幸せのありか|MOVIE WALKER PRESS
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幸せのありか

2014年12月13日公開,107分
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社会が大きく揺れ動いた1980年代のポーランドを舞台に、身体に重い障がいを持った少年が懸命に生きる姿を瑞々しいタッチで描いたドラマ。主演のダヴィド・オドロドニク(「イーダ」)は、何か月にも渡る役作りを重ね、まるで本物の障がい者であるかのような演技を披露している。モントリオール世界映画祭グランプリ受賞作。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

民主化に向けて揺れ動く1980年代のポーランド。知的障害と診断された幼いマテウシュ(カミル・トカチ)は、身体にも重度の障害を持ち、家族とのコミュニケーションもままならない。しかし、実際の彼は健常者と同じように悩み、ロマンティックな心を持つ人間だった。医師から“植物状態”と宣告されながらも、家族の愛情を受けて過ごした多感な子ども時代。心から愛を注いでくれた父(アルカディウシュ・ヤクビク)の突然の死という悲劇に直面しながらも、父から教わった星空を見上げる歓びを忘れることはなかった。向かいのアパートに住む少女に淡い恋心を抱き、共に過ごす時間は日々の寂しさを忘れさせてくれた。だが、突然の別れが訪れる。その一方で、成長したマテウシュ(ダヴィド・オドロドニク)は、次第に家族から疎まれるようになってゆく。ある日、姉は結婚を期に彼を病院に入れてしまう。憤りと不満を、母(ドロタ・コラク)や看護士にぶつける日々。やがて、彼の目の前に現れる美しい看護士マグダ(カタジナ・ザヴァツカ)。マテウシュは、次第に彼女と心を通わせるようになってゆく……。

作品データ

原題
CHCE SIĘ ŻYĆ
映倫区分
G
製作年
2013年
製作国
ポーランド
配給
アルシネテラン(パイオニア映画シネマディスク=アルシネテラン)
上映時間
107分

[c]Trmway Sp.z.o.o Instytucja Filmowa “Silesia Film”, TVP S.A. Monternia.PL2013 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.9
  • ごっとん

    3
    2015/3/7

    彼の知的能力がもっと早く家族に知られれば、もう少し違う人生があったかもしれませんね。でも、やはり本人も回りも大変ですね。

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    ネタバレあり
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  • あたみ さんぺい

    5
    2015/1/10

    日本で健康人が社会生活を過ごしていると 見えない、見えてこない世界があります。
    観終わって、地下鉄に乗って、家路につく時間ずっと世間知らずの未熟な自分自身に対して反省していたのです。
    この映画のエンドロールまでぜひご覧ください。

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