映画-Movie Walker > 映画作品を探す > 記憶探偵と鍵のかかった少女 > レビュー

投稿レビュー(11件)記憶探偵と鍵のかかった少女は星3つ

記憶に裁判での証拠能力があるという設定。 (投稿日:2015年10月27日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

全体的にほの暗いトーンでちょっとだけ垂れる血、血のメタファー(暗喩)のようにあふれ流れる水とバラ。ずっと不気味。
ハッキリ言って謎が多い。そして全てをつまびらかにせずに終わる映画。

だから観終わった後でも、謎の部分は観た人がそれぞれ独自の境界線で補完して納得するしかない。
そういう牛の咀嚼?反芻?のような思考実験を楽しむための映画。

そこで思い起こしたのが「メメント」。じゃあ主人公はこの後もまた新たに罪を重ねていくのだろうか?と思わせぶりに終了した。復讐に燃える攻撃的な男性が主役だった「メメント」に比べれば、こっちの映画では知能の高い美少女と結末に、まだ救いがある。

大前提:他者の記憶に潜り込んで再体験したことを証言し、様々な事件を解決してきた、という設定。主人公のジョンは記憶探偵が多く所属するマインドスケープ社に所属している。かつてのエースだった彼は、まだ乳児の子どもを、そして海岸沿い別荘のバスルームで妻を喪ったトラウマがあり、記憶の混濁を起こすため、暫く仕事を休んでいた。が、生きていくためには金が要る。エースの座をNo.2ランドグレンに奪われる焦燥感も手伝い、現場復帰を果たす。その復帰第一号のお仕事が、資産家未亡人の娘でIQが恐ろしく高い美少女アナ・グリーンだった。

ダレノガレちゃんにミステリアスな雰囲気を持たせたらこうなる、って感じの女の子。

ネタバレなしで書ける範囲で謎を解くカギとしては、彼女は父親という存在を渇望する一方で、異性に恐れと欲望を同時に抱く思春期だということ。

そして軽くネタバレ。
そりゃーね。自分を理解しようとしてくれる異性ってのは魅力的です。彼氏・彼女の悩みを相談してるうちにくっついちゃう、ってよくある話しでしょ。しかもジョンは善人だ。父親のように守ってくれようとしてる。

たぶんね、女の怖さを知らしめる映画でもあるのかも。お金持ちじゃなくてもアナほど美人じゃなくてもIQが高くなくても、人を陥れる毒婦はいる。

目的完遂のためなら、記憶を書き換えて、書き換えた記憶を正しいと思うだろうし、記憶はあてにならないということを証明した本は10年前からいくらでも出版されている。
だから、ふーん、まぁそうだろうね、という結末の感想になってしまう。

完全に完全にネタバレだから、これから観る人は読まないで欲しいけど。
結局明確に分からなかった謎は、たくさんある。

母は誰に刺されたのか、継父ロバートはどこへ行ったのか、アナと駆け落ちしたのか、母が助かったならどうしてるのか、天才的に知能が高い少女なのにもっと平和に解決する方法を見つけられなかったのか?
アナのトラウマは掌の怪我・継父の情事目撃・戸棚に閉じ込められただけ?同級生の喉の穴は開けっ放し?妄想の産物だよね??などなど、まぁ色々ある。ランドグレンが赤い将校服を着た壁の肖像画として登場したり刑務所の壁にうすぼんやりと浮かぶ薔薇が示唆するものもイマイチ分からない。ランドグレンは記憶を改ざんしたのか?バラは単にアナがジョンに抱いた恋心めいた気持ち、だろうか。アナが得たものは、ジョンを陥れないと得られない自由だった?

"夢"は、記憶の断片にストーリー性を持たせて繋げる、想像imagenationというより創造Creationの産物なのだそうだ。記憶の断片を夢のようにフラッシュさせて映画として見せるのはさぞ難しかろう。

解釈を観客に委ね、スッキリしないのがこの映画の魅力。だけど「メメント」のような完成度の高さに欠け、なるほどー!!というアハ体験が限定的だし、なによりも記憶が裁判で客観的な証拠になるとする大前提がそもそもクエスチョンマークなので、最終評価は"普通"の☆三つ。 »ガイドライン違反報告

投稿:そらいろ

評価:3
星評価

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

参っちゃいました。。。 (投稿日:2015年9月22日)

何とも不思議な、何とも不気味な
何とも予測不能なサスペンス・スリラー。
記憶探偵のジョンとこちらも同化しちゃって
何を信じればいいのか、何が本当なのか
かなり神経をすり減らされちゃいました。
アナ役のタイッサ・ファーミガの綺麗な瞳に吸い込まれ
どこか陰のある美しい顔に魅了され
参っちゃいました。。。
»ガイドライン違反報告

投稿:tom

評価:4
星評価

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

やっぱ女は怖い! (投稿日:2014年12月10日)

記憶の中に入っていくなんて...................。
その記憶が本当かどうかもわからないのに、どう救えるのか???

こういう系は結構ゾクゾクします。
アナはIQが高いの?それとも厄介なやつなの?
これも女って怖~~~ぃって感じですか!?

記憶探偵ジョン、しかし彼もまた...................。
結末は???
ジョンは過去を乗り切り、前に進めた!? »ガイドライン違反報告

投稿:barney

評価:4
星評価

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

惜しい!!もうひとひねり!! (投稿日:2014年10月15日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

なんやら佳作の匂いプンプンだったので(笑)
見てきました。

記憶の中に入って夢を本人に再体験させて裁判の証拠などにする記憶探偵。
ある拒食症の少女を食べさせることができるようにする依頼で彼女の記憶を辿っていくといろんな事件が登場。彼女の継父をはじめ彼女の本当の姿に惹かれる主人公。
真実が明らかになっていくと見たくなかったものまで吹き出していく…
そんな映画です。

映画の展開で
最初はナゾが
バーン
って出て、それを物語を追うごとに
ピースを埋めていく
映画って好きです。

最近の映画でこれでヒットしたのは
ハングオーバーですね。

予告を見る限りでは
大どんでんって
予告って言い過ぎるところがあるからな…
って感じで軽く見てました。

アメリカでは彼らの職業は法廷でDNA鑑定ほどの信憑性がないがポリグラフよりも真実に近づけるっとある程度の信頼をおける結果を出していた。

記憶探偵のジョン。
彼は最近は休職をしていた。
彼の妻がバスタブで自殺して以来、その記憶に悩まされていた。
また、その状況下で溢れていた水で水を連想する記憶を辿ると彼女が登場してくる。そのため彼は一線を退いていた。

しかし金にも困りはじめ、妻との思い出の家を売ることができず記憶探偵の仕事をもらおうと会社に出向く。

そこで得たのは、上司セバスチャンから拒食症の子どもを救ってくれと頼まれる。
母は莫大な財産を持っており、父親は継父だった。
父は彼女を適した施設・病院に入れるよう提案していた。
子どもの簡単な以来のはずだった。
その少女はアナ。

彼女の記憶を辿ると血なまぐさい場面が多く出てくる。
不審に思ったジョンは過去のファイルを会社に要求するが両親に拒否されるだろうと否定される。彼女の信頼を得ていく中彼女の過去の殺人未遂事件に辿りつく。

うまく構成されていて、
冒頭映画へののめりこみ度はんぱなかったです。
彼女の周囲で起こったことを調べていくうちに…

まぁ予告でもあったんですがドンデンあります。

それが、ある部分で覚めちゃうんですよね。
う~ん。
この終わり方、主人公の不安定さどこかで見たことが…

主人公が亡き妻で不安定で
いい能力を持ちながらも崩壊していく様は
インセプションのようでした。
内容的に類似している部分見ありますが…

そしてあのドンデンは
劇中途中から影に隠れた男が出てくるんですよね…
主人公が少女アナの記憶を辿った時の自分のように。

そう…この映画自体がアナによって
殺人犯に仕立て上げられたジョンの記憶をたどることが
薄々分かってしまいます。

これをうまくごまかしてくれたら
めっちゅ驚いたのに~
残念。 »ガイドライン違反報告

投稿:どすん

評価:4
星評価

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

記憶探偵の記憶。 (投稿日:2014年10月9日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

人間の記憶ほど曖昧なものはないと思っているので、
この「記憶探偵」なんていう職業が本当に成り立つのか?と
半信半疑な気分で鑑賞。発想や設定はとても興味深く、
超悪役探偵とでもいいたくなる(失礼!)M・ストロングが
善人役だなんて!それだけで何て喜ばしいことかと思った。
彼の定着した成り切り演技は観る者をどんどん惹き込むので、
導入部ですごく期待が高まるんだけど…。

なんだいこりゃ!?と思わせるのが、あのラスト。
まぁ観ている間にだんだんとそれが見えてはくるんだけど、
もうちょっと巧い演出法はなかったものか?と思えるほどに
脱力感がハンパない。ホラ見ろ。だから記憶なんてものは…
と、自らの嫌味が頭中で炸裂してしまった^^;
これをサイコ・サスペンス・ミステリーと謳ってていいのか。

少女役のT・ファーミガはV・ファーミガの21歳年下の妹。
え?娘じゃないの?と思うくらい(ホント)よく似ている^^;
私的にこのお二人、顔は美人だけど、一癖も二癖もある
雰囲気を持っているので、きっと探偵が騙されるんだろ!?
とハナっから思えてしまう。そして冒頭から繰り返される、
探偵自身が抱える忌まわしい過去。この記憶が断片的に
入り混じり、探偵を苦しめるのがラストへ繋がるミソになる。
どうなるんだろうと思わせる展開は面白いが、とにかく部分
的に粗が多く、説明が圧倒的に足りないので入り込めない。

本来人間の記憶というのは実際見たものが映し出されるので
正確なんだそうだ。でも人間歳をとると(いや、とらなくても)
都合のいいように記憶を書き換えるようになってくることから
しばしば口論の元になる。私的にそんな知り合いに苦しめられ
たので、その人の記憶が必ずしも真実だと私は思っていない。
ここに描かれていることが真実だと思わせるタイプの作品も、
ある意味、洗脳・騙しのテクニックに冴えているのだ。

(脚本に難があるのかな。最後まで巧く騙せたら良かったね) »ガイドライン違反報告

投稿:ひゃん

評価:3
星評価

2人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

サイコサスペンス (投稿日:2014年10月8日)

「鑑定士と顔のない依頼人」を思わせる題名…こわ
始まり方、心臓に悪い
IQ高そうな子供
アナの瞳、子供みたい
アナの友達、とても綺麗
…こわ~
最後、点と線
…こわ~~
エンドロールの薔薇、めちゃくちゃ綺麗
…こわ~~~ぁ »ガイドライン違反報告

投稿:KI-ki

評価:4
星評価

2人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

彼女の方が何枚も上手です。 (投稿日:2014年10月1日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

まぁ、可憐な少女の言う事なんて、信じちゃいけません。
自分に魅力が有る事を知っている少女はそれを最大限に利用するもんです。

いや~厄介なお嬢さんですね。
殺さない程度にひどい目に合わせる術を熟知していて。
嘘と本当を混ぜて複雑にする。
あんなに周囲を陥れて生きてきたのを目の当たりにしてまで尚騙されるっていうのは、自分は特別・・って思うからなんだろうなぁ。

彼女の方が何枚も上手です。
世間に紛れた彼女と袖擦り合うのも怖いわね。 »ガイドライン違反報告

投稿:

評価:4
星評価

1人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

可愛い顔して (投稿日:2014年9月29日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

可愛い顔して怖いですね。結局、彼女に振り回されていたのですもんね。しかも、彼女は捕まらないでいるのだから、すごい事ですね。 »ガイドライン違反報告

投稿:ごっとん

評価:3
星評価

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

「そう来たか!!」予測不能な結末にしてやられるサスペンス。 (投稿日:2014年9月28日)

【賛否両論チェック】
賛:意外なラストに脱帽。解けそうで解けない謎に、ハラハラドキドキの連続。
否:同じようなシーンが続くので、飽きてしまうと少し退屈かも。わいせつ画像のシーンも少しだけあり。

 衝撃の結末に、思わず1本取られます(笑)。観終わってみると、途中の不可解なシーンの全てが「そういうことだったのか」と合点が行く感じで、脱帽です。同時に、人間の本質的な恐ろしさを見せつけられるようで、ちょっと人間不信になるかもですね(笑)。
 雰囲気は結構怖い感じなので、ホラー映画とかが苦手だと、もしかしたら少し合わないかもしれません。サスペンス好きな方には是非ともオススメです。
»ガイドライン違反報告

投稿:門倉カド

評価:5
星評価

2人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

真実は何処に?! (投稿日:2014年9月27日)

全く先が読めない展開、真実は何処に!?

記憶は、作れる?

偽りの記憶?

本当の真実を解き明かす事が出来たのか?!

タイッサ・ファーミガさんの演技が素晴らしく、本作の閉じ方は、とても心地よかったです。

でも、終わった後直ぐに理解できたのではなく、理解するまで時間が掛かりました。

»ガイドライン違反報告

投稿:Pilot

評価:4
星評価

1人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

あなたはこのレビューをお勧めしますか?

はい

上へ戻る

最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

見て良かったランキング
一度死んでみた
一度死んでみた

父親が嫌いな娘が父親の死の真相を巡り巻き込まれる騒動を広瀬すず主演で描くコメディ

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY

DCコミックスの人気キャラクター、ハーレイ・クインを主人公に描くアクション

三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実
三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実

1969年の東大全共闘との討論会を通して作家・三島由紀夫の生き様を浮き彫りにする

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 映画作品を探す > 記憶探偵と鍵のかかった少女 > レビュー