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投稿レビュー(2件)ブルーム・オブ・イエスタディは星4つ

「ブルーム・オブ・イエスタディ」に投稿されたレビューを
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それでも生きる逞しさ (投稿日:10/18)

性格むちゃキッツイおっさんと、自殺癖もあるアブないねえちゃんとの、ドツキ合いラブストーリー。

基本、喜劇ではありますが、おっさんの人物描写も、ねえちゃんの人物描写も、恐らく世界中の誰が見ても、「あっ、こういう人知ってる」と思えるほど、緻密にリアルに編み上げられているので、単純に笑えないシビアさもある映画。

二人は確かに、祖父母世代の過去に引きずられているけれど、その過去で必然的に心を病んだという訳ではなく、本作でも主人公二人の家系の問題と、パーソナリティーの問題は、切り離されて描かれいます。二人は、祖父母世代の過去にこだわっていなければ、出会うこともなかったけれど、(必ずしも社会が強いたとは言い難い)祖父母世代への個人的なこだわりのせいで、結局最後までドタバタ。

それにしても、ホロコーストをこういうネタにしても許されるというのは、歴史の暗部が、タブーにされず、オープンに議論されている社会だからこそでしょう。

本作の舞台は、州立の、ホロコースト研究機関。日本に置き換えれば、旧日本軍の残虐行為の記録や証言を保管する、県立の研究所があるようなものです。»ガイドライン違反報告

投稿:元電気メーカー社員

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最後の嘘 (投稿日:10/3)

▼ネタばれ(クリックして読む)

哀し過ぎる。
生きるのが下手な二人。もう・・特にトト。彼の周囲も哀し過ぎる。

生まれた家はどうしようもない。先祖のしたことが末代まで祟る?それはその子孫次第なんだろうな‥彼を見ていてそう思った。
ナチの家に生まれた。祖父はホロコースト実行戦犯だった。
それを受け入れてそのように生きる家族。
その中で、一人、恥、悔い、ホロコーストの研究に人生を捧げる。
彼の性格で、この血筋は辛すぎる。真面目で、誠実。本気過ぎて周囲から浮きながら、円形脱毛症になり、インポテンツになり、それでも愛する妻と夫婦でいる為に用意した解決策が・・
もう、馬鹿じゃないの。と言いたくなるくらい自分自身を苦しめてる。

そんな彼が、嫌いじゃない。愛しい位だ。
だから奥様も、彼の為に受け入れたのね。健気で、痛々しくて、哀しい・・

そして出会ったザジは最初病的な位かしましくて。
でも解る。興奮していたよね。どう接したら良いのか、持て余して。
自分が普通に暮らし生きて居る事への罪悪感。何と呼んで良いか解らない感情に苦しんで来たんだろうな‥
だから近付いた。何が見つかるのか、何を感じるのか解らないまま。
そのまま生きる事が出来なかった彼女の不器用さも好き。

そして最後の嘘もね。
あの子、養女が指摘するまでも無く、どう見ても3歳じゃないでしょ。

最悪な出会い。最悪な関係。だけど。お互いが、お互いで良かったね‥と思える。
この脚本は凄いな。



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