メイジーの瞳|MOVIE WALKER PRESS
MENU

メイジーの瞳

2014年1月31日公開,99分
  • 上映館を探す

イギリスで活動した文豪ヘンリー・ジェイムズの小説を基に、離婚した両親に振り回される娘の姿を、娘視線で描いたヒューマンドラマ。自分勝手な大人たちに翻弄される主人公メイジーを演じるのは、撮影当時は実際に6歳だった新鋭オナタ・アプリール。アレクサンダー・スカルスガルドとジュリアン・ムーアが両親役に扮する。

予告編・関連動画

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

美術商の父親とロック歌手の母親が離婚し、6歳の少女メイジーは2人の家を10日ごとに行き来するように。やがて、父親はベビーシッターと、母親はバーテンダーと再婚。自分の事で忙しい両親はそれぞれのパートナーにメイジーの世話を押しつけるように。そんなある日、母親がツアーに出る事になり、メイジーは夜の街に置き去りにされてしまう。

作品データ

原題
WHAT MAISIE KNEW
映倫区分
G
製作年
2013年
製作国
アメリカ
配給
ギャガ(提供 ギャガ=朝日新聞社)
上映時間
99分

[c]2013 MAISIE KNEW, LLC. ALL Rights Reserved. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.0
  • あきと

    5
    2014/11/16

    幼い子供(以下「メイジー」)の瞳に、仕事第一の父親や怖い母親がどう映るのか。大人に対する最後の忠告。大切なのは、家族か。お金か。趣味か。憎しみか。愛情か。メイジーの最後の選択やいかに。
    身勝手な父親か。愛のない母親か。それとも…

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • barney

    5
    2014/9/27

    両親の離婚であっちに行ったりこっちに行ったり...................。
    いろんな状況に振り回されながら、少女の視点で、家族とは何かと考えさせてくれる映画。

    メイジーはかわいいと共にとても強い子。
    両親が親権争いをしてる中、お互いのパートナーの方がよっぽどメイジ―のことを考えて接している。
    いったい本当の親たちは、メイジ―のことをどう思っているんだか???

    メイジ―のけなげさに泣けた。
    リンカーンがパパで、マーゴがママの方がいいんじゃないって感じ!?
    マーゴがビールと結婚するのはわからなくもないが、リンカーンとスザンナはあり得んでしょって感じ。

    もう、観れば観るほど大人たちの都合に振り回されるメイジ―。
    ママ・パパの押し売りはするな~~~ぁ。
    メイジ―が不憫でたまんな~ぃ。
    でも義理のパパとママがとっても愛してくれたから幸せ~ぇ。
    それが唯一の救い!!
    血の繋がりを超えた絆ですね。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • ひゃん

    5
    2014/4/15

    なんとも胸をしめつけられるような作品だった。
    子供っていうのは本当に生まれる場所を選べない。
    子供好きでゆとりのある両親の元に生まれたなら、
    メイジーのような思いをする子供はいなくなるのだろうか。

    珠玉のコメントがチラシに寄せられていた。
    内田裕也と樹木希林の娘・内田也哉子の、まるで我が家を
    見ているようだった…という、かなりリアルな感想である。
    以前、松田聖子の娘・沙也加の母に対するコメントを聞いた
    時も同じように思ったものだが、とにかく忙しい両親の元、
    ほぼ一人ぼっちで過ごす期間の長い子供はかなり辛抱強い。
    そして冷静に大人達を見ている。第三者目線で語れるほど。

    ロックスターの母(J・ムーアってのも凄いキャスティング)と
    美術商の父(S・クーガン!)との間に生まれたメイジーだが、
    おそらく生まれて以来、明けても暮れても夫婦は喧嘩ばかり。
    罵り合いの続く中で眠り、目覚めるメイジーの暮らしぶりに、
    見ているこちら側まで気が滅入る。何なんだ一体この家は!
    やがて離婚する両親だが、互いに親権を譲らず、メイジーは
    10日間ずつ、彼らの家を行き来することに。
    程なく父親は、元々ベビーシッターだったマーゴと再婚。
    すると母親も、バーテンダーのリンカーンと再婚(バカな!)
    自己愛しか持たない人間が相手を思い遣れるはずがない。
    当然次のパートナーとも喧嘩が絶えなくなり、関係が冷える。

    ここでもメイジーは、じっと大人達を観察する。
    自分を可愛がってくれるマーゴとリンカーンが大好きになった
    メイジー。しかし彼らは本当の親じゃない。そこまでの権利が
    彼らには持てない。親権を主張してはメイジーを振り回す両親。
    特にロックスターの母親は、都合のいい時だけ逢いに来ては
    メイジーを連れ回す。学校の送り迎えにも行かず、それぞれの
    パートナーに子育てを押し付けては、仕事に没頭する両親。
    今まで独りにされても決して泣かなかったメイジーが、
    ポロリと涙を流す場面、そして母親に決意を示す場面は必見。
    どんなに好きでも、どんなに愛してくれても、ダメだこりゃ~と、
    6歳児にして気付いちゃう悲劇。こんな切ない話があるか。

    やがてメイジーが大人になった時、
    彼女を大切に育ててくれた人のことも、身勝手だった両親のことも
    しっかりと受け止める日がやってくるのだろう。
    どうかこんな状況を生き抜くメイジーが幸せに育つことだけを、
    あの愛らしい瞳に祈りたい。幸せは自分で掴みとるのよ、メイジー。

    (どっちが大人でどっちが子供…。親を育て直した方がいいくらい)

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告