ショート・ターム|MOVIE WALKER PRESS
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ショート・ターム

2014年11月15日公開,97分
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未成年者の短期保護施設を舞台に、女性職員と子どもたちの交流を描いたドラマ。ロカルノ国際映画祭を始め、世界中の映画祭で多数の受賞歴を誇る注目作。独りぼっちで生きるのではなく、誰もが大切な人と一緒に明日を生きる喜びに気づかせてくれる。出演は「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」のブリー・ラーソン。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ティーンエイジャーをケアする短期保護施設で働くグレイス(ブリー・ラーソン)と、同僚でボーイフレンドのメイソン(ジョン・ギャラガー・Jr)。子供が出来たことをきっかけに、2人の将来はささやかながら、幸せなものになるかと思われたが……。誰にも打ち明けられない深い心の闇を抱えるグレイスと傷ついた子供たちの未来は……?

作品データ

原題
SHORT TERM 12
映倫区分
G
製作年
2013年
製作国
アメリカ
配給
ピクチャーズデプト
上映時間
97分

[c]2013 Short Term Holdings, LLC. All rights reserved. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.8
  • Movie Walkerユーザー

    5
    2018/8/27

    問題を抱えるティーンエイジャーの為の施設「ショート・ターム12」での話。子供は悪くないと思うし、でもその親もまたきっと最初は悪くなくて、誰にも助けてもらえなかった人達もいるんだろうと思うと、なくならない問題だとは思う。子供達だけでなくケアする側のグレイスも心に深い傷があり、でもだからこそ救いたいと思うのだろう。必死で助けようとしている彼女の姿は心に刺さるものがあった。画面からそんな優しさがずっと伝わってきて、本当に自然に泣いたり笑ったり出来る最高の映画だった。少しでも助かる子が増えてほしい。

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    ネタバレあり
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  • S

    4
    2016/4/18


    満足度、99%!?!?
    某HPでそんな謳い文句がつけられている作品
    ROOMで主演を演じたブリー・ラーソンが
    同じく主演を演じる
    未成年者の保護施設を舞台としたヒューマンドラマ

    99%とまで言うのはは過度だが、
    満足度は高い作品でした

    痛みや、苦しみは誰でも背負っていて
    それが顕著に現れるティーンエイジャー
    きっと、その痛みを共有し治癒できるのは
    同じ痛みを知る人だけなのでしょう…

    ROOMを見た後のせいか、
    ブリー・ラーソンの闇、秘密を抱える
    演技は引き込まれ、見事ともいえる出来でした

    構成も良く、サイドストーリーも
    寂しげに、メインを盛り立てているような気がします

    満足度99%とまでは行きませんが
    良い作品だったと思う1本

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  • ブルーインブルー

    4
    2015/9/3

    今日は、『6才のボクが、大人になるまで。』と『ショート・ターム』を観た。両作品とも良い映画だったけど、個人的には『ショート~』の方がより好きかな。登場人物同士の距離、あるいはキャメラと被写体の間の距離が素晴らしい。脚本もよく出来ているが、この映画では、主人公である若いケアマネジャーのグレイスと同僚でボーイフレンドのメイソン(2人とも辛い過去を抱えている)が黙って手を握り合うカットや、グレイスが過去の自分と同様に父親から虐待を受けている少女ジェイデンと無言のまま並んで座っている場面など、言葉(台詞)に頼らない、あるいは相手に上手く思いを伝えられない(言葉にならない)シーンがとりわけ印象に残る。ジェイデンら心に傷を抱えた10代の少年少女が暮らす保護施設の中の場面が中心だが、室内に入ってくる自然光の扱いも見事。安易に音楽を使ってドラマを盛り上げたりはしないし、語りも簡潔(編集がとてもうまい)、前述したような、被写体にべったりくっつくでもない、かといって突き放すでもない絶妙な距離感(ケアマネジャーと少年少女の間の距離についても同じことが言える)などによって、過度な感傷(対象化された感傷)に陥ることを周到に回避している。『ショート・ターム』は、全編を通して豊かな知性と人肌のぬくもりを同時に感じさせる秀作だ。

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