パージ:エクスペリメント|MOVIE WALKER PRESS
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パージ:エクスペリメント

2019年6月14日公開,106分
R15+
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1年に1晩だけ殺人を含むすべての犯罪が合法となる“パージ法”が施工されたアメリカで、市民たちがいかに犯罪者たちからサバイバルするかという斬新な設定が話題となったサスペンスの前日譚。なぜ“パージ法”がアメリカで施工されることになったのかが描かれる。シリーズ第1作の監督を務めたジェームズ・デモナコが脚本を担当する。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

21世紀。アメリカ経済は崩壊し、“アメリカ建国の父”を名乗る新政党FFAが政権を握っていた。彼らは犯罪率を1%以下に抑えるため、1年に1晩だけ殺人を含むすべての犯罪が合法となる“パージ法”を採用する。反対デモが起こる中、全国での適用の前にニューヨークのスタテン島内だけに施行する実験が行われることになる。

作品データ

原題
THE FIRST PURGE
映倫区分
R15+
製作年
2018年
製作国
アメリカ
配給
シンカ=パルコ
上映時間
106分

[c]2018 UNIVERSAL STUDIOS [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.0
  • 門倉カド

    3
    2019/6/30

    【賛否両論チェック】
    賛:「パージ法」成立に向けた実験を通して描かれる研究側や参加者の姿に、人間の本質を見るようで恐怖をも感じさせる。生き残るために戦い続ける主人公達の活躍からも、目が離せない。
    否:まるでホラー映画のように、急に驚かせるシーンが結構あるので、苦手な人には向かない。ストーリーのツッコみどころも多く、グロシーンもあり。

     人気シリーズ「パージ」の原点を描いた本作。狂気の法律・パージ法がいかにして作られていったのか、その裏側にあった研究者の思惑や、それを利用しようと暗躍する政治家の姿、そして何よりパージによって露になる人間の本性に、決してフィクションでは片づけられない一種の恐ろしさを禁じえません。
     また、日常を不条理な無法地帯にされながらも、貧困ゆえに巻き込まれてしまい、なんとか生き残ろうと奔走するナイア達や、自分達の居場所を守るために孤軍奮闘するディミトリ達、若気の至りからの現実を突きつけられて目を覚ますイザヤ等、ミクロな視点での人々の戦いが描かれていくのも印象的です。
     ただ、そもそものストーリーがかなり荒唐無稽なのと、ホラー映画のように急に驚かせるシーンが多いのとで、好みは大きく分かれそうな作品でもあります。
     それにしても、劇中に登場する隣人のドロレスを見ていると、いつの時代もどこの国でも、おばちゃんパワーはスゴいんだなって感心してしまいますね(笑)。

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