真夜中の五分前のレビュー・感想・ネタバレ・評価|MOVIE WALKER PRESS
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真夜中の五分前のレビュー・感想・ネタバレ・評価

2014年12月27日公開,129分

ユーザーレビュー

4.0
  • ひゃん

    3
    2015/1/19

    タイトルからしてミステリアス。
    最後まで鑑賞しても、結局どっちだ?感は残ったままで、
    何ともいえない気分で劇場をあとにするような作品。
    こういう風情タップリの趣が好きな人にはハマると思うが、
    行定勲の過去に拘る男を描くねちっこさが、短気な私には
    ややいらつく場面も多い。というか始まった時点からすでに
    ミステリー感覚で双子姉妹が描かれていくので、分からない
    ことはないが、けっこう混同する(ワザとそうさせている)
    一卵性なのでソックリなのはもちろん、性格や嗜好、動向まで
    いつも入れ替わって楽しんでいるようにふるまう妹のルーメイ。
    姉のルオランに恋をした青年リョウ(三浦)は、実は妹の婚約者
    であるティエルンとは先に恋をしていて、妹に奪われたという
    話に戸惑うが、彼女を支え続ける。ところがある日旅行先で
    事故が起こり、姉が死亡、妹が生還。という不幸が襲う。
    ティエルンは妹といる確信が持てず、リョウに相談をするが、
    リョウはあくまで妹だと信じる。さて真相は…

    うーん…。怖いよなぁ、嫉妬も絡んでいるし^^;
    気味悪いくらい相似形の姉妹なので(やや変えているが)
    髪型まで一緒にされたらおそらく分からない。
    観ているこちらとしては、もちろん同じ女優が演じているので、
    顔がそっくりなのは仕方ないとして、どこで見破るか。がミソ
    になる推理劇なんだろうなぁと思っていたのだが…

    主人公リョウを演じる三浦春馬は、ほぼ全編中国語で演技。
    彼が何故そこで時計職人をしているのか、過去に亡くなった
    彼女の話など、ぽつぽつと分かってくるが、特に多くは
    語られない。どちらにせよ、過去のトラウマに囚われた男が
    またもや愛の迷宮入りをしてしまった。という感覚ではある。
    果たしてルーメイは、本人なのか、それともルオランなのか。
    物語の鍵はラストに仕掛けられている。

    (私は毎時ピッタリが好きなんで進めも遅らせもしないなぁ~)

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    ネタバレあり
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  • 幸子

    5
    2015/1/16

    とにかく映像が綺麗で美しい。生活の音が聞こえてくる感覚。好みは二分されると思いますが、個人的には好きな映画です。

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  • ミチさん

    5
    2015/1/13

    この行定勲監督は別ですね。『閉じる日』(2000年)、『贅沢な骨』(2001年)辺りから観てるけど、ハズレはないです。
    この映画、何故上海が舞台なのか、三浦春馬が何故時計修理をしているのか、よく分からないけど、今のキラキラした上海ではなくて、ちょっとレトロな中山路辺りをスクーターで走り回る光景が主で、好感が持てます。
    制作費はそんなにかかってないと思うけど、心理劇として、じわじわ迫って来るところが秀逸で、やはりこれも映画の魅力ですね。
    張孝全(チャン・シュオチュアン)は、大した役者で、最初は業界特有のチャラチャラした男かと思いますが、双子の謎が深まるに連れて、凄みが出て来ます。
    三浦春馬は、岡田将生に似たキャラクターですが、イマイチ伸び悩んでいると思うのは、私だけでしょうか。将生は多分、良い意味でも悪い意味でも「天然」の部分があって、それが評価されているのかと思います。
    リウ・シ-シーは二役、ご苦労様でした。ギャラは倍もらったのかな。

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  • ごっとん

    3
    2015/1/9

    全体的に大きな効果音もなく、静かに時計の音が流れていく、そんな映画でした。落ち着いて見れますが、2時間20分は少し長いかも?

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    ネタバレあり
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  • KI-ki

    4
    2015/1/9

    たくさん…静か
    時計の鼓動を聞かなくなったのって、何時からだろう
    静かな言葉と静かな鼓動
    心の中を包み隠す
    他人に選んでもらった時計の贈り物
    本当は自分が一番選びたかった物なのかもしれない
    時計の鼓動にあわせた感情
    姉は妹じゃない
    妹は姉じゃない
    愛だけで生きるのは難しい

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  • 門倉カド

    2
    2015/1/7

    【賛否両論チェック】
    賛:“一卵性双生児”という点を絶妙に絡めた人間関係が、非常に奥深い。「彼女が本当は誰なのか?」という謎が、物語を引き立たせている。
    否:展開自体は非常に穏やかに進むので、興味がないと眠くなってしまうこと請け合い。

     中国が舞台なので、全編を通してほぼ中国語で話が進みます。一卵性双生児の謎めいたヒロイン達が物語を引き立たせていて、今目の前にいる彼女がどちらなのか、主人公はおろか本人達ですら錯覚してしまう雰囲気が、非常にミステリアスです。ただ、ストーリーそのものはかなり淡々と進むので、恋愛モノに全く興味がなかったりすると、思わず眠くなってしまいそうです。
     恋愛とサスペンスの中間を行くような、少し変化球の作品です。

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  • えのきち

    3
    2015/1/4

    『真夜中の五分前』を鑑賞。

    「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督最新作。

    今作は日中合作であり、舞台は本多孝好の原作小説とは異なり日本ではなく上海となっている。
    主演は三浦春馬、双子のヒロインには中国の人気女優リウ・シーシー(二役)。

    時計の修理工リョウ(三浦春馬)は一卵性双生児の姉妹と出会い、姉ルオラン(リウ・シーシー)と恋に落ちる。妹のルーメイは性格は全く異なるものの見た目に区別はつかない。

    そんなある日、旅先であるモーリシャス沖で水難事故に遭遇し一人が命を落としてしまう。助かったのは妹ルーメイであるというのだが、ルーメイの恋人ティエルン(ジョセフ・チャン)は助かったのはルーメイではなく姉ルオランだと主張する。

    果たして助かったのは姉妹どちらなのか。

    物語はラブストーリーの様相を見せるが実はミステリー要素を含んでおり、集中して観ていないと姉妹の区別がつかなくなってしまうので注意が必要だ。一人二役なので顔が同じなのはやむを得ないが、髪形も同じなので全く区別がつかないのである。
    だが、注意して観ていればわかる造りにはなっている。

    オール上海ロケ&オール中国語である今作。
    監督含めたスタッフと主演男優のみ日本人であり、その他のキャストは全て中国人。言語も中国語。三浦春馬もほぼ100%中国語で演じており、演技としても全く違和感のない熱演であった。
    しかし、なぜ日本人であるリョウが中国で時計の修理工をしているのかというような説明は一切ない。それならいっそ中国人役で良かったのではないかと思ってしまう。

    映像は行定監督らしく終始美しい映像。
    アンティークな時計店の雰囲気などは好きな人にはたまらないであろう。

    全体的にはラブストーリーとしてはかなり中途半端な印象。
    ヒロイン姉妹はどちらにも感情移入しにくく、主演のリョウに感情移入すると振り回される展開にイライラしてしまったり…。
    しかしミステリーとしては敢えて説明不足気味にしてミスリードしていく展開としては成功していると言える。

    それにしても行定監督の最新作(しかもお正月映画)にしてはあまりにも宣伝がなされていないと感じる。上映劇場も少なめだし、観客もそれほど入っていない。
    あらすじだけでもミステリアスな本作、宣伝すればもっと動員できそうなものだが…。
    行定監督の神通力が弱まっているのか、はたまた日中合作である事が影響しているのかは定かではないが、もっと日の目を見ても良い作品だと感じる。

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