MUD マッド|MOVIE WALKER PRESS
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MUD マッド

2014年1月18日公開,130分
PG12
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2人の少年が島で出会った、殺人の疑いで賞金稼ぎに追われている男の力になろうとする、青春ドラマ。第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。監督・脚本は「テイク・シェルター」で第64回カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリほか2部門を獲得したジェフ・ニコルズ。少年たちが出会う奇妙な男を「リンカーン弁護士」のマシュー・マコノヒーが、男が思いを寄せる女性を「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のリース・ウィザースプーンが演じている。ほか、「アメリカ,家族のいる風景」のサム・シェパード、「マン・オブ・スティール」のマイケル・シャノンらが出演。特集上映『未体験ゾーンの映画たち2014』にて上映。

予告編・関連動画

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

アメリカ南部。14歳のエリス(タイ・シェリダン)は親友のネックボーン(ジェイコブ・ロフランド)とともに、彼が見つけたミシシッピ川に浮かぶ島の木の上に引っかかっているボートを見に出かける。胸を躍らせながら木に上りボートの中を見てまわると、そこにはパンや真新しい足跡があり、自分たち以外にもこのボートを見つけた人がいることに気付く。二人が川岸に出たところ、ボートにあった足跡の主・マッドという男(マシュー・マコノヒー)と出会う。マッドの話によると彼はもともとこの辺り出身で、エリスの家の向かいに住むトム・ブランケンシップ(サム・シェパード)のことも知っている上に、トムのことを暗殺者と言う。いわくありげな風体のマッドにネックボーンは警戒心を抱くが、エリスの目には魅力的に映っていた。街では検問が行われていた。そこでエリスはマッドが殺人の容疑で警察や賞金稼ぎに追われていることを知る。マッドはボートを隠れ家にして身を隠していた。そして、幼なじみで最愛の女性ジュニパー(リース・ウィザースプーン)となんとか再会しようとしていた。まさに初めての恋をしているエリスはマッドに肩入れして、二人の愛のため、彼に協力することにする。しかしジュニパーは賞金稼ぎや被害者の兄カーヴァー(ポール・スパークス)から常にマークされており、ジュニパーに近づこうとしたエリスとネックボーンは目をつけられてしまう。さらにジュニパーの不可解な行動、両親の不和、初めての失恋などがエリスの価値観を揺るがしていく……。

作品データ

原題
Mud
映倫区分
PG12
製作年
2013年
製作国
アメリカ
配給
東京テアトル=アース・スターエンタテインメント
上映時間
130分

[c]2012, Neckbone Productions, LLC. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.9
  • ひゃん

    4
    2014/4/15

    今作ではまだ筋骨隆々のM・マコノヒーを観ることができる。
    肉付きに関係なく?演技が巧いことに唸るが、
    主人公はこのマッドと出逢う14歳の少年・エリスの方である。
    どう考えてもあの名作を思い出しそうな設定なんだけど、
    (リバーにソックリな子役も出てくるし)
    出来映えとしては今ひとつ。少年の成長工程はいいんだけど。

    舞台がかなりの雰囲気を醸し出す、ミシシッピ川沿岸の町。
    14歳の少年エリスは、親友のネックボーンと川に浮かぶ島へ
    探検に出る。そこで木の上に打ち上げられたボートを見つけ
    喜んだもつかの間、その中で寝泊まりしているマッドという男
    に出逢う。彼は愛する女の為に殺人を犯して逃亡中の身だった。

    冒険とサスペンスが入り混じり、おまけにミシシッピ川である。
    その風景を観ているだけで「あ~映画だ、これは」と唸らされる。
    かつてこんな情景の映画が、年に何本も公開されていた。
    一人の女に振り回されるオトナの男と少年との対峙。
    真実の愛。が何なのか、それを求めて奔走する少年の夢と破滅。
    信じた男と彼が愛する女の仲を取り持とうと、懸命に走り回る
    エリスの奮闘ぶりは、壊れゆく夫婦愛と年上女の自分への愛を
    取り戻さんと懸命な姿として映し出され、何とも涙ぐましくなる。
    彼よりもっと大人のはずのマッドですら、少年がそのまんまで
    成長したような男であり、彼と少年の間に入るS・シェパードが
    言い残す言葉が、グサリグサリと中高年の心を抉っていく。

    分かる。この歳になって聞くその説教なら、心底理解できる。
    10代の自分に向けられていたあの頃の大人の目線がこれだった。
    どうして若い頃には、それが理解できなかったんだろうなぁ…

    この作品に心を持っていかれるのは、そんな心境を齎すからか。
    ラストの銃撃戦や(あの死人の出方!)、蛇にかまれる事件など、
    なぜここにそんな展開を持ってくる?と思うような運び方をする
    脚本になっていながら、なぜかこの物語はほろ苦くて愛おしい。

    (ジュニパー役がリースとは。オトコの好みってホント分からんわ)

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    ネタバレあり
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  • barney

    4
    2014/3/7

    冒険、年上の彼女、家庭のギクシャク.............それぞれの祖嘘を盛り込んで、エリスとネックボーンはマッドと出会う。
    なぜか彼にひかれ、2人はマッドの手助けをする。

    少年の成長だけでなく、マッドを含めた大人たちの成長が見れて面白かった。
    それぞれの愛情が、いろんな形で見れたのもよかったのかな!?

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  • tom

    3
    2014/2/16

    前半部分はつい眠気に・・・
    中盤からはストーリーも展開していったので
    しっかりと観られました。
    何と言ってもエリスとネックボーンの少年2人の演技が
    この映画の見どころ。
    スタンド・バイ・ミーっぽいけど、それだけじゃない。
    信用しては裏切られる少年の心が痛々しいですが、
    少年時代って何かに憧れるってことによって大人に近づき、
    憧れが現実になっていくことで大人になるんですね。
    エリス役のタイ・シェリダンのどこか悲しげな眼をした
    演技がすごかったし、
    ネックボーン役のジェイコブ・ロフランドは
    どこかリバー・フェニックスを思い出されました。

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