マルリナの明日|MOVIE WALKER PRESS
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マルリナの明日

2019年5月18日公開,95分
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2017年東京フィルメックス最優秀作品賞を受賞したインドネシアのアクション映画。7人の強盗団に襲われた未亡人マルリナは、毒入りのスープで手下を殺し、首領マルクスの首を剣ナタで斬り落とす。翌日、マルリナはマルクスの首を提げて警察に向かう……。監督は、「愛を語るときに、語らないこと」がサンダンス映画祭に出品されたモーリー・スリヤ。第70回カンヌ国際映画祭監督週間上映作品。

予告編・関連動画

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

インドネシアの僻村の一軒家で静かに暮らす未亡人マルリナ(マーシャ・ティモシー)のもとにバイクに乗った男が訪ねてきて、あと30分で仲間が来て、マルリナの金と家畜を奪い、彼女を抱くと告げる。その夜、料理を作るよう命じられたマルリナは、毒の実を混ぜた鶏のスープを振る舞う。口にした男たちが次々と倒れるなか、別の部屋で寝ていた首領マルクス(エギ・フェドリー)にも食事を勧めるが、逆に襲われてしまい、マルリナは脇にあった剣ナタをマルクスの首に振り下ろす。翌日、マルクスの首を提げたマルリナはバスで警察に行こうとして、出産を控え夫に会いに行く友人ノヴィ(パネンドラ・ララサティ)と出会う。乗車を拒む運転手にマルリナは剣ナタを突き付け、ノヴィと、甥の結婚式に馬を届けるという男女の4人で旅立つ。そのころ、別行動をしていた強盗団の手下ニコとフランツ(ヨガ・プラタマ)がマルリナの家に戻り、仲間たちの死体を発見する。二人はマルクスの首を取り返そうとバスを奪い、ノヴィたちを人質に取るが、マルリナは馬を駆って警察署に向かっていた。マルリナは警察署に着くと、少女に呼び止められる。亡くなった息子と同じ名前の少女トパンに首の入った箱を預け、警察署で事情を打ち明けるマルリナ。外では追ってきたニコが様子を伺っていた。「警察が動くには証拠が必要だ。検査器具が届くのは来月。自分で医者に行くか?」とにべもない答えに、マルリナは涙を流す。フランツたちが殺した運転手の死体を埋めている隙に、ノヴィたちはバスを奪って逃げ出す。ようやく会えた夫は、「赤ん坊が生まれないのは浮気のせいだ」と彼女を突き放す。追ってきたフランツはノヴィを人質にして、電話でマルリナに首を持って帰るよう伝える。夜、マルリナから首を取り返したフランツは、ノヴィに食事を作らせ、マルリナは自分といるよう命じる。やがて、寝室からマルリナの悲鳴を聴いたノヴィは意を決して助け出そうとするが、出産のときが近づいていた……。

作品データ

製作年
2017年
製作国
インドネシア=フランス=マレーシア=タイ
配給
パンドラ
上映時間
95分

[c]2017 CINESURYA - KANINGA PICTURES - SHASHA & CO PRODUCTION - ASTRO SHAW ALL RIGHTS RESERVED [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.3
  • seapoint

    3
    2019/6/23

    闘う女を主旨として、アカデミー賞インドネシア代表であり、あまり馴染みのないインドネシア映画、この3本立てに興味津々。

    大分田舎である。ベッドはあるが台所は土間だし家畜や農業で生計を立てているようだ。
    時代錯誤の男尊女卑。女性は食事の支度は当たり前、挙句に性の奴隷?どれだけ女性の立場が弱いことか。まだまだ世界的に女性は虐げられている。

    マルリナの行動は黒か白か明白に男どもを罰する。しかし生首よろしく、警察へ向かうって変に律儀というかシュール。それでもここに出てくる男どもが腐っているので不自然ではない。
    闘う女は中途半端ではいかん。何度だって立ち向かう彼女にあっぱれ。

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