ニシノユキヒコの恋と冒険|MOVIE WALKER PRESS
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ニシノユキヒコの恋と冒険

2014年2月8日公開,122分
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芥川賞作家・川上弘美による連作短編集を竹野内豊主演で映画化したラブストーリー。稀代のモテ男・ニシノユキヒコと7人の女性たちとの愛の行方をつづる。尾野真千子、成海璃子、本田翼ら豪華女優陣がニシノを取り巻く女性たちに扮する。メガホンを握るのは『人のセックスを笑うな』で話題を呼んだ女性監督・井口奈己。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

容姿がよく、仕事もでき、女性にはとことん優しい男、ニシノユキヒコ。5歳の娘をもつ人妻、会社の上司、マンションの隣人、料理教室で出会った主婦など、世代もタイプも異なる魅力的な女性たちが常に彼の周りにはいた。ニシノは彼女らの欲望を満たすものの、最後には必ず、女性たちからニシノのもとを去っていくのだった。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2014年
製作国
日本
配給
東宝映像事業部
上映時間
122分

[c]2014「ニシノユキヒコの恋と冒険」製作委員会 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.1
  • ブルーインブルー

    4
    2015/9/20

    2月はよく映画館に足を運んだな。期待していた井口奈己監督の『ニシノユキヒコの恋と冒険』は、やっぱり良かった。この作品は、ベルクソン-ドゥルーズ的に言えば、風の潜在性からそれを顕在化することに成功した、近年稀な日本映画ではないだろうか。直喩を使うと、そもそも主人公のニシノユキヒコ自体が、その登場の仕方や軽やかな動き、つかみどころがなくフワフワとし、どの女性の心の中にもスーッと入っていくキャラクターからして、まるで風のようである。本作を面白いと思った理由の1つは、ナラタージュという明確な形式をとっていながら、時にあっけらかんとした風情で“だらしなさ”寸前までいく長回しを用いたり、2人の人間を構図=逆構図の切り返しで交互に示す官僚(形式)主義的な編集(技法)を極力避けたりしながら、徐々にその形式を崩していく点にある。そうした意味から『ニシノユキヒコの恋と冒険』を、ジャン・ルノワールの『のらくら兵』やゴダールの『カラビニエ』、アントニオーニの『情事』やブニュエルの『欲望のあいまいな対象』などに連なるディコンストラクション映画の系譜に位置付けることも可能だろう。また、デリダのハイデガー批判――実存論的分析論の形式性を揺るがす存在である動物の排除――にそくして言えば、犬や猫や鳥など様々な動物を画面に登場させている点からも、やはり本作はディコンストラクション映画と呼べるのかもしれない。もちろん、『ゴダール・ソシアリスム』以来最も素晴らしいと断言できる、ラスト近くの(少女の)クローズアップも忘れ難い。上映時間の長さがそのまま冗長さを生んでいた井口監督の前作『人のセックスを笑うな』にはいまいち乗れなかったが、今作『ニシノユキヒコの恋と冒険』は『犬猫』に勝るとも劣らない、“珠玉”という形容が相応しい快作に仕上がっている。

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  • たっかん

    3
    2014/12/27

    やたらとモテるニシノユキヒコなる男と、彼といつの間にか恋愛関係になったり好きになったりする女性群。
    恋愛ファンタジーといった感じの娯楽作であった。

    出演していた女優陣で一番綺麗だったのは木村文乃、これは美人。

    笑えるシーンも多々あり。
    「幽霊も寝るのかよ」(笑)
    「カノコって、もしかしてセックス魔人?」(笑)

    男からすると羨ましい限りである。

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  • みほ

    2
    2014/3/28

    良く言えばのんびり
    悪く言えばだらだら

    私の好みではなかったのですが、
    竹野内さんは素敵でした。
    他のキャストの方も個性的で素晴らしいのに、
    なんだかもったいないなと…

    完成披露でよかった。
    お金払うまでではなかったです。

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