りんごのうかの少女|MOVIE WALKER PRESS
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りんごのうかの少女

2013年12月7日公開,42分
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「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜聡子監督が、りんご農家の少女の多感な思春期を描いたドラマ。弘前市のPRを目的に、同市役所若手職員による職員提案型の政策研究事業の一環として制作された。主演はご当地アイドルグループ“りんご娘”のとき。工藤夕貴と永瀬正敏が「ミステリー・トレイン」以来の共演を果たした。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

岩木山の麓でりんご農園を営む三上家。両親に反抗する14歳の長女・りん子(とき)は、学校にも行かず、恋人の健一郎たちとともに家出を繰り返していた。母の真弓(工藤夕貴)はりんご農家を必死に守っていたが、子育てとりんごで毎日、気苦労が絶えない。りん子の誕生日が間近に迫ったある夜。父・玉男(永瀬正敏)が“りん子への誕生日プレゼントだ”と、リボンを付けた馬を連れて帰ってくる。いつも自分勝手な玉男に、真弓の気苦労は増える一方。そんなある日、手持ちのお金が底を突いたりん子は、無心するために久しぶりに家に帰る。だが、そこで彼女を待っていたものは、玉男の残した一頭の馬と、深い悲しみだった……。

作品データ

製作年
2013年
製作国
日本
配給
リトルモア
上映時間
42分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.0
  • 竃猫

    4
    2014/12/4

    少々、詰め込み過ぎかも知れませんが中々の芸術作品です。露国の諺では「リンゴはリンゴの木のそばに落ちる」と言いますが、赤い靴の女の子が異人さんに連れて行かれずに済んだのは良かったです。天の川の両側で言葉が通じなかったのは、りん子が直前に子供の頃のように歩く練習をしていたからだったんですね。遠くに行きたい、”本当の自分”を探したいという渇望、衝動は特に地方の若者いは避けて通れないものだと思います。時には、落ちた場所から遠くに転がっていくリンゴもあるでしょうから、地面に根を生やして身動きできない自分を燃やしてしまいたいというヤケな気持ちになることも分かります。まぁ、やってみないと納得できないことも人生結構有るものんです。

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