢の喪失」が大人になるということなのだとすると、大人になるとは、なんと残酷なことなんだろうと思わせるお話で、心に沁みる美しく哀しいシーンが山盛りのお話でした。

いったい何十箇所でロケを行ったのやらと驚かされるほど膨大なシーンの積み重ねによって丁寧に手間を惜しまず描かれた、青春から初老までの長い時間の流れを、わずか2時間に圧縮したドラマで、彼と彼女が生きた、幸せとは言えなかった30年間を振りかえる、しみじみとしたお話でした。

成田凌って、若いけど、ほんと名優だわと感心させられました。 »ガイドライン違反報告

投稿:お水汲み当番

評価:5
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