映画-Movie Walker > 作品を探す > ニュールンベルグ裁判

アビー・マンの原作のテレビ・ドラマを原作者自身と「渚にて」のスタンリー・クレイマーが共同脚色し、クレイマーが製作監督した異色の法廷劇。撮影は「ガン・ファイター」のアーネスト・ラズロ、音楽は「栄光への脱出」のアーネスト・ゴールドが担当。出演者はスペンサー・トレイシーバート・ランカスターリチャード・ウィドマークモンゴメリー・クリフト、マレーネ・ディートリッヒ、ジュディ・ガーランドマクシミリアン・シェルなど。

5/5
総評価数 4
レビュー 0
投票 4
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ 100% (2)
星4つ 25% (2)
星3つ 25% (0)
星2つ 0% (0)
星1つ 25% (0)

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

アメリカの地方判事ヘイウッド(スペンサー・トレイシー)が裁判長に任命されてやって来た法廷は、ナチス首脳部の戦争裁判に次いで行われたものだけに世間の関心は多分に薄れていたが、ヘイウッドは正義に基づいた裁判を行うことを誓った。被告の1人ヤニング(バート・ランカスター)は世界的に知られた法律学者で、かつて司法大臣として第三帝国憲法の起草に加わった過去を持っていた。アメリカ側の検事ロースン(リチャード・ウィドマーク)は、これら法律学者たちがヒットラーに迎合してドイツの法律を改変し無実の大衆をテロの恐怖で虐待した責任を糾弾した。対するヤニングの教え子であるドイツ人のロルフ弁護人(マクシミリアン・シェル)は激しく反論した。もし被告たちに罪が認められるなら、全ドイツ人も同じ罪に問われなければならないと言う熱弁に弁護された被告たちは、罪状認否の問いに無罪を主張したがヤニングはなぜか沈黙を守っていた。ロースン検事は断種の犠牲者ペータースン、ユダヤ人と関係があったために悲惨な半生を過ごしてきたホフマンを証人に立てたが、ロルフ弁護人の反対尋問も鋭かった。ヤニングが発言を求め、かつてのホフマン事件はナチスの罪悪であり、自分にも責任があると述べて法廷を大きくどよめかせた。一方、ヘイウッド裁判長は、ヤニングの筆になる法律書を探して読み、彼の法律学者としての偉大さにうたれた。絞首刑になった将軍の未亡人ベルトホルト(マレーネ・ディートリッヒ)から、彼がヒットラーにしばしば苦言を呈していたことも聞いたが裁判に影響させてはならないと決意した。検事側は最後の証拠として被告たちが不法な逮捕や監禁の法令に署名した書類や大量殺人のフィルムを提出して裁判はいよいよ大詰めを迎えた。ヘイウッド裁判長は被告たちに最後の発言を求めた。だれもが無罪を主張する中にあって、ヤニングだけは自らの罪を認めた。判決は全員に有罪、終身刑だった。それは正義と法の尊厳のための厳しい宣告だった。帰米前のヘイウッドが訪ねた獄中で、ヤニングはヘイウッドの裁判長としての態度と判決を賞賛した。

見たい映画に
登録した人
6

作品データ

原題 Judgment at Nuremberg
製作年 1961年
製作国 アメリカ
配給 ユナイテッド・アーティスツ
上映時間 179
twitterでつぶやく
facebookでシェアする
最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

見て良かったランキング
劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD
劇場版おっさんずラブ

男性同士のピュアな恋模様を描いた人気TVドラマ「おっさんずラブ」のその後の物語

台風家族
台風家族

草なぎ剛主演で10年ぶりに集まった兄弟たちが繰り広げるある真夏の1日の騒動を描く

人間失格 太宰治と3人の女たち
人間失格

小栗旬が太宰治を演じ、小説「人間失格」誕生にまつわる物語を蜷川実花監督で映画化

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 作品を探す > ニュールンベルグ裁判