四月の永い夢|MOVIE WALKER PRESS
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四月の永い夢

2018年5月12日公開,93分
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「走れ、絶望に追いつかれない速さで」の中川龍太郎監督が心の再生を描き、第39回モスクワ国際映画祭2冠に輝いた人間ドラマ。元音楽教師の初海のもとに3年前に亡くなった恋人からの最後の手紙が届いたことから、彼女の中で止まっていた時間が動き始める。喪失感を抱えた初海を「かぐや姫の物語」の朝倉あきが、彼女に恋する青年・志熊を「世界は今日から君のもの」の三浦貴大が演じる。第39回モスクワ国際映画祭国際映画批評家連盟賞およびロシア映画批評家連盟特別表彰受賞作品。

予告編・関連動画

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

3年前に恋人を亡くした27歳の滝本初海は、音楽教師を辞め、今は蕎麦屋で働いてる。そんな彼女のもとに、亡くなった恋人の母親から一通の便りが届く。その中は、彼の最後の手紙が同封されていた。かつての教え子との再会、染物工場で働く志熊からの告白、心の奥にしまわれた小さな秘密。やがて彼女の中で止まっていた時間が動き出す。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2017年
製作国
日本
配給
ギャガ・プラス
上映時間
93分

[c]WIT STUDIO / Tokyo New Cinema [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.2
  • ルッコラ

    5
    2017/9/14

    先日試写会で見ました。
    こういうノスタルジックな、叙情的な映画ってきっと途中で飽きちゃうし、眠くなりそうだなあと最初は思いました。全体に地味だし。
    でも、気づいたら主人公に感情移入して引き込まれていました。むしろ後からじわっときます。最初は元カレのことでウジウジして、煮え切らない主人公にイラっとしたりしたけど、そういうことじゃなかった。彼女は自分の気持ちに正直に生きることしかできない、不器用な人なんだということが、セリフの少ない中で如実に浮き彫りになっていきます。
    後半、元カレの母親に高橋恵子を配することでまた、物語に重みが出ています。主人公から「告白」と受けたとき、すぐには何も言えなかった、母親の心情と、その後風呂場から父親が「おーい、下着どこだったか?」のセリフで緊張が解けるシーンが結構好きです。こうして後で思い出すと、他にも気に入った場面がたくさんある映画でした。モスクワで賞を取ったのも頷けます。多分、ここで描かれている心情は、人種や習慣に関係なくわかるものだから。
    ただ、すごく残念なことにロードショーとかの目処が立ってないようです。DVDで見るしかないのかな。クラウドファンディングで支援金を募っているようです。またどこかでやってくれたら観たいんですが。。

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