パレードへようこそ|MOVIE WALKER PRESS
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パレードへようこそ

2015年4月4日公開,121分
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サッチャー政権下のイギリスで、ストが長引き困窮する炭坑労働者たちを支援しようとする同性愛者グループとウェールズ奥地の炭鉱町の人々とが結ぶ友情を、実話をベースにカルチャー・クラブやザ・スミスなど1980年代のヒット曲にのせて描いたドラマ。監督はロイヤル・シェイクスピア・カンパニーをはじめ多くの舞台演出を手がけ、また「背信の行方」といった映画やオペラなど多岐にわたった活躍を見せるマシュー・ウォーチャス。同性愛者グループのリーダーを「やさしい本泥棒」(未)のベン・シュネッツァーが、炭坑町の人々を「ラブ・アクチュアリー」のビル・ナイや「ヴェラ・ドレイク」のイメルダ・スタウントンらが演じる。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1984年、サッチャー政権下のイギリスは不況に苛まれていた。サッチャー首相は20ヶ所の炭坑の閉鎖案を発表するが、炭坑労働者たちはこれに反発。抗議のストライキは4ヶ月目に入ろうとし、炭鉱労働者とその家族たちは生活が困窮していた。ロンドンに住むマーク(ベン・シュネッツァー)はそのニュースを見て、ゲイの権利を訴える大々的なパレードの中で仲間たちと募金活動を開始。そして炭坑労働者支援のためのレズビアン&ゲイ会LGSMを立ち上げる。しかし集まった寄付金を送ろうと全国炭坑労働組合に連絡しても、レズビアン&ゲイ会と名乗ると偏見から冷たくあしらわれてしまう。それならばとウェールズ奥地にある炭坑町ディライスの役場に直接電話したところ、今度はすんなり受け入れられる。ディライス炭坑を代表して彼らのもとにやってきたダイ(パディ・コンシダイン)は、LGSMがどういうグループか全くわかっていなかった。ダイは偏見を持たずにゲイ・バーを訪れ、お金ではなく友情をもらったと大勢の前で熱く語る。このおかげで賛同者は増え、ディライス炭坑への多額の寄付金が集まった。ディライスの委員長ヘフィーナ(イメルダ・スタウントン)は感謝の意を込めたパーティを企画し、反対を押し切りLGSMを招待。ヘフィーナや書記のクリフ(ビル・ナイ)はミニバスに乗りやってきたLGSMのメンバーを歓迎する。困惑する者もいたものの、次第にメンバーも町人たちも心を開き始め、歓迎会は大いに盛り上がった。ストは42週目に突入し、組合員の家族手当が停止。LGSMがさらなる支援を決める中、ある不測の事態が起こる……。

作品データ

原題
PRIDE
製作年
2014年
製作国
イギリス
配給
セテラ・インターナショナル
上映時間
121分

[c] PATHE PRODUCTIONS LIMITED. BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE 2014. ALL RIGHTS RESERVED. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.3
  • Sibyl

    5
    2015/6/1

    やっぱり実話に基づいた話は感動するなあ。

    困ってる人を助けたいという純粋な気持ちから始まった小さな一歩が、やがて歴史を動かす大きな動きになった。
    炭坑っていう古くからの伝統といわばサブカルチャーとも言える同性愛、相容れない二者が出会い、友情で結ばれ、困難を乗り越えながら権力に立ち向かう。
    それぞれが自分のプライドを懸けて。
    そう、人生生きてく上でプライドを持つって大事だなと、改めて思った。

    笑って、泣いて、そして前向きになれる、とてもいい映画だった。

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  • alsy

    4
    2015/5/29

    ゲイと炭鉱夫の対立の話。と思いきや世間や家族、さまざまなノーマルがゲイを滅ぼそうとしてくる。

    しかしそれでも自分を信じて頑張るゲイとレズビアンの姿には性別など一切関係なく勇気をもらえました。

    同性愛者の話だから仕方ないのかもしれないけどもう少しノーマルの目線も見せてほしかったかなって感じです。

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  • どすん

    4
    2015/5/24

    イギリスの炭鉱閉鎖によるストライキ中に
    そのころにそれを協力をしていた同性愛者のグループ
    の物語です。

    そういえば最近炭鉱ストライキ
    サッチャー政権下の物語って少なくなりましたね。

    一時期かなりの数が作られてましたが・・・

    最近知ったんですが
    自分のそのんな物語の代表格
    ピート・ポスルスウェイトさん
    って亡くなってたんですね・・・

    この人好きでした。
    思い出深くは
    ユージャルサスペクツ
    のミスターコバヤシでした。

    今回の映画でそれに当たる人がビル・ナイでした。
    それで、ふと思い出したわけで・・・


    の気ままな過去のロっkスターってイメージが強く、ちょっと意外感もありましたが・・・
    結構似合ってるやんってイメージで。


    1980年代サッチャー政権下の合理化で炭鉱の閉鎖案を発表。
    それに対し、炭鉱労働者はストライキを敢行。
    そのストライキも4か月目に入っていた。
    収入もなく、炭鉱の街はどんどん冷え切っていた。

    ちょうどロンドンでゲイパレードが行われていた。
    そこに興味があって、観客として見にきたジョー。
    あることで、マイクとマークに誘われパレードに。
    マークはその打ち上げパーティの中で、炭鉱夫を救おうと持ち掛ける。
    今まで自分たちへの政府の弾圧は
    今では炭鉱夫に。
    助けよう!!っと。

    賛同する仲間も少ない中
    LGSM(炭坑夫支援レズビアン&ゲイ会)を立ち上げて
    活動を始める。

    しかし、協力を受け入れる炭鉱組合はなく、お金はたまるが受け入れてくれる炭鉱はなかった。
    そこで炭鉱に直接電話することに。
    ウェールズの炭鉱に電話するとあっさり受け入れられ、代表者のダイがロンドンへ。
    Lはロンドンの略だと思っていたが
    実際にはレズビアンの略に唖然とするが、彼らとの関係は変わらなかった。

    その晩、ゲイのパーティで謝辞を述べたいという、ダイ。
    彼の演説が彼らを変える。

    「お金ではなく、友人がいたことに感謝します・」
    「もしあなた方に何かあれば、炭鉱夫たちは立ち上がります・・」
    っと。
    この言葉で、援助金が飛躍的に集まり、ダイは彼らを炭鉱に招く。

    しかし、炭鉱の中では反対が多い。
    そんな不安の中彼らが到着。やはり、不安的中。
    しかし、あることがその集会をかえるきっかけとなり、炭鉱の町を明るくしていく。

    ある年のパレードから次のパレードまでの1年を追いかけるんですが
    最後のパレードよかったですね~。

    炭鉱夫の行動。
    これが実際に行われていたこといに感激でした。

    そして1980年代の音楽たくさんで口ずさんでしましたw
    懐かしい!!

    Frankie Goes To Hollywood
    Dead Or Alive

    事実ベースなので
    このころHIVの感染とその風評が広まったことも劇中に入ってきて
    全てがあったかいお話で終わるわけでもないですが・・・
    よかったです。

    炭鉱の映画の特徴は
    世界は冷たいかもしれない
    けど、みんなはそうじゃない!
    ってのは共通テーマに合って
    それが映画館に足を運ばせる理由なんでしょうね。

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    ネタバレあり
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