プリデスティネーション|MOVIE WALKER PRESS
MENU

プリデスティネーション

2015年2月28日公開,97分
R15+
  • 上映館を探す

「宇宙の戦士」で知られる作家、ロバート・A・ハインラインの小説を映画化した、イーサン・ホーク主演のSFサスペンス。携帯型タイムマシンで過去や未来を行き来する時空警察のエージェントが因縁深き凶悪な連続爆弾魔を追う姿を描く。監督は『デイブレイカー』で注目を浴びたマイケル&ピーター・スピエリッグ。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1970年のニューヨークのとある酒場。店を訪れた青年がバーテンダーに奇妙な身の上を語り始める。自分は女として生まれ、18歳の時に男と恋に落ちるも、男は失踪、子供も何者かに誘拐されたため、自身の命を守るために男になったという。そのバーテンダーは実は未来から来た時空警察のエージェントで、彼に復讐のチャンスを与える。

作品データ

原題
PREDESTINATION
映倫区分
R15+
製作年
2014年
製作国
オーストラリア
配給
プレシディオ
上映時間
97分

[c]2013 Predistination Holdings Pty Ltd, Screen Australia, Screen Queensland Pty Ltd and Cutting Edge Post Pty Ltd [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.9
  • みるみる

    4
    2020/6/21

    面白い作品を探してネタバレレビューを読んでいたのを慌てて止めて鑑賞。これは面白いです!タイムトラベル物は数あれどこれは好きな作品です。
    私の好きな、過去へ戻っていく始まり方。前半はバーでの二人の会話を中心に進んできます。年代が重要だけどちょっと追いつかないのでネタばれを読んでおいた方がいいかも。幼年期のもどかしさ、切ない恋、苦しい思い、絶望感。登場人物達の心情とタイムワープの非現実的な設定が映画を観ていて高揚感を感じさせます。男の話し方を練習するシーンはとても悲しい。ジョンが出会いのシーンで「こんな顔をしてたのか、美しいな」と思わず漏らすほどジェーンの笑顔は可愛かったです。
    ジェーンを巻き込んでしまった後悔の念かと思いきや、やけどの負った自分、タイムワープのやり過ぎで精神を病んでしまった自分、体の手術痕。ああ、すべてが繋がっていくこの快感!ラストは自分に撃たれるのを待つだけの身になるとは。思わず鑑賞後に年表を書いて確認してしまいました。
    とにかく主演の二人がとても魅力的。綺麗なサラ・スヌークのちょっとやさぐれた男装は素晴らしいです。イーサン・ホークも素敵。二人が顔を突き合わせ語り合うシーンはなんか好き。1時間半ほどの上映時間でここまで濃い内容は観ていて大満足。またお気に入りの作品が増えました。

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告
  • S

    3
    2016/5/23


    タイムスリップのSFサスペンス
    凝った設定で話が進むにつれて徐々に徐々に
    展開していく理想的なストーリー構成
    ただただ、絡み方が多く
    読める部分もあるものの
    理解が追い付かなくなることもしばしば

    タイムスリップもののSFは引き込まれるものの
    そのラストに期待して、賛否が分かれるが
    今作はラストは良いが
    途中途中の設定に頭を悩まされる
    「卵が先か、鶏が先か」
    このジョーク、セリフはこの作品の要約と言えよう

    無茶な設定なもののタイムスリップのSFとして
    引き込まれた1本

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • ひゃん

    5
    2015/8/9

    以前、劇場で配られた冊子のコラムに今作のことが書かれていた。
    うわ、またE・ホークかよ!と俄然観たくなった一本。それが今回
    地元で観られるという悦び♪さらに鑑賞後に湧きあがるこの切なさ。
    ロバート・A・ハインラインの短編『輪廻の蛇』を映画化したもの
    らしいが、原作がどのくらいよく出来ているのか確かめたくなった
    人は多いんじゃないだろうか。所謂SFサスペンスにはなるのだが、
    前半~やたら静かな喋くり劇場のように延々酒場での告白話が続く。
    冒頭でドカンと一発アクション劇があるんだけど、それはまだ謎。
    これは一体どうゆう話なの?と思わせておいて、中盤~カラクリが
    どんどん紐解かれていく。これがまたよく出来ていて惹き込まれる。
    登場人物は異様に少なくて、バーテンダー、青年(性転換前は女性)、
    そして鍵となる名前ロバートソン。連続爆弾魔を追って明かされる
    衝撃の時空警察の話。奇妙な恋愛→出産→誘拐→性転換の話。など、
    はじめは何のこっちゃ?と思わされる告白が、あとでスッと一本の
    軸で繋がる。ラストの衝撃には度肝を抜かれるが、なるほどそうか、
    と自分の記憶を点と線で思い起こしながら繋げていくと、前半での
    ダラダラ~っとした話の中に幾つもヒントがあったことに気がつく。
    いや~、やられましたな、これは。と思わず膝を叩きたくなる感じ。
    予備知識ゼロで観た方が(ネタバレできないし)衝撃度満載で面白い。
    主演のイーサンもさすがだが、何といっても新生S・スヌークの凄さ。
    難役を、愛らしくもカッコ良くも切なくも激しくも演じ切っている。
    この一本で彼女のファンになってしまう男性陣も女性陣もいそうな
    この感じ^^;が堪らないな。まぁいいから観てみて♪とお薦めの一本。

    (卵が先か鶏が先か、自分の尾を食べる蛇、怖くて激しくて切ない…)

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告