水の声を聞く|MOVIE WALKER PRESS
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水の声を聞く

2014年8月30日公開,129分
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ひょんなことから新興宗教の教祖となった若い女性を中心に、何かを求めてその周りに集う人々の人間模様を描いたドラマ。主演は東京に生まれ、『フリーター、家を買う。』や「ジャッジ!」など、韓国、日本、ヨーロッパを舞台にボーダーレスな活動を続ける玄里。監督は、実践映画塾“シネマインパクト”を主宰する山本政志。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

東京、新宿のコリアンタウン。在日韓国人のミンジョン(玄里)は、美奈(趣里)の誘いに乗り、軽くひと稼ぎしてから頃合いを見てやめるつもりで巫女を始めた。しかし、救済を求める信者が増え、宗教団体“真教・神の水”が設立されると、後戻りできない状況になってゆく。借金取りに追われる父親、それを追う狂気の追跡者、教団を操ろうとする広告代理店の男、教団に夢を託す女、救済を求める信者たち。ミンジョンは聖と俗の狭間で苦悩し、偽物だった宗教に心が入ってくる。やがて、大いなる祈りを捧げ始めるミンジョン。不安定な現代に“祈り”を捧げ、“祈り”によって世界を救済する。いったい何が“本物”で、何が“偽物”なのか?大いなる祈りは、世界に届くのか?

作品データ

製作年
2014年
製作国
日本
配給
CINEMA☆IMPACT
上映時間
129分

[c]CINEMA☆IMPACT [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.9
  • でーいー

    4
    2015/6/7

    借金取りに追われる親父を背負いながらも病める人々に「すがられる」という役割に身投げするミンジョン。
    彼女を取り巻く周囲の移ろいゆく表情が絶妙だ。
    やがて巫女としてのルーツを知り、エセ教祖から真の宗教者としての魂を獲得する。しかし、それとは対照的に俗物として変異していく教団の様子が不気味に描かれる。
    絶望的な状況のなかで湧き出る水とは何だったのか?
    ラストの奇跡が、暗闇の世界に火を灯すのだろうか?
    ザラついた映像も冴える。スピリチュアルな一本。

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