チョコレートドーナツのレビュー・感想・ネタバレ・評価|MOVIE WALKER PRESS
MENU

チョコレートドーナツのレビュー・感想・ネタバレ・評価

2014年4月19日公開,97分

ユーザーレビュー

4.3
  • NOV

    4
    2014/7/14

    正義なんてどこにもないし、だから自分の中にさえあればいいし。

    80年代っていう偏見と差別に塗れた時代設定は誰にもわかりやすくてよかったんじゃないかな。
    誰にもある、救い様のないカスな部分をちゃんと気付かせてくれる、忘れられない映画になりました。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • どすん

    5
    2014/6/23

    単館映画では
    ロングラン
    をしてるのかな??
    って感じの映画です。
    今年は
    アナと雪の女王もそうですがww
    1年に1作はありますよね、
    単館映画で心に響く映画
    って。

    2011年は
    未来を生きる君たちへ
    2012年は
    最強のふたり

    2013年は
    アンコール!!

    2014年は
    この作品が濃厚です!!

    いや~
    よかったって言葉じゃなくて
    ちゃんと考えようっていうかそんな想いが一番心にのこりました。

    幸せな瞬間ってのが人生にはあります。
    その幸せな瞬間ってのは
    もうじき終わってしまうかも・・・・
    そんな時に一番輝くのかもしれません。

    見終わってそんな風に思いました。

    そして自分たちは自分にないものをもつ集団を嫌うということ。
    その結果どのような結果が生まれようが振り返らないということ。

    そんなことをちょっと考えようって思った作品でした。

    人形を抱きながら
    夜の街中を何かを探すように歩き続ける少年。
    顔は汚れている。
    常に歩き続けている・・・

    1979年 カリフォルニア。
    あるゲイバーでルディがステージに立っている。
    女装し口パクでショーに立つ。

    カウンターに見慣れない男ポールが入ってくる。
    視線が合う2人。
    2人は惹かれあう。
    ポールはゲイであることを隠しながらこのバーでルディに声をかける。

    ポールは離婚経験のある弁護士。
    ルディはその週の家賃も滞納するギリギリの生活。
    隣には薬物中毒のシングルマザーがいた。
    薬や男といるときには家の外に少年は追い出されていた。
    ダウン症のマルコは母の言われた通りにしか行動できずにいた。

    ある日、その母親が男ともに居なくなり警察に逮捕、収監されてしまう。
    そんなマルコにご飯を食べさせるルディ。
    しかし、マルコは食べない。
    何を食べたいの??
    っと聞くと
    『ドーナツ』
    と答えた。

    彼はポールに電話をし助言を求めるが
    堅い弁護士事務所に電話がかかってきたことに動じたポールは
    家庭局の施設に預けるように吐き捨てる。

    マルコはアパートに変えると施設に預けられようとしていた。

    ポールはルディとのやりとりを反省し、バーへ詫びに出かける。
    打ち解けあった帰り、マルコが街中を歩いているのを見かける。

    マルコに聞くと
    『家に帰る』
    という。

    そんなマルコを何とかしてあげたいと思った2人は母親が出所するまで養育する権利を
    裁判所から2人がいとこ同士であることを偽り手に入れる。
    2人は学校での生活から家庭の生活まですべてを気にかけ
    マルコの能力は大きな可能性を見せ始め、彼のソーシャルスキルは伸びていく。

    また、ルディはデモテープがクラブオーナーの目に留まり、シンガーとしての道が開ける。
    ポールは大きな案件の仕事を任されるようになる。

    順風満帆な生活が過ごすとき
    ポールとルディがゲイのカップルであることがばれてしまう・・・

    マルコは施設へ、ポールは解雇される。
    彼らはマルコとともに生活するために裁判を起こす。


    単館系でいい映画って
    泣くとは笑うとかって
    単純なものじゃないですよね・・・

    そんな映画です。

    裁判の行方
    裁判での焦点と世間の話題の焦点
    法が認める子どもにとっての幸せ

    そんな内容が1979年での社会でどう導かれるか・・・
    そんな映画です。

    言葉や細かな部分で
    それが本当の言葉なんだろうな・・・
    ってな部分が多くありました。

    そんなことを考えた1作でした。

    そして最後・・・
    あの最後で一番大切なものを守るために・・・何ができる?

    この曲が流れながら・・・
    ♪ I Shall Be Released
    そんな想いで映画館を後にしました。

    人が何が一番いいのかを判断するのは
    難しいと考えさせられたそんな映画でした。

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告
  • 逢見細戸

    4
    2014/6/22

    パンフレットなどを読むと分かりますが、これは実話じゃありません。

    実話なのは、ダウン症の男の子をかまっていた同性愛者がいた、という部分で、初期脚本では本編で重要な役目を持っているポールすら、最初に少しだけ出てくる役だったと書いてある。

    いや~、実話好きなんだね、みんな。ある意味、実話じゃないって知ったら点数を半減させる人、大勢いるんじゃないの?(苦笑

    さて、そんなことに関係なく、この映画は素晴らしい。時代設定を「不寛容な時代」にしたことで、結末が納得がいくようになっている。逆算して作ってある脚本は不器用だし、ギャレット・ディラハントがインタビューで答えているように「同性愛をネタにしたお涙ちょうだい」話になりかけているのも事実。

    ただ、この映画が描いている「美しい時間」は、そんな「チープな物語」(あえて書く)以上に素晴らしい。

    途中に出てくる思い出を記録するのがフィルムであることは重要だ。ビデオは上書きすれば「消えてしまう」が、フィルムは「永久に残る」。二人にとって、マルコとの時間はその程度のものでは無い「美しい時間」だった。だから、あそこで見るのはフィルムでなければならないのだ。

    現実は理不尽で不条理だから「戦わなければならない」。単なる同性愛者のお涙ちょうだい劇で終わらなかったのは、最後に出てくる、この小さな「叫び」が、観客の胸を突き刺すからに他ならない。

    クライマックスでルディが歌う「I Shall Be Released」ももちろん感動的だが、それよりも彼が歌う歌が、毎回彼の心情を描写しているのには感心した。歌の選び方のセンスが抜群。メインテーマの繰り返しも効果的で、サウンドトラックは歌だけのも、インストだけのも最高です。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • えりぽ

    5
    2014/6/22

    人生の合間合間で時々迷う、「自分は何者で、あるか」
    そんな時に、また、もう一度、この映画に戻ってきたい。
    とても好きな映画でした。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • barney

    4
    2014/6/19

    なかなか見応えがある映画で、泣けた泣けた~~ぁ。

    ひげ面のルディはキモかったけど、ルディの気持ちはほんと女そのもの!!
    差別や偏見のために、こんな純粋な気持ちを法は裁けなかったなんて...................。
    なんでマルコをルディたちの元に返してあげられなかったんだ~ぁって、もうみんな思い知れよ~って感じでした。
    これが実話を基になんて、ホント悲しい(T_T)

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • adansoni

    5
    2014/6/8

    ルディの色気と愛、ポールの葛藤と決意に胸が熱くなり二人のマルコを思い行動する姿に目が離せず3人に幸せになって欲しいと思いつつ観続けました

    一見すると性的マイノリティの問題だけの様ですが社会的問題、薬物・育児放棄・障害者支援・司法制度などなど…を観る側に示し訴え考えさせる映画でした

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • チエ

    5
    2014/6/6

    同性愛者のカップルの元で育てられるより、薬物依存である母の元で育てられたほうが子供にとって幸せと下された判決・・・。残酷すぎる結末・・・。
    こんな‘差別’と‘偏見’な社会は間違っていると思う一方、現社会でも決して消えない‘差別’と‘偏見’。鑑賞後は考えさせられる映画でした。

    パートナーのポールに何が正しいか、何が大事かと強く訴えかけ、人をも変えていくルディの強さに感銘を受けました。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • ニシモト

    4
    2014/6/1

    懲りない母親がまた逮捕されて、マルコが 2
    人の元に帰って来るというラストを期待しましたが、残念です。まあ事実がベースになっているならあれで仕方ないか。私の期待したハッピーエンドなら5点です。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • あtoむ

    4
    2014/5/29

    一般常識や、普通が正義と信じて疑わない方々にも、
    少しでも響いてくれたらいいなぁ、、、
    人間社会にルールは必要だが、それに縛られてはいけないこともあるし、ルールは人の気持ち次第で正義にもなるし、悪にもなる両刃の剣なのだと、再認識させられた。
    主人公が私なら、同じ事をしただろうか?
    この作品の時代設定より未来の現在においても、否、だ。
    そんな自分の情けなさにも、泣けてくる。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • 門倉カド

    4
    2014/5/27

    【賛否両論チェック】
    賛:〝偏見”や〝差別”の現実をストレートに投げかけてくる。決してご都合主義ではない終わり方も新鮮。
    否:同性愛の描写は、賛否が分かれそうなところ。好き嫌いは観る人次第か。

     1970年代が舞台というだけあって、やはり根強い〝偏見”や〝差別”が生々しく描かれます。好みが分かれそうなエンディングも、厳しい現実をまざまざと突きつけられる感じで、説得力があります。
     同性愛の描写は賛否両論あるとは思いますが、紛れもない現実を直視したい方に、オススメの作品です。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告