百瀬、こっちを向いて。|MOVIE WALKER PRESS
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百瀬、こっちを向いて。

2014年5月10日公開,109分
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女性から人気の中田永一のベストセラー小説を映画化したせつないラブストーリー。幼なじみの先輩のため、先輩に思いを寄せる女の子と疑似恋愛をすることになった少年のほろ苦い青春模様がつづられる。元ももいろクローバーの早見あかりがヒロイン役で長編映画初主演を務める。監督は「NO MORE 映画泥棒」などの演出を手がける耶雲哉治。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

講演のために母校を訪ねた作家のノボルは高校時代の“嘘”を思い出す。15年前、女の子と無縁な毎日を送っていたノボルは、幼なじみの瞬の紹介で隣のクラスの百瀬とつきあう事に。瞬には徹子という彼女がいて、百瀬との交際のウワサを消すのが目的だった。実はそれは瞬と一緒にいたいと望む百瀬の提案で、その日からノボルと百瀬の疑似恋愛が始まる。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2014年
製作国
日本
配給
スールキートス
上映時間
109分

[c]2014 映画「百瀬、こっちを向いて。」製作委員会 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.6
  • くりんごん。

    4
    2015/11/12

    いきなり列車の中のシーンで始まり、高校時代を過ごした故郷で学生時代の先輩に出会うシーンに続く。流れから韓流映画を思い出したが、話の展開が意外に面白い。青春時代のほろ苦い経験を思い出させる秀作である。三角関係に巻き込まれた主人公と二股を駆けられた女学生が疑似恋愛を演じ、翻弄される。結局疑似は疑似でしかなく、ラストは思わず苦笑い。監督の演出の上手さと原作を脚色化した脚本家に拍手を贈りたい。

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  • なみ

    1
    2014/6/8

    初恋は叶わない。そう思って見れば楽しめるかもしれない。主人公の男の子の親友の言動が良かった。
    届かないくらい遠い存在の人を好きになったほうが、努力する幅が広がるのかもしれないと感じた。

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  • ひゃん

    4
    2014/5/25

    作家の乙一が中田永一という名前で発表した作品。
    そう聞いて、俄然観る気になった私。
    実のところあまり食指が湧かなかったのだ、ももクロは
    まぁ分かるんだけど、脱退した早見あかりを知らないし、
    ふ~ん…とポスターを眺めていたら、あらビックリ!
    すんごい近所で撮影していたんだ、これ(爆)
    というワケで、よく観に行くシネコンにはデカデカと
    彼女のサインが飾られていました。わ~そうでしたか。

    切ないラブストーリー…といえば確かにそうなんだけど、
    さすが乙一、主人公をはじめ人間が傷つけられる描写が
    ハンパなく残酷。確かに中高生の頃って○○先輩~♪とか
    いうのに憧れて、あんな風に大騒ぎしてた時期があった。
    当然そのカッコいい先輩にはこれまた美人の彼女がいて、
    はぁ仕方ないよねvなんて溜息をついた女子は多いと思う。
    やはりその頃は、見てくれが一番!(切実だよ)美男美女で
    ワンセット。という括りだからこそ盛り上がった学生恋愛。

    しかしそういう先輩に本気になってアプローチしてしまい、
    二股かけられてその上「こいつと付き合っているフリ頼む」
    なんていう残酷な提案をされる主人公の相原と当事者百瀬。
    こういう時の男の気持ちは、今なら分からないでもないが、
    実はこの先輩にも生活絡みの問題があったことが判明する。
    何ていうか…たかが恋愛。されど恋愛。初めての恋をした
    純粋な男の子の初々しい感情と、それに気付きながらどう
    しようもない片想いの苦しみを二人は感情豊かに表現する。
    どうして私が好きになる人は、私を好きじゃないんだろう。
    …学生の頃、単純にそれを矛盾化させていたのを思い出す。

    作家となった30歳の相原が久しぶりに故郷の母校を訪れる。
    向井理が演じているのだが、相変らず口ベタで人間恐怖症の
    ような性格が面白く、再会した先輩の彼女ともぎこちない。
    彼がどうしても聞きたかった「あること」が明かされる後半、
    絶対そうだろうと思っていたことが、やっぱり当たっていた。
    …オンナをなめんなよ。(自分でも、あぁ怖い)
    満面の笑みで「幸せ!」と言い切る女の業に凄味すら感じる。
    同級生に同じような結末を手にした子がいたのを思い出す…

    卒業してしまえば、もう誰とも逢うことなく大人になった、
    この辺の描き方も秀逸で、主人公なりの歩みが感じとれる。
    懐かしく思い出せるようになったのは歳をとって成長した証。

    (やや鼻づまりの声が気になった早見。あの髪形はどうなの^^;)

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    ネタバレあり
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