グランド・ブダペスト・ホテル|MOVIE WALKER PRESS
MENU

グランド・ブダペスト・ホテル

2014年6月6日公開,100分
  • 上映館を探す

『ムーンライズ・キングダム』の鬼才ウェス・アンダーソン監督によるコメディ。ホテルのコンシェルジュとベルボーイがホテルの威信をかけて、得意客を殺した犯人捜しに挑む姿が描かれる。『ハリー・ポッター』シリーズの名悪役ヴォルデモート役でおなじみのレイフ・ファインズが主人公に扮し、コミカルな演技を披露する。

予告編・関連動画

グランド・ブダペスト・ホテル

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

格調高きグランド・ブダペスト・ホテルは、究極のおもてなしを信条とする“伝説のコンシェルジュ”グスタヴ・Hのおかげで人気を博していた。ところが、長年懇意にしていたマダムDが何者かに殺され、彼はその莫大な遺産争いに巻き込まれてしまう。ホテルの威信を守ろうと、グスタヴはベルボーイのゼロとともにヨーロッパ中を飛び回る。

作品データ

原題
The Grand Budapest Hotel
映倫区分
G
製作年
2013年
製作国
イギリス=ドイツ
配給
20世紀フォックス映画
上映時間
100分

[c]2013 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved. [c]キネマ旬報社

関連記事

映画レビュー

3.7
  • ブルーインブルー

    3
    2015/8/24

    『グランド・ブダペスト・ホテル』、それは見事な出来でしたよ。完成度の高さだけでいえば、ウェス・アンダーソン監督作品の中でベストかもしれない。画面の中に絶えず動きを取り入れることによって生まれる情報量の多さ(テレビに対する映画の優位性という意味でも、この特徴は極めて「映画的」だといえる)、豊富な映画史的知識と卓抜な技巧に裏打ちされた、一度見ただけでは咀嚼しきれないほどの繊細なディテール。一見ヒチコック的に見えながら、その実フリッツ・ラング的である畳み掛けるようなサスペンス(たとえば、追跡劇を繰り広げる登場人物たちが運転する乗り物からの主観ショットの挿入などは、いかにもラング的だ)。W・アンダーソン作品のトレードマークの1つである横移動の長廻しに、ハワード・ホークス的な意味での「装置」の導入により垂直の運動が加わったことから生まれた、さらなる空間の広がり。風刺の効いたテンポの良い会話で笑わせるコメディ・センス。さらに、3つの時代ごとにフレームサイズを使い分け、それに合わせて画面の色調も少しずつ変えるといった試みも成功していると言っていい。とにかく、豪華すぎるキャストも含めてこれほど見どころの多い映画も珍しいだろう。しかし、では『グランド・ブダペスト・ホテル』という作品が個人的に大好きなのかと問われると、正直なところ微妙なのだ。例えていえば、出来の良すぎる優等生には往々にして可愛げがないのと似て、本作に対する愛情がいまいち湧いてこないのである。それから、『グランド~』はこれまでのW・アンダーソン作品の中で、物語、題材的に最もジャン・ルノワールの映画に近づきながら、過去作以上に官能性が欠落している。『ホテル・シュヴァリエ』を愛する人間の1人として、この点は残念だった。その意味でも近い将来、W・アンダーソン監督にはぜひ本格的なラブストーリーを撮って欲しいし、濃密なメロドラマにも挑戦してもらいたいというのが私の切望するところだ。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • genki

    3
    2015/7/22

    コメディ映画なのだから作りこまれたストーリーを期待する方が間違っているのかもしれない。ただ、一応ミステリー仕立てなのだけどその筋書きが陳腐な上に急展開すぎてやや作り物感が鼻につく。

    ただ、舞台設定・背景・衣装・音楽といった映画の周辺を彩る要素はとても上品に作られていて、いい加減な映画という感じはしない。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • nobi

    3
    2015/5/9

    期待はずれでした
    テンポについていけなくて
    パロディーと思えば 諦められるけど
    冒険物語としては
    いまいちですね
    貴族社会の豪華さや
    悲哀はわかったが せつめいが不足しています

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告