みんなのための資本論|MOVIE WALKER PRESS
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みんなのための資本論

2015年11月21日公開,85分
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クリントン大統領政権下で労働長官を務めた経験を持つ経済学者のロバート・ライシュが、現代アメリカの格差問題に警鐘を鳴らし、資本主義の大転換のための処方箋を説くドキュメンタリー。監督は、プロデューサーとしても活躍するジェイコブ・コーンブルース。撮影を「インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実」のスベトラーナ・スベトゥコ、音楽を「バンパイアハンターD」のマルコ・ダンブロシオが担当する。

予告編・関連動画

みんなのための資本論

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

クリントン元大統領、ヒラリー・クリントンとはオックスフォード大学時代のクラスメートであり、その後クリントン政権下で労働長官を務めた経済学者のロバート・ライシュは、先進国の格差社会の到来を早くから予言、アメリカの急速な格差の拡大に警鐘を鳴らしてきた。1970年代以降、富はごく限られた富裕層に集中し、労働者たちは日々の生活に疲弊している。いま、ロバート・ライシュは若者に「変化を起こす者になれ」と語りかけ、資本主義の大転換のための処方箋を説く……。

作品データ

原題
INEQUALITY FOR ALL
製作年
2013年
製作国
アメリカ
配給
太秦
上映時間
85分

[c]2013 Inequality for All,LLC [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.5
  • とりそら

    5
    2015/11/28

    この映画を観て感じた事は、この一言に尽きます。

    格差と貧困の問題を主軸に置きながら、マクロ経済とミクロ経済の視点について、どの層にでも解るようユーモアも交えての解説。
    その秀逸さに映画開始から一気に映像へ引き込まれていました。

    ピケティの翻訳者の方のコメントで「アメリカと日本の格差問題は違う」的な事が書かれていますが、私がこの映画を観た正直な感想は「アメリカの二の舞を日本はしているだけだなぁ。」
    日本でも殆ど同じ状況と政策が行われている事には、ただただ皮肉笑いをするしかない(笑)
    ここで、「やはり政策がダメ。」と言う人もいらっしゃる事でしょう。

    しかし、ロバート・ライシュ氏は問題は政策と格差について非常に丁寧な解説をされた後に

    「政策は悪、市場が善と思われがちだが、実際はその逆。」

    社会問題が起きる度に政治を責める世論に対して、話が飛躍し過ぎているんじゃないかと懐疑的に思っていた私にはこの台詞がガツンと来ました。

    市場は民
    民である私達が悪ならば、どうすれば良い流れに持って行く事が出来るか
    この流れをコントロールする事は、私達一人一人の行動に委ねられている。

    この映画で私が感じた視点と希望はこんな感じです。

    ただ、この映画その人がいる層やマイノリティによって、意見が全然変わってくると思います。
    その色々な視点を見てみたい、感じてみたい。
    だから、たくさんの方に観て論じて頂きたい映画だと思います。

    年の瀬に掛かる今日、この映画を観れた事に感謝です。

    そして、ご拝読ありがとうございます。

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    ネタバレあり
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