カツベン!のレビュー・感想・ネタバレ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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カツベン!のレビュー・感想・ネタバレ・評価

2019年12月13日公開,127分

ユーザーレビュー

3.6
  • お水汲み当番

    3
    2020/7/19

    おそらくは、周防監督の言いたかったこと。
    映画は、映像が主人公ではない。むしろストーリーこそが映画の命なんですよという主張だったのだろうと思います。
    そのテーマに沿って、ドタバタ喜劇仕立てで作られた作品でした。

    無声映画の撮影現場で、登場人物たちが実際に口にしていた珍セリフには驚きましたし、ははぁ、そういう仕組みだったのかと、初めて知って、これはひとつ、驚きでした。

    しかしながら、子役たちが下手っピすぎ。

    演技と言える水準には遥かに遠く、セリフをなんとか間違えずに言えて良かったレベルの子役たちで、激しくガッカリしたのが事実です。

    このため話の前半分にはぜんぜん乗れず、成田サンがお話の中ほどで登場するあたりまで、正直言って星ひとつレベルのつまらなさでした。

    成田サンが登場してから、ようやく話は面白くなってくるのですが、それは観てのお楽しみということて。

    この映画の中で、日本ではトーキーが始まる以前でも、純粋な意味での無声映画の時代はなかった……という主張が述べられています。
    つまり、日本では、無声映画が上映されていても、当てでセリフを演じる活弁という存在がいたからだ、という主張。
    これも映画はストーリーこそが命なのだという監督の主張に重なりますが、カツベンって、日本だけの存在だったんですかねぇ。
    この点、興味深いテーマですね。

    ※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。

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  • 門倉カド

    4
    2020/4/11

    【賛否両論チェック】
    賛:活動弁士の物語を通して、改めてそのスゴさや映画自体の面白さを気づかされる。超豪華なキャストにも注目。
    否:かなりコメディタッチな展開なので、現実味はあまりなく、その辺りの好き嫌いは分かれそう。

     この作品を観てまず感じさせられるのが、活動弁士のスゴさです。声や音がないからこそ、同じ映画でも弁士の腕次第で、悲劇になったり喜劇になったりガラッと雰囲気が変わるのが、今の映画に慣れている身としては非常に面白く感じます。まさに温故知新といったところですね(笑)。そんな活動弁士を演じていらっしゃる、成田凌さん始め、永瀬正敏さんや高良健吾さん達の演技力も圧巻で、観ていて引き込まれてしまうようです。
     そして個人的には、劇中に登場するサイレント映画にも、よーく見ると上白石萌音さんやシャーロット・ケイト・フォックスさんが出ていたりするのに、思わず感動してしまいました(笑)。言わずもがな、キャストもとっても豪華です。その辺も注意して見てみて下さい。
     ストーリー的にはドタバタコメディに終始しているので、その空気感の好き嫌いはあると思いますが、映画の面白さ、素晴らしさを改めて実感出来る作品ですので、是非ご覧になってみて下さい。

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  • afternoonteabreak

    2
    2020/2/15

    世の東西を問わず、佳作の多い「映画好きのための映画」に「カツベン」のスパイスを加えた設定に、期待はいやがうえにも高まろうというもの。
    ただ、映画館から一歩出ると、舞台となる「街」にリアリティがなく、後半の捕物もおふざけにとどまる。
    魔法の映画の世界のお伽話として観るべきと思い直した。

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  • ひろ

    3
    2020/1/12

    たのしいかわいい!何も考えずに笑っていればいいと思う!
    でもさすが周防組、竹中さんが強い強い!出ただけで一人でかっさらっていくアクの強さはさすがです。

    こんな時代があり映画にはこんな様々な解釈で日本ではたのしまれていたのかと、その想像力の豊かさに感心しました。
    今はすべてがそろいよりリアルを求めた映像に、個人の創造が入る余地がなくなってる気もして。。。どちらがいいとはないけれど、少し寂しくも思いました。

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  • 杉ちゃん

    3
    2019/12/16

     ここ何作か面白い作品を撮っていない周防正幸監督の新作。

     今回は活動写真の活動弁士をテーマにドタバタなコメディー作として、そこそこ面白かったですが、やはり、「シコふんじゃった」や「shall weダンス?」の時のような面白さはなかったです!

     そして、竹中直人や渡辺えりなど、周防監督作になくてはならない役者も出ていますが、皆歳を取って、すっかり「脇役の脇役」で、さみしいの一言でした。

     その他に長瀬正敏や小日向文世、井上真央、竹野内豊、高良健吾などそうそうたるメンバーが出演していますが、イマイチ活かされていなかったような印象です。

     最近の日本映画を考えれば、面白い方だと思いますが、周防監督ということを考えると不満が残ったのは私だけでしょうか?

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  • コージィ

    4
    2019/12/16

    周防さんらしいコメディと、映画愛が詰まった作品でありました。
    現実の活動写真や弁士の歴史を描いたドキュメンタリーじゃないので、そこをおかしいと突っ込む作品ではない。
    弁士によって無声映画が輝いた時代において、良質なドタバタ劇を作ったって印象。

    が、映画の無賃鑑賞に、万引き、盗んだ金の着服を多少美化した部分があり、そこに引っかかりを覚えてしまった私でした。

    あと、ずっと同じネタを引っ張るので、途中で飽きるところもあるかな。
    全体の尺を15~20分くらい切ると、ちょうどいいと思いました。

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  • TUKUYOMI

    3
    2019/12/15

    活動弁士という職業に興味深いこところが多く、ドタバタ喜劇して楽しむことができた。

    しかし、活動弁士を目指す青年の成長過程を描いた物語を予想していたので、活動弁士としての成長や人気者になる過程が省略されていたのが残念だった。

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  • barney

    4
    2019/12/1

    無声映画って、活動弁士が映像の脚本を自由に組み立てられることで、同じ動画でも全く違う作品になるって凄いよね~ぇ。
    笑わせるのも泣かせるのもその人次第で、職人技!!
    大正時代は知らないけど、懐かしく温かくなるような映画でした。

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  • レモンソーダ

    3
    2019/11/18

    試写会で観てきました。

    伏線回収がとても鮮やかで、物語の重要な仕掛けから細かい小ネタまで次々に回収されていく終盤の畳み掛けは、観ていて本当に気持ちが良かったです!

    観ている最中はやや中弛みするパートがあったり、主人公の倫理観が緩くてモヤモヤする場面があったりもしたのですが、それらも含めて最終的には綺麗にオチが付いたな!と思えたので、観終わった後は満足感が残りました。面白い映画だったと思います。

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