映画-Movie Walker > 作品を探す > Ryuichi Sakamoto: CODA

予告編動画を見る Ryuichi Sakamoto: CODAの画像

世界的に活躍する音楽家、坂本龍一に5年に渡って密着取材を敢行したドキュメンタリー。オリジナルアルバム「async」の制作過程だけでなく、YMO時代のライブの模様や2014年の闘病生活など、アーカイブ素材や貴重なプライベート映像から、坂本のこれまでを振り返りながら、新たな楽曲が誕生するまでを追う。

4/5
[?]評価方法について
総評価数 1
レビュー 0
投票 1
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ 0% (0)
星4つ 100% (1)
星3つ 0% (0)
星2つ 0% (0)
星1つ 0% (0)

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

東日本大震災後、宮城県名取市で被災ピアノと出会った坂本は、自然の猛威によって水に溺れたピアノの音を聞き“痛々しくてその鍵盤に触れるのも辛かった”と語っていた。だが、今はその壊れたピアノの音色が心地良く感じるという。時と共にその被災ピアノの“自然の調律”の音は、サンプリングを通じて坂本の作曲プロセスの一部となり、新たな表現へと生まれ変わった。積み重なるコラージュのように、現在の作曲プロセスと交差していく、音を探求するかつての坂本の姿。バブルの時代、坂本はYMO(=イエロー・マジック・オーケストラ)の一員として、日本を象徴するポップアイコンとなった。そして「戦場のメリークリスマス」、「ラストエンペラー」に出演、その音楽も手がけ、「ラストエンペラー」では米アカデミー賞を受賞。やがて訪れた2001年9月11日、ニューヨークの自宅近くで起きた米同時多発テロによる圧倒的な暴力。それが生み出す世界の不均衡と非対称を感じつつ、人間の暴力性の生物学的なルーツを追い求め、音楽の原点を探した。震災から3年を経た2014年3月11日には自ら防護服を着用して福島第一原発を囲む特別警戒区を訪れ、無人と化した集落の残像の音に触れた。テクノロジーに頼る現代人の営みが自然環境を蝕み、人間の生き場所をも奪ってしまうことへの悲しみが、本作内における坂本の作曲プロセスの根底にあるように思われる。2014年7月には中咽頭ガン罹患を公表。1年近くに及ぶ闘病生活を経て、山田洋次監督「母と暮せば」、第88回アカデミー賞で3部門を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督「レヴェナント:蘇えりし者」の音楽を同時期に手がけて復帰。2017年3月には、8年ぶりとなるオリジナル・アルバムがリリースされた。カメラは楽曲制作の現場に密着。坂本龍一の最終楽章の始まりが、スクリーン上で奏でられる。

見たい映画に
登録した人
10

作品データ

製作年 2017年
製作国 アメリカ=日本
配給 KADOKAWA
上映時間 102
映画公式サイトへ
ソーシャルブックマーク登録
はてなブックマーク
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

キャスト

関連ニュース

坂本龍一、闘病中はピアノも「全然、弾けなかった」
坂本龍一、闘病中はピアノも「全然、弾けなかった」(2017年11月4日)

世界的音楽家・坂本龍一に密着取材したドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』の初日舞台挨拶が11月4日に角川シネマ有楽町で開催され、…

坂本龍一、刀型トロフィーを振り回す!「『戦場のメリークリスマス』思い出した」
坂本龍一、刀型トロフィーを振り回す!「『戦場のメリークリスマス』思い出した」(2017年11月1日)

第30回東京国際映画祭の特別招待作品『Ryuichi Sakamoto: CODA』(11月4日公開)の舞台挨拶と「SAMURAI賞」の授賞式が11月1日にTO…

震災との対峙、がんとの闘病を告白。“世界の坂本龍一”のプライベートが明らかに!
震災との対峙、がんとの闘病を告白。“世界の坂本龍一”のプライベートが明らかに!(2017年11月1日)

『ラストエンペラー』(87)で日本人初のアカデミー賞作曲賞を受賞したほか、数々の映画作曲賞を総なめにし“世界のサカモト”として知られるミュージシャン、坂本龍一。…

フォトギャラリー

最近チェックした映画館・映画
おすすめ情報
Movie Walker モバイル
QRコード:Movie Walker

携帯で上映スケジュールや映画ニュースにアクセス。待ち受け画像も充実。
»詳しくはこちら

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 作品を探す > Ryuichi Sakamoto: CODA

ムービーウォーカー 上へ戻る