ユアン・マクレガー
Perry
スパイ・サスペンス小説の巨匠、ジョン・ル・カレの人気作をユアン・マクレガー主演で映画化したサスペンス。ロシア・マフィアの機密情報を入手したために、世界を股にかけた危険な逃亡劇を繰り広げる事になる大学教授とその妻の姿を描く。監督は数々のドキュメンタリー作で高い評価を受けてきたスザンナ・ホワイト。
※結末の記載を含むものもあります。
モロッコで妻と共に休暇中のイギリス人の大学教授ペリーは、偶然知り合ったロシア・マフィアのディマから、組織のマネーロンダリングの情報が入ったUSBをMI6に渡してほしいと懇願される。突然の依頼に困惑するペリーだが、彼とその家族が命を狙われていると知り、仕方なく引き受けるが、逃亡を余儀なくされる。
監督
原作、エグゼクティブプロデューサー
脚本
音楽
衣裳デザイン
キャスティング
プロダクション・デザイン
編集
編集
撮影監督
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
[c]STUDIOCANAL S.A. 2015 [c]キネマ旬報社
MI6を舞台にした諜報モノですが、
銃撃戦はなくって、心理的なハラハラドキドキ感や
巻き込まれサスペンス感がハンパないです。
ユアン・マクレガー演じる大学教授が
マフィアとその家族を命懸けで助けるなんて、
考えられないストーリーですが
違和感なく、すんなり入りこめて
ドンドン引き込まれました。
すごく面白かったです。
2016年10月24日、TOHOシネマズシャンテにて鑑賞。
この映画化が発表されてから、ジョン・ル・カレ原作の単行本を購入して熟読。
さすがジョン・ル・カレだけあって、原作本は読みづらく、約600ページもあった(笑)
でも、ほどほど頑張れば他の作品よりは読み易い本だったが、「えっ、これで終わっちゃうの?」的な展開。
「さて、映画は?」と思って劇場に行って観たら、ジョン・ル・カレも製作者の一人に入っており、原作を楽しく変更して映画化されていた。
なかなか他の原作者では味わえない知的ドラマに浸るのが楽しい娯楽映画であった。
<映倫No.46727>