エヴェレスト 神々の山嶺|MOVIE WALKER PRESS
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エヴェレスト 神々の山嶺

2016年3月12日公開,122分
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世界最高峰の山・エヴェレストに魅了された2人の男と、彼らを待つ女性の物語をつづった夢枕獏の小説「神々の山嶺」を映画化した人間ドラマ。実際にエヴェレストの高度5200m級での撮影を敢行するなど、迫力のある映像はもちろん、カメラマン役の岡田准一、伝説のクライマー役の阿部寛ら実力派たちの演技も見ものだ。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

カメラマンの深町は日本のエヴェレスト遠征チームに参加するが、滑落事故で仲間を失い、登頂は中止になる。行き場を失い、カトマンズをさまよっていた彼は骨董屋でエヴェレスト初登頂に成功したと言われるイギリスの登山家マロリーのカメラを発見。カメラに関する謎を追っていくうちに、伝説のクライマー、羽生丈二にたどり着く。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2016年
製作国
日本
配給
東宝 アスミック・エース
上映時間
122分

[c]2016映画「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会 [c]キネマ旬報社

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映画レビュー

3.2
  • えこう

    5
    2016/6/4

    夢枕獏のベストセラー小説を映画化された話題作。

    3月12日に公開になった作品でしたが
    福知山シネマでも4月30日より上映になり
    鑑賞することができた。

    物語の舞台は8848m世界最高峰のエベレスト。

    映画化もあまりのスケールの大きさに浮上しては
    消えていたそうですが、
    阿部寛、岡田准一をキャストに映像化が実現。

    映画はネパール街にて消息を絶っていた羽生と
    出会うところから物語は一気に進展していきます。

    後半にかけてのスリリングな展開は見ごたえありました。

    エベレストといえばかって幾人もの登頂者を阻んできました。

    植村直己さんが日本人として初めて登頂して
    その後も次々と日本人が登頂を果たしています。

    かっては
    難攻不落ともいわれてきたエベレストでしたが

    実際にエベレストの5200mまで登って撮影されたいう
    映像は迫力がありました。

    昨年公開されたエベレスト3Dは観てはいませんが
    ハリウッド作にも勝るとも劣らぬ力作だったのではないでしょうか。

    私も好きで低山によく登りますが
    山好きの者にゾクゾクときます。

    評価の低さは気になりましたが
    プロローグは監督の思い入れの映像
    絶景、山の美しさが際立っていました。

    深町と羽生ふたりの山男の生きることへの対決に
    目を奪はれました。

    特に羽生は山に取りつかれてその狂気さが
    深町に乗り移るかのように
    深町もまたエベレストを目指して行きます。

    阿部寛 岡田准一という男優がこれほど深い感銘を
    受けるならなかったのではないでしょうか

    高度5200mを高所での撮影は困難を極めた
    と思いますが それが作品に深みを与えています。

    「足が動かなくなったら指で行け、指も動かなくなったら、
    歯で歩け、歯も利かなくなったら、目で追い、
    心で想え想え」 という書き置きが遺されていました。

    諦めない 生きて帰るという思いが
    伝わってきました。

    俺がここにいるから山に登る。と答えを返されています。

    カメラマンも命がけです。
    恐怖と隣り合わせです。

    深町が負傷してしまいます。
    そんな時、羽生さんは おぶされ2倍の体重を登っていらっしゃるシーンもありました。

    エベレストは誰にでも登れる山だとは思いませんが
    たとえ低山であっても、苦しい時、辛い時、困難はつきもの
    です。

    そんな時、このメッセージが
    背中を押してくれるような気がします。

    山好きの者でなくても引き付けられる、
    作品だったと思います。

    またお山に行きたくなりました。
    雪山の恐怖と
    山の素晴らしさを再認識させてくれた作品でもあった。

    ピッケルの先を確かめるように一歩一歩登っていくシーンも圧巻でしたし、

    死んだ羽生が凍て着いてシーンは圧巻でした。
    一緒に帰ろうと ジーンときました。

    原作の持つ力強さがすごく描かれていたし
    すごくいい映画だと思いました
    山の魅力にぐいぐい引き寄せられました。

    映画化は無理だと言われてきた今作を
    素晴らしい映画を作ってくれた平山監督の手腕に賛辞を
    送りたい。

    そして近隣の劇場で鑑賞できたことをうれしく思います。
    素晴らしい人間ドラマを見せていただきました。

    こんな映画ならまた見たい。

    この連休中も
    北アルプスの2000m3000m級において
    遭難が相次ぎました

    8000mを越えるエベレストはどんな世界なんだろうと想像もできませんが
    まずは別次元で撮られた映像に感動させられました

    演じるのが仕事とはいえ、役そのものを生きる
    不思議なオーロラを感じました。

    山が呼んでます。

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    ネタバレあり
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  • ひゃん

    2
    2016/4/18

    今作を観て抱いたのは、あぁ阿部ちゃんて人はローマ人でも
    山男でもイケる!という絶賛だったことはいうまでもないが、
    多国籍顔というのは案外これから需要性が高まるんじゃない
    かと応援したくなった。まぁラストのアレには、残念ながら
    笑ってしまったのだが^^;マダム・タッソーも夢じゃないなと。
    夢枕獏の原作は読んだことがないのだが、確かにこの展開は
    小説ならではというか、そっちの方が楽しめるだろうと思う。
    どうも実写(それも邦画)だとなんか「違う」気がしてならない。
    俳優も映像も確かに頑張っている(のは分かる)し、そこそこ
    緊迫感も、(おそらく)苦しい酸素状態も感じられるんだけど、
    だってそこ「エヴェレスト」なんでしょう?という感じだから
    先達ての「エベレスト3D」のリアル映像とつい比べてしまう。
    いやいやいや…それは無理なんじゃないでしょうかと素人の
    私などは尾野真千子の不安しか分からない。天才クライマー
    羽生なら可能なのかもしれないが(そして阿部ちゃんならば)
    「マロリーの遺したカメラ」の一件は謎として興味深かったが、
    結局そこは(そりゃそうだろうけど)分からず終い、あぁ何か
    映画ならではのひと工夫があればこそ!だったなぁと思った。

    (阿部ちゃん、ロボットでもイケるんじゃないか?なんてね^^;)

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  • 門倉カド

    2
    2016/4/15

    【賛否両論チェック】
    賛:エヴェレストに執念を燃やす登山家と、彼を追う写真家。2人の運命が激しく共鳴し合っていく様子が、エヴェレストの過酷な自然の中で描かれるのが印象的。
    否:展開はかなりご都合主義で、実際には無理がありそう。現実路線の人には不向き。

     なりふり構わず、カメラマンとして功をなそうと必死に食らいついていく深町。そして己の全てを賭け、まるで何かにとり憑かれたように、エヴェレスト登頂へ執念を燃やす羽生。似たような境遇の2人の運命が交錯し、次第に共鳴していく様子が、エヴェレストの壮絶な環境下で、激しく叙情詩的に描かれていきます。
     写真を撮りたいという深町に対し、
    「俺を撮れ。俺が逃げ出さないようにな。」
    と告げる羽生のひたむきさには、畏怖すら感じてしまうほどです。一方の深町も、当初は登山隊の滑落事故にも構わずシャッターを切っていたのが、羽生の身に危険が迫った時、カメラを倒してでも夢中でそれを知らせようとするシーンなんかが印象的です。
     ただ、昨年公開された「エベレスト3D」なんかと比べてしまうと、展開としてはかなり強引で、出来すぎている感は否めません。その辺りも、小説が原作ならでは作品といえそうです。
     男達の壮絶な生き様が観られる、重厚な作品です。

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