ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987|MOVIE WALKER PRESS
MENU

ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987

2013年10月26日公開,139分
  • 上映館を探す

1987年に熊本県で行われた日本最初のオールナイトロックフェスティバルの模様を収めたドキュメンタリー。豪雨の中、阿蘇山の麓で決行されたライブに参加したアーティストは、THE BLUE HEARTS、岡村靖幸、BOΦWY、尾崎豊、渡辺美里、佐野元春など。監督は、ミュージシャンの映像作品を数多く手掛ける佐藤輝。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1987年8月。阿蘇にある熊本県野外劇場“アスペクタ”。快晴の青空の下、当時日本のロックシーンで最高峰のアーティストたちが、翌日から始まる日本のロックの夜明けを予感しながら、熱いリハーサルを繰り広げていた。事務所やレーベルの垣根を越えて、アーティストらが続々と集結。夕方、雲が姿を見せたものの、予報によると本番は晴れ。入口では、前日から客の姿が増え続け、3万人の予定だったチケット販売枚数は既に7万枚を越えていた。イベント当日の8月22日には空港からのタクシー、福岡からのバス、地元の車やバイクで狭い山道がごった返す。なだらかな“大草原の客席”は、開場と同時に10代から30代の若者たちで埋め尽くされた。参加したアーティストは、THE BLUE HEARTS、RED WARRIORS、岡村靖幸、白井貴子&CRAZY BOYS、HOUND DOG、BOΦWY、THE STEREET SLIDERS、尾崎豊、渡辺美里、佐野元春 with THE HEARTLANDなど。イベント開始当初は晴れていたものの、夕方から雨が降り始め、やがて雷を伴う豪雨に。ステージ上のアーティスト、企画運営するスタッフ、そして7万2千人の観客も、12時間の歴史的オールナイト野外ロックフェスが記録的豪雨で幕を開けるとは予想していなかった。斜面になっていた会場は泥川のようになり、足がぬかるみ、寒さのあまり失神する者が続出。何台もの救急車が会場を行き交った。夜明け前、大トリとして登場した佐野元春のステージ開始時には雨も上がり、朝日とともにフィナーレ。そしてこの瞬間、“BEATCHILD”は、日本音楽史に名を刻む伝説のフェスティバルとして、参加した人々の脳裏に焼き付けられたのだ。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2013年
製作国
日本
配給
マイシアター=ライブ・ビューイング・ジャパン
上映時間
139分

[c]BEATCHILD製作委員会 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.7
  • バルサ

    4
    2013/11/23

    ランチ後、上映から5分過ぎてたが映画館には入れた。

    学生時代、メディアも発達してなく、サッカーに明け暮れ、演ってたかも知らなかった伝説の野外フェス。その記録映像が最近発見され、映画化されたのがBEATCHILD。

    若い頃、憧れたのはアメリカ。

    俺が生まれる前にはウッドストックがあり、今や亡きジミヘンやジャニス、デビュー前のサンタナが鳥肌もののライブをしたレジェンド。
    当時の反体制なりヒッピー文化の昇華したムーブメント。

    そんなものは日本には存在しないと思ってた。

    今や音楽ソフトの売上げは減少し、野外フェス全盛だが、音楽の楽しみ方も多様化した。

    しかし、音楽が大量消費されるバブル前に、日本、それも熊本で、こんな野外フェスがあったのは素晴らしい。

    あの最悪の暴風雨の中、ライブを断行したバンド、スタッフには最高の賞賛を贈る。
    そして、朝まで寒さに震えながら、音楽を体感した観客には、今の野外フェスブームにない熱いものを感じる。

    個人的には、好きではないアーティストもいたし、これROCKか?なのもあったが、あの最悪なステージで叫んだ時間は間違いなくROCKだ。

    オープニング、デビュー間もないブルーハーツは、初めて「young&pretty」を聴いた時の衝撃と同じくらい最高にかがやいてた。
    リンダリンダはやはり名曲。ヒロトとマーシーの優しさが伝わる。これもパンクだ。

    高校時代、BOWWYや尾崎にかぶれた奴が多かったが、俺は嫌いだった。
    でも、アコギ弾いて叫ぶ尾崎はやはりカリスマだな。これもレジェンドか。

    そして、ラストの佐野元春。
    俺が行ったツアーはナポレオンフィッシュの時だったと思うが、当時異色だったvisitorsの99ブルース、最高。
    ラストは名曲SOMEDAY。
    嘘のように晴れた朝の光がライブ会場を包む。
    こんなライブ、日本では今やできないだろう。

    そして、夜の4次会のスペインバル、音楽好きが集まり懐かしい音楽を語り合えたのが最高の時間。

    同じ時代を共有させてくれる音楽と仲間に感謝。

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告
  • ej178

    1
    2013/11/7

    すごく楽しみにしていたのですが、小松康伸が収録されておりません。レーベルの壁等で、この手の作品に完全版を求めるのは難しいのはわかりますが、ファンの気持ちを最優先に考えていただきたいです。全アーティスト収録されてなければドキュメンタリー映画の意味がありません!!UP-BEATのファンの方も同じことを思っていうるでしょう。本当に残念で仕方ありませんので、DVD,Blu-rayリリース時は小松康伸の部分も収録してください。

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告
  • メイプル

    3
    2013/10/26

    今はないバンドや亡き人も見られる作品です。
    (一番の発見は佐野元春のゲストに辻仁成がいたこと)
    当時、受験生だったため熊本まで行ける訳もなく、話に聞くだけだったので、ようやく見られましたが、本当に凄かった(雨が酷かった)んですね。
    ただ、残念だったのはドキュメンタリー部分が多すぎて、肝心の演奏部分の映像に物足りなさを感じたところかな。

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告