ホームレス理事長 退学球児再生計画|MOVIE WALKER PRESS
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ホームレス理事長 退学球児再生計画

2014年2月15日公開,110分
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“野球と勉強の再チャレンジ”を旗印に、学校をドロップアウトした元高校球児たちを集めたNPOの野球チーム“ルーキーズ”の活動と、苦しい経営状況の下で奮闘するNPO理事長の姿を追ったドキュメンタリー。東海テレビで放送した際、コーチが選手を指導する場面が“体罰ではないか”と物議を醸した作品を劇場公開。2016年5月14日、2016年版を上映。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

5年前に廃校になった愛知県知多市にある県立高校のグラウンドで白球を追う若者たち。彼らは、タバコ、喧嘩、いじめなど様々な理由によって前の学校をドロップアウトした“元高校球児”だ。チームの名前は“ルーキーズ”。2年前、NPOが高校中退者を集めてこの野球チームを作った。“野球と勉強の再チャレンジ”を柱に、グラウンドで白球を追いながら、高卒の資格を目指して選手たちは通信制高校で学んでいる。二塁手の小山雄嗣は17歳。彼も挫折からの再チャレンジを目指す1人。一度は愛知の野球強豪校に入ったものの、わずか1年で退部してここへやってきた。新しい環境でチームメイトとの関係などに悩み、このまま野球を続けるかどうか迷っている。このNPOの理事長、山田豪は44歳。生徒が思うように集まらず、赤字経営が続いている。理事長といっても生活は苦しく、家賃滞納でアパートを追い出され、ネットカフェを転々とする日々。ホームレスとなった理事長は、それでも日夜金策に走り回る。そしていつの日か、人生の“大逆転”を狙っている。高校野球は毎年全国で6万人を超える入部者があり、運動部の中でも花形。しかし、華やかな光が当たる一方で、影の部分もある。およそ9千人がトラブルなどによって途中で退部。特に特待生制度などで野球強豪校に入った“野球エリート”たちは退部と同時に学校も中退し、社会からドロップアウトしていくケースが多い。退部した途端、プロ野球を頂点とするピラミッドから滑り落ちて、目標を失ってしまうのだ。これは、学業や就職など一度レールから外れると再挑戦が困難な日本社会の縮図でもある。野球でアウトになっても人生はアウトではない。試合は終わってみなきゃ分からない。いつも9回裏ツーアウトのつもりで立ち向かえ。退学球児たちの場所を守るために奔走する理事長の生き様を追いながら、社会の閉塞感とその突破の方法について考えてみたい。

作品データ

製作年
2013年
製作国
日本
配給
東海テレビ(配給協力 東風)
上映時間
110分

[c]東海テレビ放送 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

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