ニューヨーク1997|MOVIE WALKER PRESS
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ニューヨーク1997

1981年5月23日公開,99分
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1997年、バイオレンスが世にはびこり巨大な監獄と化したニューヨークを舞台に囚人の捕虜となった大統領救出の任を受けた犯罪人が見事任務を果たすまでを描くSFアクション映画。製作はデブラ・ヒルとラリー・フランコ、監督・音楽は「ザ・フォッグ」のジョン・カーペンター、脚本はカーぺンターとニック・キャッスル、撮影はディーン・カンディが各々担当。出演はカート・ラッセル、ドナルド・プレザンス、アイザック・ヘイズ、リー・バン・クリーフ、アーネスト・ボーグナイン、ハリー・ディーン・スタントン、エイドリアン・バーボー、シーズン・ヒューブリーなど。日本語版監修は岡枝慎二。イーストマンカラー、パナビジョン。1981年作品。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1997年のアメリカ。世の中は文明に犯され、町には暴力が氾濫し、かつては世界の若者の憧れの地であったニューヨークは、今や巨大な監獄と化していた。そこには全米の囚人300万人が放たれ、それぞれサイケ調の服に身を包み、夢も希望もない刹那的な生活を送っていた。マンハッタン島の周囲は高い壁が巡らされ、全ての川には電流が流れ、常に上空をヘリコプターが旋回し、自由の女神像はリバティーアイランド・セキュリティー・コントロールと呼ばれる監視塔となっていた。そこには刑務所長ボブ(リー・バン・クリーフ)ら職員が勤務していた。ある夜、大統領(ドナルド・プレザンス)専用機が、過激派にハイジャックされ、マンハッタンのど真中に不時着した。監獄きっての悪人デューク(アイザック・ヘイズ)を首領とするストリートギャングジプシーズはチャンスとばかり、大統領を捕虜とし、米政府に対し、囚人全員の釈放を叩きつけた。それに対し政府が打ちたてた手段は、犯罪の帝王といわれるスネーク(カート・ラッセル)を大統領救出の任にあて、彼の頚にニトログリセリンを打ちこみ、24時間以内に大統領を救出しない場合は炸裂するという苛酷な仕掛けをうちたてた。グライダーでマンハッタン入りしたスネークは、いたる所でストリートギャングたちの襲撃にあうが、やっとジプシーズのアジトに辿りつき、マジソン・スクエア・ガーデンのリングで大男とデスマッチを行なうことになる。その大男を倒し、さらに囚人キャビー(アーネスト・ボーグナイン)、ブレイン(ハリー・ディーン・スタントン)、その情婦マギー(エイドリアン・バーボー)らの協力を得て、見事大統領を救出したスネークは、今度はマンハッタンからの脱出を試みた。しかし最後の壁に挑んだ時、デュークが現われた。時間は刻々とせまるが死闘の結果デュークを倒し、壁をのりこえるスネーク。ニトログリセリンの危機を乗り越え、任務を終えたスネークに、ボブは、また新たな仕事を依頼するが、スネークは、あっさりと断わるのだった。(日本ヘラルド映画配給*1時間39分)

作品データ

原題
Escape from New York
製作年
1981年
製作国
アメリカ
配給
日本ヘラルド
上映時間
99分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

2.9
  • たっかん

    2
    2016/11/3

    マンハッタン島全体が閉鎖された刑務所になったという設定での物語。

    その刑務所となったマンハッタン島に、エアフォースワンが墜落したが、大統領だけは救命ポッドで脱出して死にはしなかったものの、極悪人につかまってしまう。
    その大統領を助けるために選ばれたのが、元英雄だが死刑囚になってしまったスネーク・プリスケンなる男(カート・ラッセル)。
    プリスケンはグライダーでワールド・トレード・センターの屋上に着陸して、大統領救出のために闘う。大統領を助けないと命を奪われるプリスケンは闘うが、多数の極悪人との対決は厳しい。
    このプリスケン、片目にアイパッチをしていて、これが古臭い感あり(笑)
    途中、タクシー運転手としてアーネスト・ボーグナインが出てくる。
    物語が続かなかったのか、苦し紛れのプロレスラーとの格闘技も…

    設定は奇想天外だが、物語が続かないイマイチ娯楽作。

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  • Starshiptroopers

    5
    2007/5/26

    近未来SFとして衝撃を受け、カーペンターのファンとなったのはこの作品がきっかけでした。同監督の作品では、遊星からの物体Xと並んで双璧をなしています。内容ですが、80年代のSFによく見られた近未来管理社会型の作品です。キャストは主人公スネーク・プリスケンとしてカート・ラッセルを配し、孤高の悪役ヒーローを上手く演じています(はまり役ですね)。また、既に亡くなりましたが、リー・ヴァン・クリーフのしたたかかつ狡猾な役どころは、さすがベテラン俳優と言え、しっかり脇を固めてくれています(いい俳優でした)。
    また、監督作曲の効果音楽は、同作品の重要な要素の1つで、哀愁、切迫感をいい感じで醸し出してくれています。単純ではありますが、拍動のリズムとシンセサイザーを組み合わせた背景音は、監督のお得意で、特に私のお気に入りの1つでもあります。
    冒頭の航空機のハイジャック、ビル突入シーンは911を予見していたとも言えなくもありません。よって、この作品をTV放送することは難しくなったかもしれませんね。

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