栗田貫一
ルパンサンセイ
TVシリーズ『LUPIN the Third 峰不二子という女』に続くスピンオフ第2弾。孤高のガンマン・次元大介がルパンの相棒になっていく経緯を描く。栗田貫一、小林清志といったおなじみの声優陣のほか、脚本に「エイトレンジャー」の高橋悠也、音楽に「REDLINE」のジェイムス下地が参加。監督・演出・キャラクターデザインは「REDLINE」の小池健。
※結末の記載を含むものもあります。
世界屈指の平和な国・東ドロアの歌手クイーン=マルタ(声:皆瀬まりか)が隣国・西ドロアで暗殺され、この事件を契機に東西ドロアは一触即発の緊張状態が続いていた。そんな中、東ドロアに潜入したルパン三世(声:栗田貫一)と次元大介(声:小林清志)は、秘宝“リトルコメット”を盗み出すが、何故か行く先々に警察が待ち構えていた。彼らの目をかいくぐり逃走するルパンと次元だったが、どこからも死角のはずのビル影から飛び出した瞬間、一発の銃弾が次元を襲う。次元は自分の身体を貫いた弾丸を見て、それが西ドロアで暗殺されたクイーン=マルタを撃った弾丸と同じものだと気付く。ルパンとともに墓地を訪れた次元は、そこに『次元大介』の名が記された墓を発見。ターゲットの墓を事前に用意する殺し屋・ヤエル奥崎(声:広瀬彰勇)の噂を次元は耳にしていた。その男に墓を用意され生き延びた者はいないという。だがヤエル奥崎は個人的な意思では動かない。背後には依頼主がいるはずだと次元は考えるのだった。その頃、峰不二子(声:沢城みゆき)はある獲物を狙い秘密クラブへ潜入するが、オーナーに見つかり捕らえられてしまう。一方、ルパンと次元は墓に残された花を手掛かりに、ヤエル奥崎のアジトを特定、潜入に成功する。武器工房のような一室にモニターがあり、そこには囚われた不二子の姿があった。驚く二人の前に、ヤエル奥崎が姿を現す。ついに対決の時を迎える二人のガンマン、ヤエル奥崎と次元大介。一瞬の間。そして空気を切り裂き銃声が響いた……。
原作
監督、脚本、キャラクター・デザイン
脚本
音楽
プロデューサー
歌
企画
企画
撮影
美術
音響効果
編集
原作:モンキー・パンチ [c]TMS [c]キネマ旬報社
雰囲気は大人向けですが内容は万人向け。
コミカルな要素も含んでいるとはいえ、キャラ劇のようなギャグシーンは排除して正統派のルパンになっています。
そう。これが観たかったのだ!
ルパンは現代(のアニメや漫画)風にアレンジしたりしなくて良い。そのままが好きなんです。
そして変わらぬ良さをスタイリッシュでハイクオリティーなビジュアルで魅せてくれる。
クールなルパンが帰ってきましたね。
ルパンと次元の絡み方がことごとく渋くて格好良い!
勿論、不二子ちゃんの全裸シーンもエロ可愛くふんだんに用意されています。
謎解き、トリック、こだわり、洒落、全編を貫くG13顔負けの渋いハードボイルドタッチ。
前後編二本立て風仕立ても粋です。
画が旧タイプルパン風で昔の劇画タッチで堪りません。
“大人のアニメ”丸出しの極上スタイリッシュエンターテイメント作品です。
惚れ込みすぎて、つい、ルパン&不二子画Tシャツを買ってしまいました。
良い点
・画がかっこいい
・不二子がエロいだけじゃなくカワイイ
悪い点
・ストーリーがすっきりし過ぎている
・五右衛門が出ていない
細部はいいが全体としては物足りない気もしますが、ルパン好きとしてはこの手の作品をどんどん公開していって欲しいです