藤原竜也
伊藤カイジ
シリーズ累計発行部数2100万部を超える大人気コミック「カイジ」を、藤原竜也主演で実写映画化したシリーズ第3作。原作者の福本伸行が脚本に携わり、4つの新ゲーム「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」が登場するオリジナルストーリーが展開する。前2作に続き、佐藤東弥監督がメガホンをとり、天海祐希、松尾スズキ、生瀬勝久らが再登場するほか、福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎らが新たに参戦する。
※結末の記載を含むものもあります。
2020年、東京オリンピックの終了を機に景気は急激に落ち込み、貧富の格差がかつてないほど広がった日本。そんな社会で、変わらず底辺の生活を送っていたカイジは、ある日、帝愛グループ企業の社長に出世した大槻と再会。彼から、金を持て余した老人が主催する若者救済イベント「バベルの塔」の存在を知らされたカイジは、一攫千金を懸けた大勝負に挑む。
伊藤カイジ
高倉浩介
桐野加奈子
廣瀬湊
黒崎義裕
大槻 太郎
坂崎孝太郎
遠藤凛子
西野佳志
高瀬強士
菅原太一
渋沢総一郎
東郷滋
最後の審判挑戦者
監督
原作、脚本
脚本
音楽
製作
製作
製作
製作
製作
製作
エグゼクティブプロデューサー
企画プロデュース
制作プロデューサー
制作プロデューサー
撮影
照明
録音
美術
装飾
編集
VE
VFXスーパーバイザー
記録
助監督
制作担当
キャスティングプロデューサー
[c]福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会 [c]キネマ旬報社
【賛否両論チェック】
賛:新たな仲間と共に這い上がろうと戦うカイジの姿に勇気づけられる。痛快などんでん返しも健在。
否:元々の設定が非常に荒唐無稽なので、そもそもの好き嫌いが分かれそう。毎回主人公を中心に上手いこと物事が進んでいくのも、どうしてもご都合主義に感じてしまう。
特に前作までの説明はしてくれないので、予備知識はあった方がよさそうですが、一応ストーリーとしては本作だけでも充分楽しめそうです。
超格差社会にあって、這い上がろうと躍起になったカイジが、新たな仲間を得て難攻不落なゲームの数々に挑んでいく姿は、観ているだけで勇気をもらえます。カイジが語る、
「誰が何にベットするかは、自分で決めるもんだ!!」
という言葉がステキでした。
そして何といっても本シリーズ特有の、相手が勝利を確信した直後のどんでん返しが、また非常に痛快です。今回もその魅力は随所で存分に発揮されているので、観ていて溜飲が下がる想いです。
シリーズファンのみならず、ちょっと元気をもらいたい時に、是非オススメの作品です。
最後はやっぱりだなって感じで、見終わって「面白かった~」チャンチャンってなりました。
竜也君と鋼太郎さんの舞台がかったセリフの応酬も福地君の切れた演技も見ものでした。
種明かしの説明めいたセリフをダレずに言うのは俳優さんにとって高いハードルだと思います。さすが竜也君❣