ラブストーリーズ コナーの涙のレビュー・感想・ネタバレ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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ラブストーリーズ コナーの涙のレビュー・感想・ネタバレ・評価

2015年2月14日公開,95分

ユーザーレビュー

3.4
  • 絶対色気値

    3
    2015/8/24

    一組の男女の恋愛を、それぞれの側から描く2本の映画。同じシーンも微妙に変わってくるのが趣向の一つ。

    別の視点から観た2本の映画。それぞれの視点で印象を変えてくれるのかと期待したが、新しい視点が増えただけというお粗末さ。

    黒澤明監督『羅生門』(1950年)は、一つの殺人事件について食い違う三人の証言(3つの視点)で人間のエゴイズムを描き出したが、本作はそれぞれの側を描くだけで、2本観ないと完結しません。

    二人の会話になると途端につまらなくなります。恋人でも親子でも、会話が長く続くと映像が単調で飽きます。

    結論:なんで2本にする必要があるの?

    ちなみに、男の自分は「エリナーの愛情」が退屈で仕方なく、「コナーの涙」の方が面白かったのですが、女性の方にはどう見えるのでしょうか?

    二本観るなら「コナーの涙」からの方がいいと思います。

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  • どすん

    5
    2015/5/19

    配給が
    Bitters End

    PARCO
    でちょっとおしゃれ映画です。

    何よりこの映画の売りは
    同じ時間を、男性の視点・女性の視点から描かれています。

    一組の男女が夫婦になり、別れるまでのその時間を描いているんですが
    男女で同じ時間で同じことをしていても感じ方が違うんですね。

    同じ言葉も男女で後で残っている言葉が違う・・・
    そんなことを強く感じた映画でした。

    他の人の批評に会ったように
    男性側の コナーの涙
    から見てきました。

    結婚前
    2人でレストランから食い逃げ・・・
    公園で倒れこむ様に寝そべる、コナーとエリナー
    そんな若く、情熱的だった二人・・・

    10年後。

    あるレストランで帳簿を付けるコナー。
    不機嫌になりながら自分の店から出て、散歩して自分のアパートへ。
    寝ているエリナーに添い寝するが、彼女は抜け殻のようになっていた・・・

    どんな言葉をかけていいのかわからない・・・

    その晩、中華を買って帰ってみると彼女はいない・・・
    部屋に電話がかかってくる。

    彼女は病院に運ばれていた。
    自殺未遂?
    しかも、彼女は病院から居なくなってしまう。

    そんな時宗教のセールスが彼の前に現れる。

    「お子さんをなくされた夫婦には宗教の力が必要な時もあります。。。」
    っと。

    彼は激怒して追い返す。

    子どもをなくしてから妻との間に溝ができどのように接していいのかわからなくなっていたのだ。
    時間を追うごとにできる溝。

    その溝が埋めれなくなっていた。

    しかし、コナーは前に進むことができず
    まずはエリナーと一緒にスタート地点に戻りたいと考えていた。

    しかし、彼女を追いつつも彼の中で
    彼女のいない生活が普通になっていく・・・

    男性版をみて
    そうかな・・・やっぱ
    って思うシーン多々w

    しかし、これに女性版を見ることで映画の世界が広がり
    しかも同じ事件で性別によってここまで違うとは・・・

    同じ監督が作ったとは思えない2作。

    ひさしぶりにおしゃれな映画見ました。
    ライフスタイルといい、服装・・・いいねぇ!!

    まぁ、PARCO配給ですからね・・・
    その辺りはうまいですね。

    ビラも2枚セットで1つの写真になってます。

    それぞれの夫婦の実家の父親がちょい有名起用!!
    にくいねぇ!!

    コナーの父親は
    キーラン・ハインズ。

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    ネタバレあり
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  • 4
    2015/4/1

    コナー目線とエリナー目線の二つの物語。
    同じ事が起き、同じ時間を生きたのに、心に残る事や痛みは違う。
    でも、乗り越えて、また一緒に歩けるんじゃないかと思うラスト。解らないけど・・

    コナーもエリナーも友人も親も皆辛い思いをした。
    そして人生の辛い出来事を思い出した。親たちは、辛い思いをした我が子たちたちの事を思う。

    一番好きなのは、エリナーのパパ。幼い娘に、素晴らしい体験をして欲しいと思う。人より、早く、多く。
    その娘をしっかりと抱きしめながら。だけど不意に太刀打ちできない大きな波が襲って来て、娘をさらっていく。自分の腕の中から消えた娘に絶望する。この恐怖。
    そして足元で無事な娘を見つけた時の安堵感。

    子どもがいくつになっても親はその恐怖を抱えている。
    子供の居ない人に説明しようと思っても無駄だからしないけど。
    我が子と言う宝物を得たのと同時に私たち親はその恐怖も得たのだと思う。

    こんな思いをするなら子供なんていらなかった・・と思う時も有るだろうし、この子が居れば何も要らない・・と思うことも有る。

    教授の、言った事も覚えていないようなことを上げて責めてくる。って愚痴も解る。我が子って本当にそうよね。29年子育てしていなくても、そうよ。
    自分が正しいと思っているし、親を煩わしいと思っている。親が何を犠牲にし、何をしてくれたかに気が付かない。
    そう言う意味では子供が居ない人はある意味幸せだと思う。自分だけを大事で生きていけるんだから。自分もそうだったから。

    だけど、エリナーは父の言葉と、母親失格の母の心配から、自分への親の愛情が、自分が我が子に向けている思いと変わらない事に気が付いたんじゃないかな。

    そして、エリナーが何に失望して自分から離れて行こうとしているのかに気が付かない愚鈍なコナーも、子どもを愛し、悲しみに耐えていたんだと気が付いたんじゃないかな。

    哀しい事を思い出してしまうけど、我が子を失った悲しみを分かちあえるのはお互いしかいない。この絆はかなり強いと思うんだよね。
    それぞれの道を歩み始め、やり直せたらいいね・・

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    ネタバレあり
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  • ごっとん

    3
    2015/3/2

    この映画は『エリナーの愛情』と対で見ないとだめですね。『エリナー』を先に見ましたが、コナーがどういう経緯で出てくるのかわかりませんでしたが、こちらを見ることによって納得できます。でも、一度壊れたワイパーがまた動くものですかねえ。

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    ネタバレあり
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  • YO99

    3
    2015/2/27

    カミさんのお供で観賞。コナー⇒エリナーの順で連日観賞。
    コナーを先に観て正解だと思いました。比較的淡々とした仕立てで起承転結順に流しています。一貫して落とした色調で地味めな展開です。対するエリナー版はエキセントリック、唐突なスタートで、コナー版を見ていなければ刺激的な場面展開のフラッシュにも見えてしまいます。
    愛し合い、息子に恵まれた夫婦が、僅か2ヶ月で子どもを失う。理由は不明。リセットして2人だけの幸せな時代と安定を取り戻そうとする夫。全てをチェンジして苦痛から逃れ新たな世界へ踏み出そうとする妻。噛み合わない2人の歯車は、次第に両方の親族や周囲の人々を巻き込みながらバラバラになっていきます。
    見所は、2作品共通の場面が多々有り、同じセッティングなのに「人」関係の台詞・仕草・服装諸々だけが食い違っている点です。
    カミさんは「各々の立場から主観的に仕立てた故の意識的な映像表現の違いだから、良く分かる」とのこと。
    自分は「食い違いは相手が居ない場面で思い切り表現すれば良いので、両者共通場面は客観性が有るべき。それでなければメリハリが無くなり、2本の違う映画になる」と主張。
    正にそこがミソ。1ネタ2側面のセット作品か、同ネタ別作品か。好き嫌いが大きく分かれる2作品です。

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  • でーいー

    4
    2015/2/18

    客観的な事実 = 真実 とは限らない。
    脳科学的な見地からして、人間が見ている現実は主観的な都合で歪曲され、予測され、思い込まれていく。
    そういう意味では、「エリナーの愛情」と本作の差異を目の当たりにすることで、こうあって欲しいという想いの純真さに驚愕し、ラストの展開に涙を誘われる。
    どちらを観ても埋まることの無い空白や不可解さは、それ自体が現実そのものともいえる。
    アメリカ映画というよりもフランス映画的な空気が漂うものの、監督はれっきとしたアメリカン。
    「6才の僕〜」の影に隠れがちだけど、非常に興味深い一作になりました。

    追記:パンフでは何も言及なかったけど、おそらく「去年マリエンバートで」を意識してたんじゃないかと思います。服装の変化や、同じ出来事の位置で異なる台詞になってしまう部分の演出など。

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