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投稿レビュー(9件)ふきげんな過去は星3つ

小泉今日子の気怠い演技が冴えわたる!! (投稿日:2017年4月29日)

夏の気怠い暑さを思わせる、ドロ~んとした雰囲気の映画でした。
でも、ストーリー自体ははなかなか面白くて、死んだはずの姉が一家に帰ってくるという事件が発生してこの物語が始まります。その姉の不思議な人生に最初は反発する姪でしたが、次第に共感するようになってくる…そんなストーリーです。
今、流行りのSFチックなものはなく、完全人間ドラマでした。
小泉今日子のドラマ「左江内君」でみせた気怠い演技が冴えわたっていました。
小泉今日子の色になりそうですね…。 »ガイドライン違反報告

投稿:あちゃぺ

評価:3
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世界観が楽しめる (投稿日:2016年11月14日)

設定としては、戸籍まで消した過激派に属する爆弾製造担当の女性が、娘に会いに帰ってきたという話なのだが、よくもまあこんな謎めかして異次元感溢れる感じに仕立てたものだ。
微妙にというか明らかに狂った世界の描き方が新鮮で面白い。
意図的にやっているのだろうが、絶妙な安っぽさが何とも言えない。
二階堂ふみと子役の女の子とのやり取りも笑える。このテンポの良さは素晴らしい。 »ガイドライン違反報告

投稿:ダージリン

評価:4
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クロコダイル・ロック (投稿日:2016年10月21日)

「ふきげんなカコ」って!始まって随分経ってからのタイトルの出落ち。別役実風に温度が低い会話の、すっとぼけた味わいがいい。その奥にちらちらと窺える不穏な世界。メモしたいような台詞もいくつかあった。「一生かかってもすべての箱は開けられない」(?)とか。 »ガイドライン違反報告

投稿:梨剥く侍

評価:4
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おふざけ (投稿日:2016年7月20日)

もうちょっと真面目な映画かと思っていましたが、ちょっとふざけた内容でした。『赤ちゃんがぐったりしている』というあたりから薄々感づいてはいましたが、どこまで真に受けて良いか分からず、楽しみ方が難しかったです。(豆料理専門店とか聞いたことの無い単語が出てきます。)
そのちょっとズレたクスグリが楽しむべきポイントのようで、シティボーイズの3人も出ているので、そっち方面のものとして受け取るべき作品なのでしょうか。シティボーイズライブにせっせと通った口なので、それはそれで楽しめましたが、二階堂ふみちゃん小泉今日子さんと、新旧アイドルの競演だったので、違う形のものを期待しておりましたので、そういう意味では拍子抜けしました。 »ガイドライン違反報告

投稿:イナムー216

評価:3
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シュールもここまでくれば哲学的。好みは真っ二つの人間ドラマ。 (投稿日:2016年7月14日)

【賛否両論チェック】
賛:平凡な毎日に悩む女子高生が、自由奔放過ぎる叔母と出逢ってその価値観に触れるうちに、次第に閉塞的な毎日を少しだけ変えていく様子が心に残る。シュールな笑いも、見方によってはおかしくて楽しい。
否:コミカルなシーンはかなりシュールで、物静かな場面も非常に多いので、興味を惹かれないと眠くなること必至。好き嫌いはものすごくはっきりと分かれそう。

 「人生はほとんど予想通りのことしか起きない。仮に起きても、すぐに予想の範囲内になる。だから、人生ってつまんないものなんだよ。」
と平凡な毎日を嘆きながらも、どこかで達観している果子が、突然やってきた死んだはずの叔母に翻弄されながらも、何となく退屈な毎日に風穴を開けていく姿が、どこかおかしくも微笑ましく描かれていくのが印象的です。2人の名前が果子(過去)とミキ(未来)コなのも、遊び心があってステキですね。
 一方で、作品自体にはコミカルなシーンが数多く登場する訳なんですが、その笑い自体がかなりシュールなので、楽しめるかどうかは観る人次第になりそうです。笑える人にはメッチャ笑えそうですし、笑えない人には全く面白くなくて苦痛だと思います。個人的には、“「海苔の安田」の奥さん”やシナモンスティックのくだりが好きでした(笑)。
 気に入るか気に入らないか、1度試しにご覧になってみるのをオススメします。 »ガイドライン違反報告

投稿:門倉カド

評価:2
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久しぶりに遭遇した、最低きわまりなき映画。 (投稿日:2016年7月13日)

主人公の果子----カコ、と読むのだそうです----が、不機嫌な一般人を演じています。
だから「ふきげんなカコ」っていう映画の題名なんでしょう。

二階堂さん、わざわざこんなの演じる必要ないでしょ、世間で毎日、何百万人が現実このまま生きてますよ、食傷してるんですけど勘弁してよ、って気分です。
もはやデジャブ感満載。
芸術大学の卒業制作映画のように、意気込みだけは十分でも社会経験が圧倒的に欠落している人たちが作ったかのような、痛々しく空回りばかりする映画でした。

唯一注目できたのは、背中に赤ん坊の人形を背負っている果子の「母親役」という造形。
この奇異なキャラクターの造形は、主人公たちがやがて「母親の現実」に直面してストーリーが展開するための伏線に違いないと思っていたが、いやはや驚くべきことに、最後の最後までお人形さんを人間扱いしたままで映画は終了。
子役を雇うギャラもないの??

まったくもって、破綻も破綻、大破綻。
メタメタに酷すぎる映画でした。 »ガイドライン違反報告

投稿:お水汲み当番

評価:1
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思った以上に良かったです。 (投稿日:2016年7月4日)

好き嫌いは分かれるかも知れませんが、私は良かったと思います。
未来子、果子、カナがそれぞれ、一人の女性の未来、現在、過去を表わしているようにも思え、自分の中で物語の再構成ができます。
基本的に女性の物語であり、男性は影が薄いのが特徴です。指や足を失っている姿で表現され、生活力がありません。それに対し、女性は、授乳の様子を表わしたり、生命力を感じます。
いずれにしても、観客に見合った姿を見せてくれるというのは、名作の根拠かなと思います。
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投稿:ミチさん

評価:4
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想像と違う。ぶっ飛んでる。 (投稿日:2016年7月3日)

日本映画にまったくないタイプの映画、そして前作とは比べものにならない完成度。あれは手を抜いていたか遊んでいたかなんかではないか。
頭がふらっふらになる。いったいいくつの仕掛けが施されてるのかわからないくらいのレトリック。油断してるとあっと掴まれる児童文学のあの感じ。
死と生、老いと思春期(反抗期)、あの世とこの世をいったりきたりで全部が夏の幻のようなファンタジー。
鈴木清順、黒沢清、アピチャッポン、ユスターシュ、モンティパイソン、カウリスマキ、、、ちがうな、押井守の初期アングラアニメ、、台風クラブ的、何に似てるのか説明に難しいし、たぶん監督は観てもいないだろう。なんかもっと引用しやすい文学作品はありそうな気がするが、、とにかく装置だけは朝ドラみたいなところに大量のセリフが長回しで用意され、まったくテレビドラマ的でもないし、なんだマジックリアリズムか気の違った朝ドラというべきか。

疲れた女も、老いた女も、ふきげんな少女も、大人ぶった女の子も、みんな豆を剥きながら佇んでる様は何かの亡霊、いや、やっぱり幻のようで、爆弾とワニをモチーフにしたクロニクルな青春映画だな。
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投稿:oni

評価:5
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