羊と鋼の森|MOVIE WALKER PRESS
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羊と鋼の森

2018年6月8日公開,134分
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2016年の第13回本屋大賞に輝くなど、数々の賞を受賞した宮下奈都の同名小説を、山崎賢人主演で映画化した青春ストーリー。将来の夢をもっていなかった一人の少年が、高校で出会ったピアノ調律師に感銘を受けて、調律の世界に足を踏み入れ、ピアノに関わる人々と出会い、成長していく。上白石萌音と上白石萌歌が姉妹役で映画初共演する。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

将来を夢を持っていなかった外村は高校でピアノ調律師の板鳥と出会う。彼が調律した音に生まれ故郷と同じ森の匂いを感じ、外村は調律の世界に魅せられていく。そして、先輩調律師の柳やピアノに関わる多くの人に支えられながら外村は成長していき、ピアニストの姉妹、和音と由仁との出会いが才能に悩む彼の人生を大きく変えていく。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2018年
製作国
日本
配給
東宝
上映時間
134分

[c]2018「羊と鋼の森」製作委員会 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.7
  • 門倉カド

    5
    2018/6/22

    【賛否両論チェック】
    賛:調律師として歩み始めた主人公が、日々葛藤しながらも成長を遂げていく姿が清々しい。音楽と自然との見事な調和も印象深い。
    否:文学的な描写で淡々と進んでいくイメージなので、どうしても好き嫌いは分かれそう。

     調律師の方に限らず、「プロ」「職人」と呼ばれる方々は、皆さん外村のような苦悩や葛藤を乗り越えていらっしゃるのでしょうか。調律師という夢を叶えながらも、幾度となく壁にぶち当たり、その度に悩みに悩んで少しずつ成長していく外村の姿は、まさに1つの技を極めていく者の宿命のようです。「調律」という特殊な世界にあって、弾く人それぞれの想いを汲み取る難しさにも、考えさせられます。
     そして勿論、作品全体を彩る北海道の大自然と、ピアノが奏でる珠玉の音色の数々も魅力の1つです。外村の迷い続ける心情を、うっそうと生い茂る森の情景で描いていくのが、見事な演出でした。タイトルの「羊と鋼の森」も、ピアノの特色を的確に言い当てていて、ステキな表現ですね。
     かなり文学的な要素が強いので、好みは分かれそうですが、自分の生き方に少し悩んでいる人なんかには、是非観ていただきたい作品です。

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  • パライバ

    2
    2018/6/14

    ピアノの音のしくみの解説は面白かったです。
    すごく不思議に思ったことがあります。
    学校の体育館に置かれているグランドピアノの外側を外した時にピアノの中がピカピカだったこと。少なくとも私の母校の講堂のグランドピアノの中はもっと埃だらけでした。グランドピアノはアップライトピアノと違って、譜面立てを使用すれば中(弦)まで見えてしまいます。体育館に置かれているピアノはめったに使用しないかもしれませんが、だからと言って埃とは無縁ではいられないはずだと思うのですが。
    体育館のピアノの様子が気になったまま見終えたためか自分の印象のすわりがよろしくなかったので、鑑賞してから数日経ってから初めて原作を読んでみました。通常は原作未読で映画を先に見たときは映画の中の世界観のまま活字を追っていきますが、今回は遅ればせながら触れた原作から感じた世界と映画にはかなりの隔たりがありました。

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  • ぴーなっつ

    5
    2018/6/13

    鋼のフェルト指す調整が深い。森で暮らしてきた外村に音の才能はあった。クラシック聞いて森林浴で兄弟や人の能力人生が描かれている。家と本番のピアノの環境と緊張、あらゆる調律。ピアノ病気で引けなくなり姉が進路もがき水のなかにいる音ともがいて水面に出る演出がよかった。

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    ネタバレあり
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