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投稿レビュー(9件)天才作家の妻 -40年目の真実-は星3つ

哀れな男の話。 (投稿日:2019年7月7日)

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ノーベル賞受賞を契機に、それまでの夫婦の秘密の関係が壊れていく、というストーリーだが、本当にほとんどゴーストライターだったのなら、賞を取った時の旦那の気分はどうなのかしら?お話の最初では、少しの加筆ぐらいかと思ったが、結局1日8時間書いてたとなると、完全に奥さんの作品である。そんな関係で、賞とって旦那嬉しいのかなあ。プライドってないのかしら。それともそこまで書いても自分の作品と思える愚かなヤツ?そこに同情してしまう。ストレスからの過食症だろうか。
グレンクローズの演技は奥深く素晴らしい。それだけに、旦那が哀れに思える。(目黒シネマにて) »ガイドライン違反報告

投稿:矢口渡

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ずるい男と、愛した女 (投稿日:2019年5月4日)

ノーベル文学賞受賞の第一報から、授賞式までの数週間という短い時間を舞台とした作品です。
誰も知らないノーベル賞の受賞後の一連の時間帯を舞台にし、贅沢な追体験を楽しむことができる点が、この作品のひとつの(ただし決して第一番目ではないけれど)魅力でした。

ノーベル賞を受賞した小説家の創作活動が、実は奥さんによるものだったというあらすじの映画です。

文学業界の性差別の問題や、情けなさすぎる男性至上主義の問題や、母性ほか、いろんなテーマをうまく調理して、おいしいシチューに煮込みましたという感じで、もちろん主人公のグレン・クローズの演技がピカいちなのは言うまでもありませんが、見事に溶け込んだ美味を味わうことができると思います。

受賞のあとの晩餐会で指名されたダンナのスピーチは必見。
おそらく男性には「奥様への愛情が山ほどこもったスピーチ」にしか聞こえないはずなのに、なぜその後に「この急展開」に突き進んでしまうのか。
これこそがメインテーマかも知れないと思うほどでした。
ネタバレになるので書きませんが、このスピーチのシーンは一字一句聞き逃すことなく、真剣に聞いてみてくださいね。 »ガイドライン違反報告

投稿:お水汲み当番

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2人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

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MeToo運動が生んだ駄作 (投稿日:2019年3月30日)

紀元前じゃあるまいし、作家というのは男性だから、女性だから評価されるということはありません。1920年デビューのベストセラー作家アガサクリスティー、仏のマルグリットデュラスも1950年代後半には活躍しています。米でも私のお気に入り作家ウィラキャザーは1900年代初頭から活躍しています。夫に文芸作品を書く才能がないから何?駄文で売れてる作家など掃いて捨てる程います。男性として書きたいなら夫の名ではなく男性名のペンネームを使用すれば済む話。この恐るべき駄脚本をなんとか見られる作品にしているのは、主演俳優2人。後は見るべきものはありません。 »ガイドライン違反報告

投稿:Movie Walkerユーザー

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グレン・クローズの素晴らしい心情表現 (投稿日:2019年3月13日)

小説を書く夫と、その小説を校正をする妻。夫の元にノーベル文学賞受賞の知らせが届く。ストックホルムへ向う飛行機の中で夫の伝記を書いている男が現れる。何か秘密を掴んでいるような男の口ぶりに謎が深まっていく・・。グレン・クローズの心情表現が楽しい。秀作 »ガイドライン違反報告

投稿:Iwata Hiroyasu

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才能と献身の間で (投稿日:2019年2月10日)

時代によって才能を犠牲にせざるを得なかった。しかし現在に至るまでにウーマンリブや政治家やCEOで女性が進出とまでなった。世界的に最も有名な賞まで自分の才能を生かすチャンスがあったのでは。彼女の性格ゆえか、夫への愛情か、押し黙っていたのは。特別な日に彼の思いやりのなさに、これまで溜め込んだ思いを爆発させてしまった。

彼女は一体、どうしたかったのだろう。本当は自身の才能を埋もれさせたくなかった。元々出版まで希望していたのだから。書籍だけでも世に出したい。かといって夫の影の功労者になるのは嫌悪する。影は夫であったのだから。

やはりずっとずっと前に自身の名で出版すべきだった。
しかし夫は救われたよな。世間の目からも今後の人生からも逃げられた。これがこの映画の甘さだと思う。スッキリまとめてしまったと言うか。

一歩下がった役なんてG.クローズには目づらしい。んー、しかしオスカーはどうかなぁ。この映画のインパクトが弱いのだ。 »ガイドライン違反報告

投稿:seapoint

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Glenn Closeが素晴らしい (投稿日:2019年1月28日)

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これは、あれかな?既婚女性に、旦那の嫌な所・・の統計でも取ってその結果で作り上げたキャラか何かなのかな?・・・と思う位、最低な旦那だった。
男性監督なのよね。不思議だわ。原作、脚本が優れているのか‥?
描かれても見落としたり軽視してしまいそうな女性軽視の台詞や態度をこんなに忠実に映像化出来るなんて。
冒頭の「君は何もしなくて良い」の台詞から始まって。何なの?そう言われてご親切に♪って言うと思うの?女を人形か道具としか思って居ないんですか?と思うわよ。
家事や育児を代わりにやった・・とかね。そう言う仕事は女の仕事・・と言う意識が前提よね。
浮気しようとしておいて、何も無かったんだから良いだろう!って開き直りとか。
典型的ダメ男だ。家庭を壊して奪った・・と言う劣等感で別れられなかったのかなぁ‥

勿論、Glenn Closeが素晴らしい。台詞より表情で僅かな心の動きを演じている。
彼女が映し出されているのに、ピントはその周囲に合って居る・・という手法が何度か出て来る。
深い意図が有ると思う。
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投稿:

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大女優の怖いほどの迫力 (投稿日:2019年1月27日)

冒頭、老夫婦のセックスから始まって、どーゆー映画なんだろ? と、戸惑いましたが。

作家である旦那の過食、浮気癖、虚言癖、他人や息子への尊大さ、自分勝手な理由での排泄的セックス。
虚栄心のバケモノで、嫉妬深く、コンプレックスの塊な人間の屑。
明らかに過度のストレスで「壊れた」人間だということを、様々なシーンで丹念に積み上げていき。

対して、奥さんは常に貞淑で、落ちつき、旦那をたて、家族の健康と幸せを祈る、「内助の功」を体現したすごい人だというシーンを、これまた丹念に積み上げていく。
しかも、旦那はノーベル文学賞を獲るが、実は旦那名義で発表された作品はすべて、この奥さんが書いたものだった。

その奥さんを演じるのがグレン・クローズ。

彼女の演技がすごい。
引き込まれる。
特に、40年間耐えて耐えて、その恨みつらみが爆発するシーンの、目がすごい。

彼女の演技を観るだけでも、行った甲斐はあった作品でした。
万人に薦められない作品ですが、私的には大傑作。

でも、夫婦で観に行くのは避けたほうがいいですな。
特に女性には、旦那の欠点になる行動の理由が見えて、熟年離婚をしたくなること請け合いですw »ガイドライン違反報告

投稿:コージィ

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素晴らしい演技力! (投稿日:2019年1月26日)

人生の感情を表情で豊かに物語る。特にベテラン主演女優グレン・クローズの演技!プロですね。すげえわ。久々に見た上質な映画でした。

この作品、ほとんど予備知識を入れずビラの写真とタイトルだけを見て選ぶ、「ふらっと」に近い感覚で映画館に入りましたが、正解だった。

ストーリーは複雑ではないし、何も知らずに見ても、全部わかるように作ってくれています。出来るだけ事前に情報を入れていかないことをオススメします。長さもスパッと終わる最後が気持ち良く、しみじみくる。ちょうどいいくらいですね。 »ガイドライン違反報告

投稿:Movie Walkerユーザー

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熟年夫婦の葛藤 (投稿日:2019年1月15日)

試写会にて鑑賞。
原題は「The Wife」なのに邦題なんでこんなに長くしちゃったの?そのままでも良かったのに。

ダメな旦那だけど、離れられない。端から見たらノーベル賞受賞して孫も産まれて幸せの絶頂のはずなのに満たされない。。。その心がくるくると変わる表情で表されていて絶妙でした。
そういえばグレンクローズがグラミー賞取ったそうですがこのままアカデミー賞も取って欲しいですね!
個人的には"I'm a king-maker."の台詞とその時の表情がすごくグッときました!!

あと、あのイケメン記者誰だっけ?とずっと気になってましたが、クリスチャンスレーターだった!あのグイグイ距離を縮める感じ、結構好きかも。

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投稿:Readme

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