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投稿レビュー(24件)ジョーカーは星4つ

怒りが正当だからと言って、人殺しまで正当化されるのか? (投稿日:2020年7月19日)

精神に重い障碍を負っている主人公が、数々の殺人の末にJOKERと呼ばれるようになるいきさつを描いた映画です。

……と、↑この1行を見ただけで、日本映画界では絶対に撮られる可能性がないテーマであることは分かると思います。
そういう主人公ですから、主人公の主観のうち、いったいどこまでが妄想で、どこからが現実で……を意図的にボヤかして描いているため、観客のゾワゾワ感を強烈に刺激する映画に仕上がっています。

すでにJOKERがバットマンと戦った鬼気迫る映画を数年前に観た人が対象なので、ようやく成立するストーリーなのだと思いますが、前作同様、危険きわまりない作品だと感じました。

※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。 »ガイドライン違反報告

投稿:お水汲み当番

評価:3
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希望ゆえの絶望。悪のカリスマ誕生に至る、衝撃の物語。 (投稿日:2020年1月19日)

【賛否両論チェック】
賛:心優しかった主人公が、掴みかけた希望に裏切られるうちに、少しずつ絶望へと沈み行き変わってしまう様が、観ていて胸が痛くなるよう。
否:世界観としてはかなりダークなので、観た後で気が滅入ってしまいそう。惨殺シーンの描写もあり。

 勿論本作単体でも充分没入出来ますが、バットマンシリーズの知識なんかがあると、いろんなところが繋がるので、さらに楽しめると思います。
 自身の病気と寝たきりの母を抱え、社会からつまはじきにされながらも、心優しく生きてきた主人公・アーサー。やはり本作で1番気になってしまうのは、そんな彼がどうして“悪のカリスマ”と呼ばれるまでに、無慈悲な悪へと染まってしまったのかということだと思います。
 夢を追ってもがき続けるうちに、ふとしたきっかけからアーサーの下へは様々な希望が舞い込んできますが、その度に運命が残酷なまでに彼を絶望のどん底へと叩き落としていく様に、絶望を連れてくるのは希望だと改めて突きつけられるようです。そして優しかったはずのアーサーが、運命に固執し裏切られるうちに、次第に変わっていってしまう姿は、観ていて痛々しいまでに生々しさを感じさせます。
 グロシーンもありますが、悪のカリスマが誕生する狂気の瞬間を、是非ご覧になってみて下さい。 »ガイドライン違反報告

投稿:門倉カド

評価:4
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すごい難しい (投稿日:2020年1月12日)

・・・難しい映画だと思いました。
ホアキンさんの演技は見事で圧倒されました。

今まで分からなかった悪の誕生過程に視点を置き、心優しい気弱な男が苦悩から狂気にとらわれ、祭り上げられた道化に落ちていく演技に賞賛が集まるのもわかる。素晴らしい構成に演技、カメラワーク。
けれど作品を見ての感想となると、メッセージとテーマがわずかにずれつつ観客に考えろ、と投げつけられたので…すごい悩んでしまいます。
娯楽として手放しに楽しめる作品ではなく、息苦しさと後味の悪さがざらざらと残って…すごい難しい映画だと思いました。 »ガイドライン違反報告

投稿:ひろ

評価:4
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三度度観るかも知れない・・・ (投稿日:2019年11月30日)

「JOKER」は、子供映画ではない。
バットマンのバの字も出ない。

大人の映画であり、ニューズウイークのThe “Joker” Isn't Political? にあるように、考えさせられる内容だ。

「政治的?」とまでは思わないが、世情を反映しているのは確かで、元がコミックだと思えないくらい現実的である。
実際、共感する部分は多く、その所為で考えさせられるのだ。
シリアスな映画だが、既に二度観た。
映画好きには、ウケると思う。

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投稿:F

評価:5
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描かれているのは米国の現実 (投稿日:2019年11月8日)

「ダーク・ナイト」で故・ヒース・レジャーが演じたジョーカーの、人物描写をふくらませた作品かと思ったら、描かれている人物像は、かなり違っていた。

ヒース・レジャーが演じたジョーカーは、悪霊に取り憑かれたような、自らの葛藤が抑圧され、自覚できなくなったかのような狂気だった一方
本作のジョーカーは、狂うことも出来ず葛藤に苛まれながら社会に復讐する確信犯。

そして、映画で描かれているのは、ジョーカー自身というより、ジョーカーの目を通して見たアメリカの現実。

ジョーカーの心理描写は、分かり易いレベルに留められ、ジョーカーを襲う、畳み掛けるような不幸も、アメリカ社会では珍しくない理不尽の、一例であるように描かれる。

時代設定は恐らく1980年代半ば。パソコンが、まだほとんど普及していなかった、アナログ最後の時代で、90年代初頭に現実に起きた、ロサンゼルスの暴動を思わせるエピソードが後半の物語展開に絡んで来るけれど、そこに描かれている社会の問題は、21世紀の今も、当時と全く変っていないし、アメリカだけの問題ではない。

本作の、上映自粛を求める請願が、米国で相次いだというのも納得で、本作は、漫然とした不安・怒りを抱えている者たちに、自らの怒りを自覚させ、怒りの矛先を教えるような内容になっているのは確か。

本作の延長で、新たなバットマンの映画も作れるようなストーリー展開にもなっていた。けれど、
これまでのバットマンでは、ジョーカーは正体不明の怪人なのに、本作でジョーカーは、身元を知られてしまっている。

続編はどうなるのか?

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投稿:元電気メーカー社員

評価:4
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悪くはなかったんだけど…… (投稿日:2019年11月3日)

なんとなく精神病患者への偏見を増長させそうな感じがしたのが少し気になりました。
悪のヒーローと言うには主人公が悲しすぎたし、なんであれでダークヒーローとして担ぎ上げられるのかもよくわからなかったです。アメリカではそうなのかな? »ガイドライン違反報告

投稿:Movie Walkerユーザー

評価:3
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怪物級の映画であるのは間違いなし、でも狂気級の映画になれた (投稿日:2019年10月24日)

バットマンシリーズ最大の敵ジョーカーの誕生を描く前日譚もの。
ノーラン版バットマン以降のリアル路線アメコミ実写化において
現実に起こりえそう感含めてやはりバットマンという題材がかなり親和性が高い。
社会の潮流が社会から孤立していた男をジョーカーへと変貌させるのは面白い。
そしてジョーカー演じるホアキン・フェニックスの痩せぎすな肉体、
泣いてるようにも見えるけたたましい笑い、
狂気に飲み込まれる一方徐々に自信をつけ「ジョーカー」になっていく姿は本当に素晴らしい演技。
同じく社会から孤立していたダークヒーローを描いた作品「タクシードライバー」の主役である
ロバート・デ・ニーロをあの役に配したのも見事だったように思う。
ただ全体的にスローの多用や似た構図の繰り返し(意図的だろうが)でやや鈍重な展開。
そして個人的にはそもそも論でアレなのだが
いわば突然変異的に生まれた無軌道な狂人ジョーカーであることが最大の魅力なのに
ジョーカーになる過程を詳細にやってしまうとその魅力がどうしても半減してしまう。
「マン・オブ・スティール」以降のDC映画の中では間違いなく最高。
それだけにもっと凄いものが観れたんじゃないかという気持ちも湧かないではない。 »ガイドライン違反報告

投稿:からかす

評価:4
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思ったほど重苦しい感じではなかった (投稿日:2019年10月24日)

 映画バットマンのとき、主人公バットマンよりわたしが応援したのがこのジョーカーだった。そんなわけだからこの映画は公開前から期待していた。
 映画バットマンシリーズがコミカルでハイスピードで喜劇的にも演出されている一方、こちらは現代米国都市が抱える病魔である、格差、貧困、精神病を抱えて生きる人、暴力、DV、テレビショーの商業主義…、それらを背景に一人の男の悲劇を丁寧に描いている。最後は狂人ジョーカーになるのが映画を見る者には分っているのだから、意外性やどんでん返しは期待できない。その意味では予定調和的な脚本・ストーリーではある。
 しかしそれでもなお、アーサーという一人の哀れな男が生まれ持った不幸な境遇のうえに、さまざまな試練に遭い、当初の意思とは違って狂人的犯罪者に墜ちていくさまは感慨深い。ある意味左派の視点から現代社会を批判的に描いた社会派作品にも思えた。 »ガイドライン違反報告

投稿:猟兵

評価:3
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怖かったです (投稿日:2019年10月22日)

本作はジョーカーという全世界で認知されている凶悪キャラクターのバックグラウンドを描いた作品です。コミックのキャラクターなので原作はありますが、今回はどんな原作から引用していないオリジナルのストーリーです。
さて、今回の作品は日常に潜む危うさというのがテーマのように感じました。この作品をつまらない、不幸が軽い、ジョーカーじゃない等な理由で批判している方が見られますが、この作品のそもそもはあのイカれてるジョーカーは日常に潜んでいる、誰でも皮を被ってジョーカーになれる可能性がある、そこを突いた作品だと思います。
その上を理解せず観に行かないと、ただの憂鬱な喜劇になります。
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投稿:dmusic69732989

評価:4
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1人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

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やり場のない鬱積 (投稿日:2019年10月20日)

ピエロを演じる人って時折苦渋を味わっていないか。ピエロを演じているだけであって仮面を取れば一人の人間なのに。
大人になっても細々と暮らし、しかも母親の介護をし、奇病も痛みや損傷がなければ持病カードも効力ななし。なまじ奇病が笑うなんて。
J.フェニックスは彫りが深く、この映画のために痩せてしまっているので、表情がより陰鬱になり、よりジョーカーとしての闇の深さが際立つ。

銃での事件に加え社会、ゴッサムcityが彼を祭り上げたためにあんなに人格が変わるものか。今まで散々虐げられきた彼にとって人の感性は女性を抱くよりエクスタシーを感じているのではないか。

TVショー前にパリッと派手なスーツを着込み階段でダンスする彼。痩せたゆえの顔のシャープさも目立つ。(この後警官に追いかけられるが)
大きな野望なしに人々の鬱憤を彼が施したのか。

ジョーカーを演じるのは俳優キャリアでは大分輝かしいようだ。ホアキン、オスカーに絡んでくるかしら。 »ガイドライン違反報告

投稿:seapoint

評価:3
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2020/10/27更新
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