クリス・ヘムズワース
ジェームス・ハント
日本でも絶大な人気を誇るモータースポーツの最高峰、F1。その1976年シーズンの壮絶なチャンピオン争いに迫るヒューマンドラマ。事故で大やけどを負いながらもシーズン中に復帰したニキ・ラウダと彼の不在時に強さを見せたジェームス・ハント。性格もドライビングスタイルも正反対な2人の戦いを臨場感あふれるレースシーンとともに描く。
※結末の記載を含むものもあります。
1976年シーズンのF1。フェラーリのドライバー、ニキ・ラウダとマクラーレンのドライバー、ジェームス・ハントが激しい王者争いを繰り広げるが、第11戦のドイツGPでラウダは激しいクラッシュによって、死の淵をさまよう。ところがわずか6週間後の第12戦、イタリアGPで復帰し、王者争いは富士スピードウェイでの最終戦にもつれこむ。
ジェームス・ハント
ニキ・ラウダ
スージー・ミラー
マレーネ・ラウダ
クレイ・レガッツォーニ
ヘスケス卿
監督、製作
脚本、製作
撮影
美術
衣裳デザイン
編集
編集
音楽
製作
製作
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
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そりゃ、もう、お金を掛けまくって撮影したことは分かりますよ。
でも、それだけ。
「二人の天才ドライバーがいました、とさ」、という映画に過ぎないので、仰々しい宣伝文句に惹かれて期待していると、期待は大きく裏切られると思います。
※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。
一番印象に残るのは、ハントがラウダにフックを仕掛けた記者をぶちのめす場面。数年前のフジドラマ「若者たち」で刑務所帰りの弟(瑛太)を馬鹿にした社長に蹴りを入れる兄(妻夫木聡)に、それまで呼び捨てにされていた弟から「あさ兄」と呼ばれてハッとする妻夫木が良かった。そんな感じの場面です。
あとは、当時の有名人がセリフに登場して驚かされる。F1レーサーがモテるのは、ゴクミとジャン・アレジでもおなじみですが、当時は、ハントの元妻がエリザベス・テーラーと離婚したリチャード・バートンと付き合っていたりします。他にもラウダの妻になる女性が出ていたパーティで、独の名優クルト・ユルゲンス(後に「007 私を愛したスパイ」の悪役で出演)の悪口を言ってたり。
F1には、プラモデルを通じて有名レーサーの名前を覚えたので、彼らの先輩、クレイ・レガゾーニ、マリオ・アンドレッティ、ジャッキー・イクス等の名前が出て、その時代に還ったような気分。
深夜のフジで放映(フジらしい選択!)してたのを録画して鑑賞。消すのが勿体ない映画。
追伸:あの時代を覚えている人ならニヤリとする、タイレルの6輪車!何度か画面に登場! ニヤニヤが止まりません。
F1のこと、レーサーの気持ち
NikiRaudaやJamesHuntの人柄、評判、遍歴、
レース実績等の内容はアフレコ使用度高めだったのもあるけど、
有名なF1レーサーの名前しか分からない私でも分かりやすく興味深かった。
レースのシーンは力が入って、見入っちゃった!
それら含めてスピード感のある映画だなと思った。